募集終了|ワークショップ「日本神話の植物でお正月飾りを束ねる会」を開催のお知らせ
今年も残すところ1カ月となりました。
年末に向けて気忙しい季節をお過ごしのことと思います。
12月8日、関東では「事始め」といい、歳神様をお迎えする準備が始まります。大掃除などで身辺を清浄に整え、25日の朝には歳神様が宿ると言われている門松や松飾りなどを飾ります。
今回のワークショップでは、その歳神様をお迎えするための飾りを、ヒカゲノカズラ(写真参考)という日本神話にちなんだ植物を使って、作ります。
日本神話では、アマテラスが天岩屋戸に隠れてしまったとき、アメノウズメが長く青々としたヒカゲノカズラを襷掛けにして大地を踏みならし、アマテラスを招き出したと言われている神聖な植物です。
また現代の京都上賀茂神社や名古屋熱田神宮では、卯木(桃、梅、椿、柳など)の棒にヒカゲノカズラを巻きつけた「卯杖」とよばれる、魔を避け、邪気を払うものが、新年から節分まで飾られます。平安時代の宮中で始まった風習だとも言われています。
歳神様を気持ちよくお迎えし、2024年を大禍なく過ごしていただきたいたいとの思いから、今回のワークショップを企画しました。
ヒカゲノカズラのほかにも、神話や神事、お正月にちなんだ神聖な植物を多数ご用意しています。
※写真はあくまでもイメージです。ヒカゲノカズラ以外の植物は当日までのお楽しみ。
数名の方合同のワークショップですが、お一人おひとりにあった手解きをいたします。
ご参加者の皆さまとともに、新たな年を迎える準備ができますこと、心より楽しみにしております。
開催概要とお申し込み方法
手ほどき(主宰)
本noteの「千花物語」の執筆者であり、千花堂主宰者である奈良美代子が担当いたします。5年ほど前から、日本の自然の風景や室礼をイメージした花の活動や日本神話に基づいた植物のアレンジを行っています。各noteのカバー画像には、稽古、日々の暮らしの中で触れた草花の写真をアップしています。
プロフィールはこちらから
【はじめに・目次】 物語と物語をつなぐ千の花
花鋏への誓い
神々とつながる植物で束ねたスワッグ製作レポート@「天祖神社歌占」パネル展
2023年11月開催の「花に逢う会」の開催レポート
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