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安室奈美恵さんのNHK特番を見て感じた、好きと仕事とは?「WORK FEEL EXIST」

いま「アムロ」とweb検索すると、時折名探偵コナンの安室透が出てくることがある。そんな時、ふと虚しさと切なさと寂しさを感じてしまう。

私にとって、安室奈美恵さん、モーニング娘、浜崎あゆみさん、宇多田ヒカルさんは青春だ。

高校生だった頃、街行くコギャルを眺めては安室ちゃんの曲を聞いて「私も、もう少し可愛かったらコギャルになって青春したかった」と羨む日々。

(*BGM スイート19ブルーズ 安室奈美恵)

安室ちゃんが産休だった頃にドーンと売れた浜崎あゆみさんを見ては「あゆのような顔になって、長瀬くんと付き合いたかった」と思った。

(*BGM seasons 浜崎あゆみ)

そして、ASAYANを見ていた頃は「も一回中学生に戻って、ゴマキや加護ちゃんになりたい人生だった」と憧れた。

(*BGM iwish モーニング娘)

宇多田ヒカルさんが出てきた時は、とりあえず歌を聴きまくった。ヒッキーに関しては、もはや全てが神の域だったため憧れすら許されなかった。

…と冒頭から話を思い切り脱線したものの、今回の記事で伝えたかったのは「安室奈美恵さんのNHK特番」で学んだこと。

何気なく見たものの、今の仕事やマーケティングなど為になる話がてんこ盛りだった。さすが、恐るべしNHKである。

安室奈美恵さんの特番にて、印象的だった話がある。それは、彼女が低迷期だった頃の話だった。

華々しい引退イヤーを終えた今となっては想像つかないかもしれないが、一時期の女性アーティストはあゆとヒッキーの2大勢力をこぞって取り上げていた。

特番では、小室さんがヒッキーについて「僕も本当は、やろうと思ってたんだよ、本当は。でも…」と悔しそうに話していたのが印象的だった。

やろうと思っていたではなく、先にやるかやらないか。

マーケティングに周到な小室さん、さぞかし悔しかったことだろう。そして、これはどの業界にも言えることかもしれない。

また、この頃に安室ちゃんは「色々やってみた。作曲もやろうと思って、機材も買ったの。でも、向いてなかった」とまさかの発言。

ずっと、安室ちゃんは最初から「ダンスと歌しかやらない」と潔く決めていたのかと思っていた。安室ちゃんにも迷っていた頃があると知ってビックリした。と同時に、より親近感を覚えて好きになった。

しかし、機材に向かって困り顔の安室ちゃんを妄想すると、なんと萌えることか。

もがく時期の中で、色々やってみる

→向いてるものに徹し、伸ばすことに決めた

「安室ちゃんにも、そんな時代があったのか」と知るとともに、自分にとって向き不向きを知ること。

そして、その上で色々心配したり挫折を経験することは全て糧となること。

そんなことを、改めて学び取れたNHK 安室奈美恵 最期の告白。控えめに言って、めちゃくちゃ良かった!

また、この番組の良かったのは安室ちゃんだけじゃない。小室さんがヒット曲を世に出す為に、執念ともいえるマーケティングを行なっていたことにも驚愕した。

私が中学〜短大までは、ずっと小室サウンド全盛期。当時の小室さんは、リムジンに乗ってるとか、いつも綺麗な女とギター持って出てくるイメージしかなかった。

あとは、TVつけたらいつも朋ちゃんとイチャついてるか、誰かの背後でウォウウォウとダミ声でハモる小室さんの姿ばかり思い出す。

(なぜいつも小室さんは美声でもないのにハモりを入れるのか、と思っていた。そんな疑問を抱えているのは、きっと私だけではないはずだ。なお、私は今となっては小室さん好き)

まさか、あのリムジン野郎の小室さんがクラブに潜り込んでDJとなり「どの曲が受けるのか」をリサーチしてるだなんて、知る由もなかった。

「売れる」ためには、いつの世も世間のニーズを知る必要があるのだろう。

とはいえ、私の周囲には当時アンチ小室ソングを名乗る輩も多かった。

売れるもの、目立つものには必ずアンチがつき、そして「私は違いがわかるの」とソムリエぶってくる奴が登場する。私は、そういう奴が大嫌いだ。

けど、そういう奴に限って私の親友だったりするのだ。

彼女たち曰く「売れる曲を狙って作ってるのがわかるから」とのことだったが、当時は正直「あんたに何がわかるのか」と思っていた。

しかし、今回の特番で小室さんが本当に売れる曲をリサーチしてると知って身震いしてる。というか、まさか自分が引退、さらに特許すらないにもかかわらず曲作りの種明かしするなんて。どんだけお人好しなの。小室さん。

でも、徹底的に世間が求めるものをリサーチして曲を提供し、その曲を通じてアーティストたちを次々とシンデレラにさせるなんて、もしかすると小室さんは平成のアゲ○ン…いや王子様だったのかも知れない。

特番は録画したので、安室ちゃんに会いたい時はまた再生して拝むことにしよう。安室ちゃん、今まで歌い続けてくれてありがとう。そして、小室さんも素敵な曲をありがとう。

もうすぐ、平成も終わりを告げようとしています。

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