まいてぃの高校生活 in Korea(2)
時は流れ、ソウルでのインターナショナルスクール生活初日に。
インターは日本とは違い九月から新学期がスタートするので初日は全体集会からスタートでした。クラス発表や新しいメンター(担任)の先生の発表で盛り上がる学生たち。とりあえず雰囲気でクラスの列に入り込み静かに座って様子を見ていました。
皆、英語ができない日本からの転校生には興味がないらしく、イメージしてたほどの注目は浴びませんでした。インターは学期が変わると転校生がやってきたり転校して行ったりと人の移り変わりが激しいので転校生なんて珍しくないのです。当時も私以外に七人ほど同じ学年への編入生がいました。
そこで私に話しかけてくれたのが、クラス委員長的な存在だったAとG。特にAはアメリカ🇺🇸で生まれた韓国人なのですが英語も頭も一流で、のちにアメリカの某有名大学コロン○ア大学に入学しました。Aとは本当に色々な事があったのですが、それはまた今度お話ししようと思います。
そして初めての授業、ここで事件が起こるのです。先生がなにかをいっている。分からない😱クラスメイトが助けようと何か言っている。これもわからない!全てが宇宙語のように聞こえました。恐怖で頭がまっしろになりそうな私に追い討ちをかけたのはクラスメイトの言葉でした。私、実は少し韓国語がはなせるのですがそれを知らない韓国人学生たち。私の目の前で陰口(もはや影でもない)をはじめたのです!😢
内容はあまり覚えていないのですが、なんでこいつが私たちのチームなのーとか、日本人かよとか結構辛辣なことを言ってくる彼女たち。どちらかというとキャピキャピしたグループだったのできっとお荷物をチームに入れられたのが嫌だったのでしょう、、、。自覚はしてるけど面と向かって言われると傷つくものがありました💧💧
がびーんとしていた時、話しかけてきてくれたのがちょっとお喋りなM氏。彼は私が英語できようができまいが御構い無しに、とりあえず韓国の歴史について教えてやるから一緒にキョンボックン(明洞近くにある宮廷)へ行くぞと誘ってきてくれました(後日友人数名とM氏の韓国歴史ツアーに連行されました)。
ショックあり、友達ができた安心感あり、英語が全くわからなかった恐怖ありで1日を終え、放課後。ここからが私の腕の見せ所!
インターでは日本とは違い、部活ではなくシーズンごとに入るクラブを決めれる事が多く、特にスポーツは一年を通してではなく三ヶ月という短い期間にトーナメントとリーグがどっとつまっています(とはいっても練習週二回試合一回とかですが)。部活のシステムに慣れていた私にはなかなか慣れないものがありましたが、シーズンのいいところは実力さえあれば色々なスポーツチームに入れる事。スポーツにはすこし自信があった私は英語ができない分、ここで人気者になりたい!とはりきっていました。
幸いにもシーズン一番のスポーツは私が一番得意なバレーボール。中学毎日部活でバレーをして、一応部長だっただけあり(市大会で二回戦負けでしたが)他の生徒よりはバリバリスパイクもパスも上手くて一気に注目の的になることに成功したのです!周りからは拍手とおおーというざわめき。正直韓国人が運動しなさすぎるだけな気もしますがとりあえずそれが幸いして学校代表のチームに入る事ができたのです!高校で海外留学考えている中学生、部活は絶対ためになるから頑張って伸ばして欲しいです。
そこでコーチに呼ばれ、言われた一言。
You,キャプテンやりなよ。
えーーーーー!英語できないのに、しかも10年生(高1)でいきなりーーー??
続く。
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