003_歩くだけで幸福度が爆上がりする?
最近、よく散歩に出かけています。
もともと自然のなかを歩くのがとても好きなのですが、去年はクマ騒動でほとんど散歩に出かけられず…
最近は、時間ができたからというよりは、ウェルビーイングのために意識的に歩くようになりました。
「歩く」というのは実は良いことづくしで、
心と体の健康を底上げするセルフケア習慣の一つ。
その特徴が、一定のリズムで足を前へ前へと踏み出す"繰り返し"の動き。これは「リズム運動」と呼ばれ、幸せホルモンの「セロトニン」を分泌にひと役買ってくれます。
セロトニンは安心感ややる気
幸福感に関わるホルモン。
リズム運動を5分以上続けると
脳内でセロトニンが分泌され始め
だいたい20〜30分でピークを迎えるそう。
ただし、疲れるまでやると逆にセロトニンの分泌が低下してしまうので、ほどほどに。長くても30分以内にとどめておくとよいです。
なんと、ものを噛む「咀嚼」もセロトニン分泌に働きかけます。5分以上ガムを噛むとか、毎日の食事をよく噛んで食べるとか、それでもいいんです。
その中でも私が"歩く"をおすすめしたいのは、
①太陽の光を浴びることができ
②自然に触れられるから。
実は太陽の光も、幸せホルモンの分泌に関わっています。
日中に日光をしっかり浴びておくことでセロトニンが分泌され、やる気が湧いて緊張やストレスも軽減されます。
またその14〜16時間後には睡眠にかかわるメラトニンが分泌されるので、夜の入眠も助けてくれるんです。
さらに、自然が人のストレスを緩和することも分かっています。
地方や郊外に住んでいる方なら
木々の緑色や青空、鳥のさえずりを感じながら
街中に住んでいるという方も、
道端の草花や季節によって変わる空気の温度や湿度を感じながら歩いてみてください。
歩くリズムの中で、太陽の光と自然を感じ、足の裏で一歩ずつ大地を踏みしめる感覚を味わうことは、マインドフルネスな時間ともいえます。
清々しい心地よさが味わえる上、夜もよく眠れるようになるので、気持ちが鬱々としやすい方は日々の習慣にぜひ取り入れてみてくださいね。
私が最近、歩くことの効果をさらに感じるようになったのは、植物療法師である鈴木七重さんの『私を整える。』を読んでから。
セロトニン研究の第一人者である
有田秀穂先生のお名前も紹介されていたので、私も読んでみたいと思います。
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