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知らなきゃ損!うつ病の基本!

今だからこそ知りたい!うつ病とはいったい何なのか、今日はできうる限り説明します。

本日のテーマは本日は皆さんも知りたいであろう、うつ病についてお話します。うつ病、この名前は本当によく聞きます。そして、うつ病に関連して悲しい出来事も耳にする機会があると思います。では、うつ病とはそもそもどんな病気なのでしょうか、もし仮にあなたの身近な人がうつ病だと言われたときに私たちは正しい知識を持っていないとその人を傷つけてしまうかもしれません。それだけでなく、あなた自身がうつ病になるかもしれません。さて、少し空気が重くなってしまいましたが気を取り直して今日は一緒にうつ病について学んでいきましょう。

まず、うつ病の原因は何なのか、というところです。うつ病の原因に関してはまだ完全に解明はされてはいません。もちろん有力な候補はあるでしょうが確定してはいないということです。うつ病はもともとの遺伝的な要素、例えば体質などですね。それに心因、つまり心的なストレスや身体的要因、加齢や妊娠などの身体的変化が加わることで発症すると考えられてます。

もう少し具体的に見ていきましょうか。心的なストレスでは家族や友人との死別、人間関係の破綻、家族の不和、財産の喪失、就職や退職、結婚や離婚、転勤や引っ越しなどの環境の変化などが挙げられます。もちろんこれは例の一部です。なんとなくイメージが付きましたか?

身体的要因はさきほどもあげた加齢や妊娠以外に主には病気ですね、脳梗塞や癌、感染症、月経前や出産後、更年期、ホルモンの乱れなどが挙げられます。体と心に負荷がかかった状態だとうつ病になりやすいというのは恐らく皆さん知っての通りだと思います。

一応、うつ病になりやすい性格というのがフーベルトゥス・テレンバッハが提唱したメランコリー新和型性格というものに書かれていますので紹介します。秩序を重んじる、他人に気を遣う、頼まれるといやといえない、まじめ、正直、仕事熱心、過度に良心的・小心、消極的、保守的、頑固などあります。正直これに関してはだれにでも当てはまりそうなものなのであくまでも参考程度と考えてくださいね。個人的は占いの性格診断と同じ程度の信憑性だと考えています。

さて、ここからは症状についてお話します。精神的な病気の基準を定義しているものにDMSというものがあります。精神的な病気はどこまでが病気なのか、どの病気なのかという線引きが非常に難しいものがあります。例えば骨折などはレントゲンを見れば一発でわかりますし脳梗塞なども同様にわかります。それに引き換え精神的な病気、ここでは精神疾患といわせてもらいますが精神疾患は本当に難しいものです。なのでDMSが決めた基準というものがあるのでそれを踏まえて説明します。

まずDMSで定義されるうつ病の基本症状は「抑うつ気分」と「興味・喜びの喪失」とされています。どちらの症状もない場合は古典的なうつ病と診断しないとされています。

うつ病に当然ですがほかの症状もあります。「食欲の低下(亢進)」、「不眠(過眠)」「精神運動制止(焦燥)」「易疲労感(気力の減衰)」「無価値観、罪責感」「思考力・集中力の低下」「死についての反復思考」など多くあります。一つ一つ簡単に説明しますね。

まず、抑うつ気分についてですが、気持ちが落ち込む、気が滅入ることを指します。ちなみに子供や青年では易怒的な気分もありえます。思春期と成人とでは症状が違うか脳性があるということですね

 次に興味・喜びの喪失ですがこれはイメージしやすいかもしれません。例えば世の中の関心がなくなる。以前は楽しめていたことが楽しめなくなる、などです。具体的にはすごく動物と触れ合うことが好きだったのに全然触れ合う気すら起きないことや触れ合っても楽しくない、癒されないなどですね。

食欲の低下は食事自体がおいしくない、味がしないことで起きます。不眠(過眠)は寝付けないことや夜中に何度も起きる、また過眠だと寝すぎてしまうことです。ここは字の通りですね。

精神運動制止(焦燥)は話すことも動くことも遅くなります。また焦燥は他者から見て明らかに落ち着かない状態で、易疲労感は歯磨きや入浴が億劫となりできません。

無価値観、罪責感は自分には価値がない、こうなったのはすべて自分のせいだという思考回路になります。悲観的なことを考えてしまします。

思考力・集中力の低下は新聞やテレビの内容が頭に入らないことや、仕事の効率が落ちたりします。そしてうつ病は死についいての反復思考、つまり自殺など死ぬことを考えたりするのです。

今日はうつ病の基本について話していきました。この他にも様々な症状があるので、次の機会にお話ししますね。では今日はこれにて。

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