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息子と二人で移住してみて思うこと

移住してみて思うのは
あの時の決断は間違っていなかった

この一言に尽きます😊

2019年4月1日に
息子と二人で東京から香川へ移住して
現時点で約3年半強が経過しました。

両親共に東京生まれで
東京と埼玉で育った私には
田舎はありませんでした。

そして都会好きな私は
東京での暮らしが大好きでした。

そんな私が移住することになるとは
正に想定外中の想定外(笑)

人生とは実に面白いものです🤣

こうやって毎回想定外の出来事が
私を新しいステージへと
連れていってくれます。

これぞ人生の醍醐味です。

移住するきっかけとなったのは
2017年の秋に当時4歳の息子を連れて
二人で参加したモロッコの企画旅行でした。

様々な場所を訪れましたが
中でもサハラ砂漠に行った時のことです。

息子は雄大な景色には一切目もくれず
(子供あるあるですが😅)

世界一大きな砂漠で思う存分贅沢な
お砂場遊びを満喫し(笑)

雄大な砂丘を元気いっぱい
走り回る姿を見て

その時初めて
「移住して息子を自然の中で育てたい」
そんな風に思ったのを覚えています。

帰国後は早速移住について
地方出身の友達から情報収集したり
数ヶ月にわたってあれこれ調べましたが

ピンと来る場所もアイディアも湧かず
また状況的にもクリアしなければならない
問題が山積していて

移住案はそのまま暗礁に
乗り上げることとなりました。

当時は私の人生でも最も低迷期とも
言える時期だったので

いつしか日々の様々な出来事に追われ
移住のことはすっかり忘れていました。

そして気がつけば人生の激流に流され
もみくちゃにされながら

にっちもさっちもいかない状況に
なっていた時期にふと移住のことを
思い出したのです。

そこからは移住に向けて
とんとん拍子に話が進んでいき

当初予定していた淡路島への移住から
二転三転し

最終的には友人とのご縁で
香川県への移住が決まりました。

こうして私と息子の移住生活が
幕を開けることとなったのです。

それはまるでこれまでの人生が
過去生のように思えるほど

何から何まで東京時代の暮らしとは
違っていました。

見るもの
聞くもの
触れるもの

食べるもの
出会う人々
起こる出来事

とにかく全てが初体験の連続でした。

更に山も海も川も
雄大で美しい自然が身近にある生活は

まるで長期旅行にでも
来ているような気分にさせてくれました。

移住のきっかけとなった友人も
懐の深い器の大きな
肝っ玉母さんのような人で

私たちのことを
まるで家族のように温かく迎え入れてくれ

東京で疲弊仕切っていた
私の心は急速に回復していきました。

一方で子育ては
新天地へ移ったところで相変わらず
なかなかうまくいきませんでした😭

そこから数年悲喜こもごも
紆余曲折を経て

ようやく息子が香川での暮らしを
心から楽しめるようになるまでには
2年近くかかりました。

そして運良くありのままの息子を
受け入れてくれる四国では最も歴史のある
フリースクールとの出会いによって

周りの大人達にも
温かく見守ってもらいながら
気の合うお友達にも恵まれ

今では私以上に流暢に讃岐弁を使いこなし
香川での暮らしを心から楽しんでいる
様子を見るにつけ

「移住して息子を自然の中で育てたい」

そう思ったことは間違いではなかった
と改めて感じています。

もちろん人生には何一つ間違いなど
ありませんが

それでも親としては子供の心からの笑顔を
見ることができなければ

自分の決断を後悔していたかも
しれません。

住めば住むほど好きになり
新たな魅力に気づき

今でも新鮮な気持ちで毎日を過ごさせてくれる
大切な第2の故郷。

先のことは分かりませんが
とにかくまだしばらくは

息子と共に切磋琢磨しつつ
共に成長していきながら

香川時々東京という生活を
楽しんでいきたいと思います。

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