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レポート第10回レタスマインドフルネスワークショップ3


(続きです)

心配すること自体は、ちっとも悪いことじゃないんですよ。
これから起こりうる事態がうまくいくように対策を練っているのだから、いくつかのありえる選択肢を対策しておけば「頭のいい人」「読みが深い人」なんです。
際限なく頭の中で「なったら困るシチュエーション」を作り出して、それにかまけてしまって他のことが盲点になったり、対策すべき条件を選べなかったり、対策に使うエネルギーが足りなくなったりするのが問題なんです。
それはやはり、マインドフルネスによってある程度で心配=未来の想定を止めることが必要かと思います。併せて、ご紹介しているような方法で「安心性」を高めてゆくのがよいでしょう。

「困ったことは起こらない」がよかったという意見は、もっとも だと思います。
よくアファメーション、願望実現の本なんかでは「否定形は良くない」といわれますが、これは一般論で、個別ではそんなことはなく、効く人には効きます。
アファメーションにおける言葉選びは本当に個別差が大きいので、ジャストフィットする言葉を見つけてゆくためには細かく検討する必要があります。
その人の核に近い、ハマる言葉を見つけるのは大変ですが、見つかるとすばらしい効果があります。

また、時と場合によって変わってくることがありますから、もし効果のある言葉を見つけたとしても、絶対視しない方がよいです。
つかむと、問題が生じてしまうことがあります。
「これさえあったら、大丈夫」と思いこむと、効かなくなったときのショックが大きいです。
なので、それ以外の言葉でも効果はあるんだ、とゆったり構えるとよいです。

どの言葉を選ぶかということに限らず、方法との付き合い方ですね。
一つの方法を絶対視しない。
ふんわりと、「次もあるぞ」と思っている方が楽に続けてゆけます。

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(休憩)

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(続きます)