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海を見ると死にたくなる⑦/社会人1年目日記〜君たちはどう生きるか?〜



長らくお休みしすぎてしまった。
お盆はいわゆる有給消化に使われた。1年目から贅沢に有給を使うことが出来、ボーナスも貰える今の環境はきっと贅沢なのだろう。


年収で会社を決めたと言えるほど年収が高い訳では無いが、お金の安心は心の安心??と言った感じで悪くない。お金の余裕は心の余裕とよく言う訳だが、たまにプチ贅沢をできることもきっと一種の幸せなのだろう。



実家のある地域ではコロナではなくインフルが流行していた。病院に行くと「周囲にインフルエンザの方はいますか?」と(コロナより先に)聞かれるレベルである。

ほとんどの期間を家にひきこもって録画した番組を見る時間に費やした。テレビで放送してくれた映画を撮り溜めておくと、こういう楽しみがあるから悪くない。サブスクはタダじゃない。


お盆中に行きたいライブばかりが詰まっていたのは少し残念だったが、まだまだこれから続く当落に一縷の希望を見いだせることを祈っておこう。


である調で文章を書くと、「〜だろう」という文末がクセになる。良くも悪くも上から目線な言い方になると感じるのは気のせいだといいが。




会社に行かないとこうも書くことがなくなるものだろうか。実は書きたいと思っているテーマ、応募したいと考えているコンテストが頭の片隅をよぎってしまっているわけだが。それは一旦隅の隅へ追いやっておいて。





お盆期間、みなさんは何に目を向けていましたか。


私は猛烈に(何度目かの)キングダムにのめり込んだ他、同じ曲を何度もきいていた。

マイファスの新曲がブームなのである。11月にあるワンオクとマイファスの対バンのチケットが当たる確率はどの程度だろうか。私が持っている運はできるだけ東海オンエアに使わないといけないなぁと考えつつ、山ほど舞台やライブや試写会に応募する日々である。

応募するのはタダである。





(ここで日付が変わる)


『君たちはどう生きるか』という映画を見た。比較対象が違うかもしれないが、『怪物』よりもさらに意味が分からなかった。

ところどころにジブリの他の作品を想起させるシーンがあったなと思う。私はとなりのトトロと、千と千尋の神隠しを見た時の感覚を味わっていた。
正直何か自分なりの解釈を書けるほど作品の中身を覚えていないし、宮崎駿監督について詳しくもない。


ただただあいみょん、柴崎コウがあまりにも本人の声のままだったなということは印象に残っている。集合体恐怖症の人にはとても向いてない映画だな、ということも覚えている。

同期と映画の感想を話した時のうっすらとした記憶の中に、母への愛がある。夏子さん?という母(本当の母ではない)を主人公があれほどまでに愛し、生きていてほしいと思えた理由が理解できなかった。どちらかといえばいなくなるまではそっけない態度で、微妙な空気を漂わせていたのに。
そしてもう1つ、(メイド的役割の)おばあちゃんの中で1人が選ばれて若返り、残りはなぜかお守り?こけし?のような動かない物体になって鎮座している理由がよく分からなかった。


このまま書くと不明点をあげるだけになりそうなのでこの辺にしておくが、もう1回見にいくことはなくとも、コアなファンの解釈は気になるところである。ネット上に転がっている巷の意見を見て映画を分かった気になるのはタダである。





熱中症にご注意ください。台風で被害に遭われた方に心よりお見舞い申し上げます。


時間はタダじゃない。
次の目的地へ向かうべくエアコンのスイッチを切るとするか。