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「ゆるブラック企業」って知ってる?

「ゆるブラック企業」というワードに今日は注目してみる。
キーワードは成長、残業、ホワイト&ブラック、大手メーカー、、といったところだろうか。

働くことの意味を考えながら、読んでみると良いかもしれない。
以下、引用部分は全て記事の中から引用している。

ゆるくてブラックという不思議なキーワード。「残業はないが成長もない企業」だと言います。

働きやすい会社だけれども、将来に希望が持てないことに対して不満を持っている様子が示されました。

正直、最初は(オープンチャットでこのワードを見かけた時は)
「だらだらゆるゆる働けるからメリハリがなくて、残業が増え、ブラックのように(長時間労働のように)見えてしまう企業」だと思っていたけれど、そうではないんだね。。


今じゃ大企業(日経大手メーカーとか、古くから日本を支えてきたような企業)が ゆるブラックと呼ばれているみたいである。

働きやすくなったけれども、上司や先輩たちからは、給与があまり増えないとか、早期希望退職制度に応募するかどうかといった、不安交じりの話を聞くようになる


この記事はこのような結論に至っている。

 重要なことは、どのような業界であれ、努力した分だけ報われる会社を選ぶこと

それも、結果を出したかどうかだけでなく、チャレンジしたことを認められるか、周囲をサポートしたことを認められるか、などのプロセス面にまで踏み込んだ評価をしてくれる会社を選ぶこと

この結論への賛成・反対はさておき(評価をオープンにしよう、という会社は着実に増えてきているのではないかと思っている)
転職前提就活のことも考えると、努力した分だけ報われる….?はさておき。



今日の本当の話は、ここから。

就活をしていると毎日のように聞く、「成長」というワード

成長至上主義。成長できる会社が素晴らしい。転職を成功させるためには、1年目から裁量権を与えてもらわないと。

でも長時間働いたからといって成長できるわけでもない。もちろん行動料の担保は大事なんだろうなぁとは思うけれど。
成長できる会社=給料が高いとは限らない。将来的に年収アップにつながるのかもしれないけれど。

それに成長できる会社を選ぶということは別に正解ではないんだよなぁ。
穏やかに働き続けられる、人間関係の悩みなく(競争が多すぎず)働き続けられる、そういう幸せを望んだって良いはずである。


ベンチャーが合う人、スタートアップでこそ天職に出会える人もいる。
でもスピード感を持って成長できる会社を選ぶことは、誰にとっても幸せなこと....というわけではないんだろうなぁ。



上と下で生きてきた環境にズレがある、入社後ギャップが悪い方に生まれる

古き良き日系大手企業。今こそ実力主義・キャリアチェンジ制度・ジョブ型採用.…色々なワードが飛び交い始めているけれど、
変わろうとしている企業だからこそ、上司が育ってきた環境と これから入社して活躍する若手が育っていく環境が違っている。
だからこそ、上の人の話を聞いて企業に希望が持てないことがある。ロールモデルが足りていないのかもしれない。


ワークライフバランスと、ライフワークバランス

最近少し気になるのが、この2つのワードの意味の違い。手前にくるワードの方を重視したいという意味(皮肉?)が込められているのだろうか。
ライフワークバランスを重視すぎて仕事にやりがいが見出せない…..働くことに幸せを感じられなくなった人は、自分が重視しているものを就活の時に見誤ったのかもしれない。
1回見誤ってもやり直すチャンスは何度もあると思うけれどね。
毎日をどのくらいの熱量で生きていきたいのか、バランスってそういうことなのかも(?)




ゆるブラック=ホワイト、ではないというのが少し疑問

ホワイト企業というワードには「ホワイトだけどある程度若手から活躍できる、やりがいを持って働ける」という意味合いが込められているのか?とさえ勘ぐってしまう。
それに私の就職先も割と「ホワイトだけど働きがいあり」という評価が世間からなされているのではないかと思う。

ホワイトの影には「成長」というワードが隠れているのだろうか。それともホワイトだけど高給、というお金の部分の方が重視されているのだろうか。



お金も評価も大事、でもそういう逆質問はタブーとされている

実際こういう話は企業の中に入ればオープンにされつつある(もしくは最初からオープンである)場合も多いのかもしれないけれど、就活生の段階ではこれは質問しづらい。
というかどのタイミングで聞けば良いのかわからない、だから人はOpenworkのようなものを見るのかもしれない….と思ってしまった。

こういう情報が公開されている会社の方が志望度が上がる、ということは今後増えていくのではないかと思っている。





成長も年収も働くことにどの程度やりがいを見出すかも、その人の自由である。
大事なのはせっかく長時間働くのであれば、その中で自分が何を重視していきたいのかということを、就職活動という行動に落とし込んでいくことなのではないかと思っている。


2000字超えちゃったので終わり。