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納豆パスタの誘惑。

 なぜかたまに、夜に納豆パスタが食べたくなるときがある。お昼ではなく、夜。納豆蕎麦でもなく、納豆パスタ。それも無性に。
 パスタはランチで食べるものだという感覚があるから、基本お家での夜ごはんにパスタは選ばないのだけど、この食べたい衝動が起きたら例外。無条件で夜パスタが私によって承認される。

 私の作る納豆パスタは、正確に言うと「和風納豆カルボナーラ」だ。材料は、卵と粉チーズ、バターは必須。そのほかは、刻みニンニクとめんつゆに、気持ち程度の牛乳とパスタのゆで汁。
 毎回そのときの気分と冷蔵庫との相談で、キムチを入れたり鷹の爪を炒めたりして、アレンジも楽しむ。納豆パスタへの愛が止まらないので、この辺にしておこう。

 今日はちょっと豪華に、いただきものの明太子を!

大葉も刻んでトッピング

 写真撮影もそこそこに、いただきます。あれ、今日のはいつもより上手にできた気がする…なぜだろう。納豆がいつも買うものと違うからか、ニンニクと玉ねぎを弱火でじっくり炒めたからか、やはり明太子のおかげ?いやいや、バリラがいつもよりちょっと太いからかしら。

 大きな期待もせずに作った料理が予想以上に美味しいと、それは急にごちそうになる。金曜日の夜だから、特別感はなおさら。
 しかし、いつも目分量で作るので、二度と同じ味は作れないのだというのも、わかっている。なんて切ないのだろう…
 そう考えると、料理人は毎回同じ味を提供するのだから、只者ではないなとつくづく思う。まさに職人だ。
 職人ではない私の夜ごはんこそ「シェフの気まぐれ」メニューと呼べるのでは?なんて都合の良いことを考えながら、最後まで飽きずに平らげた。ごちそうさまでした。

 話は変わって、一週間が終わる。ゴールデンウィークに特別な予定はないけれど、天気が良ければ少し遠出をして公園にでも行きたいなぁ。そういえば、かつて水元公園に遊びに行ったら急な雷雨に遭い、ずぶ濡れになって爆笑しながら恋人とバス停まで走ったのも、ゴールデンウィークだった。あれは何年前のことだろう…また、訪れてみようか。天気予報をしっかり確認して。

【ミフィ子の寝言】
カブは、煮物で柔らかくなった食感が苦手なので、マリネにしてシャキシャキに。葉と茎の部分はちょっと苦い。

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