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「久子ばあばと考える ☆戦争と平和☆ 参加レポート」

(1)開催日時: 2022年 8月6日(土)16:00〜17:30 
(2)主催:JAPAN IPC さま 
(3)費用等:無料。オンラインzoomにて開催。 
(4)参加者:未来Miku

8/6に行われたオンラインイベントに参加しました。
1945年8月6日は 広島に原爆が投下された日になります。その当時、東京の目黒に住まわれ、13歳だった「久子ばあば」 さんに戦争での体験をうかがい、戦争と平和について参加者で考えてみました。

★主催
IPCはアジアを中心とした国際社会で活躍する人材の育成をテーマに設立され、「本物の平和」と「本物の人材育成」について考えている団体です。
(Twitter : https://twitter.com/ipc_tl

★講師
久子ばあば さん
1931年生まれ。現在91歳。日々の出来事や戦争体験等をブログで情報発信中
https://hisakobaab.exblog.jp/profile/

「ひさこばあばのむかしむかし」というYouTubeチャンネル公開
https://www.youtube.com/channel/UCuqsdIduvd4fvzap1q4RW3g/videos

私自身のHPの方には「久子ばあば」さんが話してくださった戦争体験談を記事としてアップしています。
食糧難の時期を生き延びた知恵・防空壕へ何故避難しなかったか・日本の家屋を燃やすために焼夷弾が使われた…など学校の授業では習う事のない、戦争の体験者だからこそ身をもって知った事実もシェアしてくださいました。

未来mikuのデータログ
https://www.miku-datalog.com/post/hisako-war

こちらのnoteにはその内容を踏まえ、SDGsの目標16「平和と公正をすべての人に」について改めて考え、関連記事の方をアップしています。

①「SDGs 【Sustainable Development Goals】(持続可能な開発目標)」とは
2015年9月の国連サミットで採択された、17の項目とそれらを達成するための169のターゲットからなる国際目標になります。国連加盟193か国が2016年から2030年の15年間で達成するために掲げた目標です。
https://imacocollabo.or.jp/about-sdgs/17goals/

②今回、改めて考える項目:SDGsの目標16「平和と公正をすべての人に」
持続可能な開発に向けて平和で包摂的な社会を推進し、すべての人に司法へのアクセスを提供するとともに、あらゆるレベルにおいて効果的で責任ある包摂的な制度を構築する。

武力や暴力で一時的に人々を抑えても、それは持続可能な開発目標にはならないと私は考えます。したがって「平和にするため」という口実のもとに戦争が行われても、人々が納得しているわけではないので「平和」からは遠ざかってしまうと思います。

では…戦争が起きていなければ「平和」だといえるのでしょうか。

★軍事的な戦争が起きていない日本は平和であると言えるのだろうか?

(1) マザー・テレサが日本に来日し、上智大学での講演時の言葉
「物質的に豊かである日本にも精神的に飢えている人が大勢いること、その人たちの飢えに気づき、周りの者が救いの手を差し伸べなくてはならない」
https://www.sophia.ac.jp/jpn/aboutsophia/sophia_spirit/itd24t0000000d7f-att/itd24t0000007ml6.pdf

(2)
若い世代の「死因トップが自殺」はG7で日本だけ(2020年の調査データ)
厚生労働省がまとめた2020年版自殺対策白書によると、20歳未満の自殺者数は2000年以降では最多となった。遺書などから推定できた原因・動機を1人につき3つまで計上した結果、延べ618人中、学校問題の202人が最多で、健康問題(138人)と家庭問題(116人)が続いた。
https://www.nippon.com/ja/japan-data/h00857/#:~:text=%E5%B9%B4%E4%BB%A3%E5%88%A5%E3%81%AE%E6%AD%BB%E5%9B%A0%E9%A0%86%E4%BD%8D,%E3%82%82%E3%81%AE%E3%81%A8%E3%81%AA%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E3%80%82

(3)
世界幸福度ランキング(2021年のデータと記事)
「World Happiness Report 2021」による世界幸福度ランキングで日本は「世界56位」。主に次の6つの項目のアンケート調査を中心に選出されている。
1.人口あたりGDP
2.社会的支援(ソーシャルサポート、困ったときに頼ることができる人がいるか)
3.健康寿命
4.人生の選択の自由度
5.寛容さ(過去1カ月の間にチャリティーなど寄付をしたかなど)
6.腐敗の認識(不満、悲しみ、怒りの少なさ、社会、政府の腐敗が蔓延していないか)
https://president.jp/articles/-/44422?page=2
記事中においては「自由度」と「寛容さ」が日本においては足を引っ張っていると分析されている。

上記、データと記事から、軍事的な戦争が起きていなくても、自分にとって「心・精神的に平和な状態」でないならば「平和」とは言えないのではないかと私は考えました。
なお、「心・精神的に平和な状態」については個人の考え方や信念に影響されると私は思います。
今回、「久子ばあば」さんのお話を聞いて、戦争中の大変苦しい時期でも「絶対に生き抜く」「正しいと言われている方法でも違うと思ったら自分の考えを信じた」という強い信念を持って生きた結果が、自分の「幸せ」「平和」につながったように思いました。
一人ひとりが幸せで平和になることによって、争いごとのない優しい世界に少しずつ変わっていくように願いたいです。そして、これは幅広い意味では「SDGs 【Sustainable Development Goals】(持続可能な開発目標)のターゲットにもつながっていると私は考えています。

私自身のHPの方には「久子ばあば」さんが話してくださった戦争体験談(食糧難の時期を生き延びた知恵・防空壕へ何故避難しなかったか・日本の家屋を燃やすために焼夷弾が使われた…等)を記事としてアップしています。

未来mikuのデータログ
https://www.miku-datalog.com/post/hisako-war

★Article by:未来Miku

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