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ドイツの労働環境はなぜ最強なのか


思春期の時、本当にドイツが嫌いで日本の方がキラキラしていて
高層ビルとか最先端でって本当は思っていた。

でもなんで今では本当に嫌いです。
なんでかって?
もうね。答えは一つ。

ナチスに感じるから。

政治への無関心さ。
アメリカへの憧れ。
とりあえずキラキラした人、
凄そうな人に任せればいいという受け身な体制。
危なすぎる。

今のままだと同じ歴史を繰り返すことになるのを
全国民が自覚しないと本気で危ないと思う。

ではこれが本題である
ドイツがなんで最高な労働環境なのか
と関係があるの?

それはドイツではみんなが選挙に行って
最強な労働環境を得るために必死に戦ったから。

実は私がドイツにいた時は
ドイツのギムナジウムは高校4年までありました。
でも政府は世界基準になるために1年減らすといい、
本来13時までだった授業が16時まで追加されるとの。

そんなん嫌じゃん???
自由時間減る。
勉強時間が増える。
早く家に帰りたい。

学校増えるとか無理すぎ!

で何が起こったかというと。
全学生が授業ボイコットして街に出てストライクした。
本気で戦った。

結果、みんなの考えが自己中にすぎなくて負けたけど笑

でも自分たちの意見に対して本気で戦い、
動き出すことがごく普通であり、
政治に対して本気で向き合っている証拠でもあります。

ストライキなんて結構日常茶飯事だけど、
日本ではそういうの『意識高い系』って他人事のように見下すよね。

多分日本で急に授業増えまーすって言われても、
ツイッターで「無理すぎー」って呟くが増えるだけで
実際に行動を起こして反抗する人はかなり少数かほぼいないんだろうな。

でも政治家は万歳でしょう。
だって政治に興味を持ったら
今の日本の政治家が不利になるんだから。

学生だけではない、
これがそのまま大人になるんだから
結果政治に無関心
会社に貢献して満足するだけで
実際に日本にどういう影響を与えて動いているのか
理念として存在しても、本気で思って動いている人って
どれぐらいいるんだろう。

グローバル化。世界に飛び立つ。
とかいう前にまずは日本の中身を見てくれ。

今の労働環境に不満がある人は
会社に訴えるのではなく、まず政府に訴えろ。

ドイツの労働者はほぼ全て
法律によって守られています。

労働時間、睡眠時間、
有給は
病欠のための有給を6週間分
旅行のための有給が6週間分
そのほかには公的手続きのために
銀行や市役所など行かなくてはならないための有給など
存在する。

残業は残業したぶんだけ有給(旅行用)に変わったりもする
貯金制度もある。

ここまで来るのにどれだけ苦しい戦いをしたのかは
ぜひ自分で調べてみてください。
(もしくは中央大学に保存されている私の卒論を読んでみてください)

各労働組合が、血を流すまでストライクをしたこともあったんです。
そこまで自分たちの人権を守り、
政治に支配されないためにも戦っているのがドイツです。

私一人では日本を変えることができなくても
こうやって発信することでしか日本を変えることができないと思っています。

そして自分の考えを本気で応援してくれる今の会社。
政治のことだけでなく、働き方もそう。
人間的な働き方があるだと自覚をすることも大事。

でも今回はそれ以前に、
根本的な話をしました。

今までの歴史から国民性が生まれ、文化が生まれるのですが、
その差が最も見えるのが政治だと思います。

日本は本当に惜しい。
外からみたら最高の国です。
観光客として客としてくるのであれば。
でも住むのは地獄って悲しくない?

だから日本を変えたい。
その第1歩としてまずは今の日本現状を伝えること
そしてその上で政治への興味を持つことが重要であると伝えたい。

政治なんて難してわからない><
選挙行っても馬鹿だし迷惑>< とかいうやつ。
詳しくは中田のユーチューブ大学を見てくれ。
私よりももっとわかりやすく
幼稚園生でも理解できるほど政治の参加の仕方を教えています!!




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