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【思考法】ブレストって役に立つの?

はじめに

ブレストとはブレーンストーミングの略で、アイディアを自由に出して方策を考えるミーティングのことです。アメリカの実業家アレックス・F・オズボーンによって考案された会議方式とのこと。

 文部科学省:ブレーンストーミングのやりかた
その他にもWebに多くの記事があるようです。

ブレストの基本ルール

・アイディアを出すときには実現可能かどうかは考えない
・判断、結論もしない
・人の意見を批判しない
・質より量を優先する
・アイディアを組み合わ発展させてもよい

失敗する要因

最近の企業では効率が良くないことからあまり行われていないようです。
その理由は、
・グループでアイディア出しをすると、人の評価が気になり自由な発想が言えない。
・グループででる意見に同調して似たような意見しかでなくなる。
・上司の顔色をうかがいながら忖度してしまう。
などが挙げられます。

失敗バターン

・そんなことはできっこないよと相手の意見を否定してしまう
・参加人数が多すぎて、一人一人の発言は減ってしまう。
・参加人数が多すぎで、収集がつかなくなる。
・雑談に終わり、成果がでない
・自由な発想の意見も記録が漏れる
・過去の成功事例に流されてしまう
・メンバー間のコミュニケーション不足で、発言するのに気を遣う
・参加メンバーの知識に偏りがある

プレストをうまく成功させるには?

・司会や書記の役割を決めておく
・知識範囲が偏らないように各部門の専門家を集める
・個人での思考時間を5分間ほど設定しポストイットに書き出してもらう
・漠然としたアイディアを相互フォローして具体化していく
・What(何をやるのか)とHow(どうやるのか)を分けて考える
などが挙げられます。

オズボーンのチェックリスト

アイディアを改善したり、結合させたりする手法として以下があります。
・転用:他に使い道はないか
・応用:他からアイディアが借りれないか
・変更:やり方または対象を変えてみたらどうか
・拡大:大きくしてみたらどうか
・縮小:小さくしてみたらどうか
・代用:他のもので代用できないか
・置換:別のものに置き換えてみたらどうか
・結合:組み合わせてみたらどうか

ブレストを成功させるには、メンバーが相互の意見を尊重して、それに乗っかり、ほめあって、広げていく心構えが大切です。ブレストをうまくやることでチームワークが良くなる事例もあります。硬く考えずにポジティブにぶっ飛んだ発想をしてみましょう!!


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