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片付け下手が本の言うことを聞いてみたら、服の数は減ったのにおしゃれがしやすくなった!

片付けが、苦手です。

来客前に、焦りで思わずイライラしながら大慌てで片付ける。
毎晩寝る前に散らかった部屋を見て子どもを怒鳴り飛ばして、文句を言いながらベッドに入る。

何度も片付けにトライしたものの、数日後には結局リバウンド。
そんな自分に、ほとほと嫌気がさしていました。
――ということで。
世に数多ある片付け本の中から、1冊をとことん突き詰めて言われた通りにやってみる、という実験を始めることにいたしました!

今回、私が実践書として選んだのは・・・「片付けてるのに片付かないので、東大卒の整理収納アドバイザーに頼んだら部屋が激変した」。


本日のお題|クローゼット

さて。今日のターゲットは、「クローゼット」。

昨夏、家のリフォームを機に洋服を大幅に手放した私。

というのも、リフォーム前は、狭めの1部屋がまるっと夫婦のクローゼットルーム。無印の支柱と棚をパズルのように組み合わせて、完全カスタマイズの収納にしていました。が、リフォームではそこを子供部屋にすることに。そこに収納していた服はどうするかというと……寝室の一画に作りつけられたWIC(ウォークインクローゼット)にまとめる必要が。

それまで6畳くらい使って置いていた洋服たちを、1畳くらいのスペースにまとめるって……いやいやいや、無理でしょ!!!!

――でも、やるしかない。そこで、洋服は減らしに減らして、夫にもプレッシャーをかけて、何とか詰め込みました。

何とか詰め込みました。この奥には、ひな人形まで眠ってる……

WICって言っても、本当に狭いんです。ハンガー用のバーはL字型で、収納もしにくい。長い方のバーを夫にしぶしぶ譲り、私の洋服は正面のバー1本分。そして畳む系の服は、別置きの引き出し2段に収納しています(シーズンオフの洋服はこの上の棚に置いている)。

使いやすいかと言われれば、ものすっっっごく使いにくい。けれど、リフォームに伴ってあちこちのレイアウト変更が急務!洋服はとりあえず詰め込めたから、まぁいっか!――そんな状態で放置していた、こちらのクローゼット(+引き出し)。これを機に、ようやく手を付けることにいたしました!

「いる・いらない」で分別せず、
自分軸を探るべし!

まずは、「いる・いらない」「着る・あまり着ない」……と服の分別を始めたくなりますが。ちょっと待った!!!

  • 直近2週間での着用頻度を振り返る

  • 単品ではなく、コーディネイトできるかで考える

  • それを通して自分の癖や傾向も探る

――ふむふむ。

◎概ね無駄なし!それでもやっぱり陥りがちな罠はある!

ということで、私もこの基準に倣ってやってみると、まずはこんな大きな気づきが。

● リフォームの際、大物はかなり選りすぐり済み
● 骨格&パーソナルカラー診断のおかげで、似合う&着やすいものがだいぶわかっている
● この秋冬は、「服を買わない」と決めて過ごした

→ 手元に残った服は、頻度高く着るものに概ね絞ることができている

まずは安心できたのですが……それでもふるいにかけた結果「不要」と判断した服は以下の写真の通り。思ったより多かった。これらをどうして不要と判断したのか、さらに分類してみました。

①品質に難あり
片方だけになった靴下・ゴムが伸びた・見えにくいところに穴が開いているなど、品質が劣化したもの。これが私の場合圧倒的に多い!
今回捨てる=足りなくなるので、何を買い直す必要があるのか書き出しながら作業して気づいたのですが、インナーやレギンス、ソックスなど、「いざ必要な時にないと困るものだから、念のため取っておこう」と思いがちなんですね。

<教訓>
劣化したら「買い足すものリスト」に反映して、ためらいなく処分すべし

②着心地に難あり
これらは、「着るときにひと手間発生するもの」たち。静電気防止スプレーが必要・袖のリブが緩めなので家事しにくい、などですね。気に入っていないわけではないけれど、似た別のアイテムがあれば迷わずそちらを選ぶので、スタメンから外れていく。

<教訓>
ひと手間かかる服は買わない。買うなら「絶対に必要なシーン×似たアイテムを持っていない場合」に限る

③デザインに難あり
年齢を重ねた今、もう出番はない
であろうものたちがコレ。キャミソールはこれまでも「レイヤードするときのインナー」ではありましたが、インナーと言えどももう着ることはない。だったらもはやタンクトップを選ぶよね、ってことで。

<教訓>
年齢に合わないアイテムは、コンディション問わず手放すべし。

④コーディネイトに難あり
ワンピース付属のベルトとか、もともと苦手で活用しにくかったストールとか。どっちも使い道はないけれど、かさばらないし、まぁいっか!って放置しがち。

<教訓>
ファッション小物を買うなら、アクセサリーで変化つける方が得意。ファッション小物を使いこなせない自分を認めて、手を出さない!

自分の傾向がハッキリと浮き彫りに。そして今後の改善点も見えました!

そして、Afterは……

先ほど①~④で処分したもののほとんどは、実はWICではなく、引き出しに入っていたもの。故に、ハンガーの量はほぼ変わらなかった。むむ、どうにかできないものか?

そこで目を付けたのが、下の写真の矢印の先!

夫エリアにかかっているこのアイテム、無印のシャツホルダー。

幅は30cm。たかが30cm。されど30cm!

これに、ストールとか入れてたんですが……④の処分で気づいた!これに入れているもの、少量&たまにしか使わないものばかり。ってことで、再配置しなおすことでケースをまるっと撤去できました!

その結果が上の写真。見た目はゴミゴミ感が変わらないのですが……

シャツホルダーを撤去してゆとりができた(けれど取り出しにくくはある)スペースに、よそ行き服を集め、正面には普段着を中心に配置。服の見通しが良くなり、出し入れもしやすくなりました!

おしまいに

見た目に劇的な変化はなかったものの、それ以上に使い勝手が向上したクローゼット。

残っているのはスタメン服のみ。さらに、服の出し入れがしやすくなったから、「本当はあっちがいいけれど、取り出しにくいからとりあえずこっちでいいか……」という選び方をしなくなる。

本当に着たい服にアクセスでき、TPOに合わせたコーディネイトが迷わずしやすくなりました。

片付け下手が、本の言うことを聞いてみたら・・・・・・

洋服の数は減ったのに、おしゃれがしやすくなった!


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