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この世に男女平等なんてないんだ!


我が家は、今の世の中を反映してか、夫が自宅で仕事をするようになりました。そして、外で仕事をする私に代わり掃除、炊事はもちろん気が向けば頼んだこともしてくれるようになりました。

案外と料理は私より上手で、帰宅すると部屋はきれいに片づき、今まで気が付かなかった夫の能力に感動している毎日…。もちろん、毎日本心から褒めたたえ、感謝の気持ちを表現しています。

現代は、女性は~しなければならないなど、差別や偏見は全く見られなくなり、むしろ男性のほうが女性の尻に敷かれ、コロコロと手のひらで転がされている方が多くなってきましたね。

最近では出勤前にゴミ出しをしている男性の姿もよく見かけるようになりましたので世間的にもこの風潮は加速しているのでしょうか。

職場においても、男性が女性上司に指示を受けたり指摘をされたりと、案外女性の方が有能で頼りにされていることが多いような気がしています。

しかし、これは単なる仕事としての役割の分担であり本来の性の役割ではありません。

もともと両性具有であった生物が、種として在り続けるためには、女性が男性を活かして動かすことが必要です。

家族や組織がいつまでも在り続けるためには、やはり女性の底力は必要です。底が抜けてしまっては、家庭も組織もどん底です。


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❶男は女と子供を命がけで守る生き物。カマキリに学ぶ分業

ーーーーー 生きるための力は、性能力です。カマキリは、子孫繁栄のために交尾の最中にメスがオスを頭から食いちぎり自らの栄養源とします。これから生まれてくる子供たちのために栄養を蓄えることは、自分よりも種の保存を願う母心。カマキリにこのような心があるかはわからないけど、絶頂の瞬間に頭をかじって絶命させるのは、メスの優しさであり、されるがままも父心です。

生物の本能は理屈では説明できない分業です。だからこそカマキリは今の時代も強くたくましく生き続けているのです。


❷ジェンダーという言葉

ーーーーー 1960年代にジェンダーという言葉が生まれてから、「男らしさ」「女らしさ」という性としての在り方が問われるようになりました。私の生まれた年代も、男はズボン、女はスカートという風にある意味決めごととして刷り込まれていきましたが、なぜか私は人形やかわいい洋服には全く興味がなく、かっこいい正義の味方や戦闘物に惹かれていきました。

結局、ジェンダーが議論されたとしても、その言葉があるから「~らしさ」を考えてしまうわけだが、言葉のおかげで、自分の存在を知ることができた人もいるわけです。個々の存在が置かれた環境で社会的に役割を果たすことができれば、フェミニズムという思想も必要ないですね。


❸更年期~祖母の役割

ーーーー 戦後の日本人は、日本の歴史と伝統を否定し全てのことを知識で判断するようになりました。競争社会が形成されて勉強して知識を積み昇進していくことが正しいことだと教育されてしまい、知識と智慧は一緒であると勘違いしている人も多いですね。

人が生きる上で一番大切なものは智慧。生き抜くための生命の根源です。

性交の時、女性の膣に出される精子は約一億と言われていますが、そのうち子宮の入り口に到達するまでには半分に減ります。卵巣は左右にあるので左から排卵された場合、右に入った精子は届かないため、私たちが生まれるということは相当厳しい苦難の道です。

このような厳しい環境で生まれた命だからこそ立派に生きてゆく力があり、カマキリや他の動物にはない智慧が備わっているのです。

理屈では語れませんね。

日本人の「道徳心」はこのような両親への感謝や先祖を敬う心から来るものです。今ある環境と生まれてきた命に感謝して生きることが性を超えた生き方であり細胞が活かされる仕組みです。

妻が夫を敬うと夫は妻を大切にします。その子供は両親を尊敬し、その「いのち」が循環していきます。お互いが感謝すると、不公平もないですね。

日本人の道徳心が薄れていく中で更年期世代や男女差別や偏見を生き抜いた祖母だからこそ、伝えていかなければならないことです。



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