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募集終了|ワークショップ「日本神話の植物でお正月飾りを束ねる会」を開催のお知らせ

今年も残すところ1カ月となりました。

年末に向けて気忙しい季節をお過ごしのことと思います。

12月8日、関東では「事始め」といい、歳神様をお迎えする準備が始まります。大掃除などで身辺を清浄に整え、25日の朝には歳神様が宿ると言われている門松や松飾りなどを飾ります。

今回のワークショップでは、その歳神様をお迎えするための飾りを、ヒカゲノカズラ(写真参考)という日本神話にちなんだ植物を使って、作ります。

日本神話では、アマテラスが天岩屋戸に隠れてしまったとき、アメノウズメが長く青々としたヒカゲノカズラを襷掛けにして大地を踏みならし、アマテラスを招き出したと言われている神聖な植物です。

また現代の京都上賀茂神社や名古屋熱田神宮では、卯木(桃、梅、椿、柳など)の棒にヒカゲノカズラを巻きつけた「卯杖」とよばれる、魔を避け、邪気を払うものが、新年から節分まで飾られます。平安時代の宮中で始まった風習だとも言われています。

歳神様を気持ちよくお迎えし、2024年を大禍なく過ごしていただきたいたいとの思いから、今回のワークショップを企画しました。

ヒカゲノカズラのほかにも、神話や神事、お正月にちなんだ神聖な植物を多数ご用意しています。

※写真はあくまでもイメージです。ヒカゲノカズラ以外の植物は当日までのお楽しみ。

数名の方合同のワークショップですが、お一人おひとりにあった手解きをいたします。

ご参加者の皆さまとともに、新たな年を迎える準備ができますこと、心より楽しみにしております。

開催概要とお申し込み方法

●日時:2023年12月23日(土)13時〜15時
●場所:東京都板橋区、東武東上線ときわ台駅近く(※1)
●参加費:16,500円(10%の税込 ※2)
●持ち物:花鋏(※3)、エプロン(※4)、花を包んでお持ち帰りいただくための風呂敷かエコバッグなど(※5)
●申し込み期限:定員に達し次第、締め切りとさせていただきます

※1 お申し込みいただいた方に詳細をお伝えします
※2 レッスン料と花材を含みます、お菓子とお飲み物付きです
※3 お持ちでなければお貸し出しします
※4 お召し物が濡れたり葉っぱや木屑で汚れるのがお嫌であればお持ちください
※5 ビニール袋でよければご用意します

お申し込み方法
生の花材を準備する関係から、まずは以下の留意事項(1)〜(3)をご確認ください。

留意事項
(1)参加費は12月23日(土)当日、現金にて、お釣りが出ないようにお願いいたします。
(2)キャンセルは、1週間前の12月16日(土)までにメールにてご連絡ください。
(3)開催1週間前を過ぎた12月17日(日)〜開催当日の12月23日(土)のキャンセルはご返金することはできませんが、当日の花材をこちらでお正月飾りとして束ね、着払いにてご自宅に配送させていただきます。その中に、参加費16,500円の振込先を同封いたしますので、到着後、1週間以内にお振り込みください。

上記(1)〜(3)に同意いただけましたら、お名前、メールアドレス、お電話番号、ご住所、「留意事項(1)〜(3)に同意した」をご記載いただき、office.millefleurs@gmail.com 宛てにお申し込みください。

ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

なお、お申し込みの際にいただく個人情報は、お申込者様へのご連絡と今後のご案内をお送りすることなどに利用いたします。それ以外の目的で、お申込者様の同意を得ることなく第三者への提供、開示等はいたしません。

手ほどき(主宰)
本noteの「千花物語」の執筆者であり、千花堂主宰者である奈良美代子が担当いたします。5年ほど前から、日本の自然の風景や室礼をイメージした花の活動や日本神話に基づいた植物のアレンジを行っています。各noteのカバー画像には、稽古、日々の暮らしの中で触れた草花の写真をアップしています。

プロフィールはこちらから
【はじめに・目次】 物語と物語をつなぐ千の花
花鋏への誓い
神々とつながる植物で束ねたスワッグ製作レポート@「天祖神社歌占」パネル展
2023年11月開催の「花に逢う会」の開催レポート

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