見出し画像

家事を手伝ってくれない子どもの本音が意外なものだった。

今日は、悩めるお母さんからいただいた質問について!


「子供が手伝ってくれません!」


お母さんて本当に忙しいですよね。
名もない家事も含めたら、ずーっと何かしらやってるわけです。

なのに子供は動画を見てたり、ゲームしてたり…


私も昔は息子に対して、よく

「おいおい、学校も行かず勉強もせず、良いご身分ですね〜」

と思っていました。


そして

「せめて洗濯物を取り込むとか、洗っている横で食器を拭くとか、簡単なことでいいから手伝ってよ!」

とことあるごとに言っていたのですが、

息子からはほぼ100%嫌な顔をされ、「えー…俺がやるのお…」と動かないわけです。


そんな時、私が持っているニーズはというと

「効率性」
「流れ」
「サポート・助け」
「休息」

があったんだろうなと思います。


そこで当時、私はそのニーズを息子に伝えようと思って

「お母さん、効率よく片付けて早く寝たい。だから助けが欲しいんだよ。」

と話したんですね。


そうしたら息子からは「え?だって俺手伝わないほうがいいでしょ?」の一言が。


え?どゆこと?

と一瞬混乱したのですが、そのままよくよく聞いてみたら、なんと息子は

「効率性」
「流れ」
「サポート・助け」

という、私とほぼ同じニーズを持っていたんです!


そのニーズが意味するものは「自分のやってることの流れを大事にしたい。」というのももちろんあるのですが、なんと、

「俺が手伝うとお母さんがやるより時間がかかるから、かえって効率が悪い」と考えていたそうなんです。


確かに私、息子がやってくれたらくれたで、今度は「テキパキ早くやってよね」という圧を出していたんですよね…

なので、「効率性を大事にするため、あえて手伝わない選択をしていた」息子。驚きです。


その驚きの事実がわかったところで改めて、私からこう伝えてみました。

「それでも、お母さんが順番に全部やるよりは手伝ってもらう方が早く終わるんだよね。内容やスピードはどうあれ「手伝ってもらえてる」という事実に、お母さんは救われるみたい」

そして、それを聞いた息子はというと…
「じゃあ、早くはできないけど、できるだけ手伝うね」
と答えてくれました。

こんなふうに「手伝いたくない」子どもの心の中がわかると、一気に解決策が見えてくることがあるんですね。

表面的なことで判断せず、ちゃんと対話する、対話できるってやっぱり大事。そう感じた出来事でした。


<不登校のお子さんの将来が不安なお母さんへ>
NVCをベースにした電子書籍を無料プレゼント中!

この記事が参加している募集

子どもに教えられたこと

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?