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バランスをとる一年

長年お世話になっているネイリストさんと、
ブログについて話をしていたら、
久しぶりに書きたくなった。

既にもう年末、
今年一年を振り返りたいと思う。

今年のテーマは《バランス》だった。
何も大層に年初にテーマを決めていたわけではなく、今一年を振り返ってみて
《バランス》という言葉をよく頭の中で繰り返した一年だったというだけだ。


ちなみに昨年は、
《相手は自分の鏡》がテーマだったように思う。
この言葉のおかげで自分が大きく変わった実感がある。
(これについては昨年のことになってしまうので、
今回は割愛するが、またどこかで書きたい。)



大学何年生かの誕生日、
クラスメイトたちがお祝いメッセージの寄せ書きを贈ってくれた。
その中にあった担任教授からのメッセージに、
お祝いの言葉と共に「バランス感覚抜群!」と書いてあった。

当時は深く意味を考えなかったが、
先日部屋を片付けているときこの寄せ書きを発見し、
改めて言葉の意味を考えたのが、私がバランスを意識し出したきっかけである。

栄養バランスが偏らないように食事に気をつかうのは当たり前のことだったが、
そのほかでバランスについて考えた事は今まで無かった。

きっかけがあってからは、
自分が「今どこが偏っているのか」を、たまに考えるようになった。

仕事においても、
何か一つの感情に支配されてバランスを崩していることにすぐ気がつくようになったし、
自分の心、家庭、さまざまな所で偏りを見つけ、
どうするべきかを考えたことで、
早めの解決に至っていたと思う。


自分にとっては
バランスを意識する=客観的に自分を見るための助けになるものとなったのだろう。

仕事で関わるお客様にも、
バランスを取る、という言葉をよく使った一年だった。


あのとき教授がどんな意味で「バランス感覚抜群!」と書いてくれたかは分からないが、
無意識のうちにバランスを取る、ということが出来る部分と、
そうではない部分が私にはある。

何年か越しに、
いただいた言葉が自分の中で生き、
生活のひとつの指針となった。


大学生活に良い思い出は殆ど無いが、
沢山の財産を得たことは確かだ。
自分の「大学時代を暗黒時代と思いすぎている偏り」を感じつつ、
今年一年楽しく生活が出来たことに感謝をする。



では。 

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