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人口の4%が芸術家?知る人ぞ知る「アートのまち」藤野へOZ TRIP裏表紙撮影に行ってきました

2024年2月22日発売のオズマガジン編集部「OZ TRIP」の裏表紙から4ページモデルを務めさせていただきました。今月号の特集は「春の電車旅」です。

2度目の裏表紙…ありがとうございました!

2021年の「温泉ひとり旅」に引き続き呼んでいただきました。もう2024年という時の速さに驚きつつ、3年で大きく変わったな〜と出た写真を眺めて不思議な気持ちになりました。

私は新卒で広告代理店で働いていたからこそ、雑誌の背表紙に載れることのありがたさや、関われて嬉しいなという気持ちをひしひしと感じます。

普通に生きていて雑誌の裏表紙と4ページを任せてもらえるって、ありがたいことじゃないですか。しかも2回も呼んでもらえるというのは、とても身に余る光栄ですし、オズマガジン編集部の「人を大切にしているところ」が伝わってきてより好きになりました。本当にありがとうございます。

当日のスタイリングやヘアメイクはどうしようかと「OZmagazine」本誌の表紙スタイリストを務める、轟木節子さんの著書をめくりながら、撮影に臨みました。

アートの街「藤野」を知っているか?

みなさんは「藤野」という場所をご存知でしょうか? 都内から電車で1時間半ほど。神奈川県藤野はジブリの世界観を思わせる里山。それでいてあちこちにアート作品があったり、いけてるお店があったりと不思議なのものです。住民の4%がものづくりに関わるクリエイター。芸術家が集まり定住の地に選んだその歴史は、第二次世界大戦の際に疎開先として藤野を選んだ作家さんが多かったことに由来するそう。

想像以上に良い場所だったことから、藤野を訪れてみた後、早速おしゃれな友人に「こないだ藤野ってところに行ってきたんですよ」と自慢したら「知ってるよ!」と言われたので、クリエイター界隈の方にはお馴染みなエリアかも知れません。

日帰りアート体験は子ども連れにも

キャンプ場もある広々とした施設

まず最初に訪れたのは「藤野芸術の家」。アート体験型施設かつ宿泊もできるそうで、合宿などに利用される方も多いのだとか。かなり広いのでファミリーでの利用もおすすめです。

藤野芸術の家」では、陶芸やサンドブラストの体験ができ、私は初めてガラスに模様をつけるサンドブラストを体験しました。

砂を吹き付けてガラスに模様をつける

陶芸はやったことありましたが、ガラスに模様をつけるサンドブラストは初めて! 砂を吹きかけて模様をつける時間はとても楽しかったです。陶芸と違って、完成品をその日に持ち帰ることができるのもいいですね。

ドライブでアート作品を巡る

「雨」フェリット・オズシェン
「FLORA・FAUNA」原智
「緑のラブレター」高橋政行
「山の目」高橋政行

車を走らせるとあちこちにアート作品が。山の目は、山と目があうという体験ができて面白かったです。結構遠いんだけれども、それでも大きくて。実際に近くに行ったらとんでもなく大きい目なのだろうなと思います。

カメラマンからタイ料理店主に

藤野はクリエイターのまちだけあって、出会う人出会う人面白い方が多いのも特徴。話しかけてみると、面白い人生の話が聞けたりするものです。ランチに立ち寄った「Thai terrace Le du(ルドゥ)」は、アーティスティックな落ち着いた内装も魅力のタイ料理レストランカフェです。

カメラマンとして取材で訪れた店主が、取材先のレストランが閉店すると聞き居抜きで物件を借り、タイレストランに修行にいき、お店をオープンさせたというのだから人生は何があるかわからない。畑もしているそうで育てたレモングラスのお茶も美味しかった。

看板犬もいるよ

「Thai terrace Le du(ルドゥ)」がある「ふじのアートヴィレッジ」は週末だけオープンする作家さんのギャラリーショップが立ち並んでいます。

看板猫もいるよ

手仕事で作られた家具のお店や、籠細工、草木染めのお店、陶芸家のギャラリーなど見るだけでも楽しかったな。

仕事というものは、普段いかない場所に行けたり、知り得ない話を聞けたりするので楽しいなと思います。モデルであれ、カメラマンであれ、ライターであれ、どんな立場でもいい仕事ができるように。これからも仕事の幅は狭めずに楽しく生きていきたいものです。

写真 aya morimoto/森本 絢(@ayya_m
#オズマガジントリップ #シネマみたいな旅がしたい #タビノタネ #東京女子部 @tokyo_joshibu


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