せっかくの東京なのにお店選びが機械的になってしまった

近頃、東京に行くのは、お仕事関連が主。

気を張っているのか、大学進学のタイミングで上京した時のワクワク感が嘘のように、歩く速度や地下鉄の空気、出口がわからない駅にげっそりしてしまいます（笑）

エネルギー全部使い切るので、帰りはなんとか新幹線に乗り込む。

空き時間に洒落たお店に入ろうにも、なるべくテーブルが広くて、電源があって、ガヤガヤしていないところ…と、つまらない選び方をしてしまいます。

でも…

「東京にはマリリンのパブロバがある！」
東京都蔵前の焼菓子店『torinos』

このパブロバを食べれるなら、東京だって大丈夫だ。

『torinos』のパブロバは、そう思えるくらいに美味しいのです。幸せな気持ちになりました。

数年ぶりの再会だと行くタイミングを逃してしまうのですが、DMをもらって嬉しくて、新店舗に行ってきました。

マリリンは、自由大学「お店をはじめるラボ」の同期。講義を受けてすぐに開業したのがtorinosです。

お菓子の種類には、華やかにデコレーションされたケーキやチョコレート菓子、映えスイーツなど色々ありますが、マリリンはずっと焼菓子に向き合ってきた、硬派で芯のある女性。彼女の生き様をとても尊敬します。

開業してすぐの頃に一度行って今回が２回目のくせに、あのパブロバはいつでも恋しい味です。

torinosのお菓子は、（なぜか）女優さんに例えると…深津絵里さんかなぁ？個性はあれど、シンプルで飽きないし、輪郭が綺麗。

花びらは手紙に添えて

併設された旦那様のお花屋さんも素敵。ご近所にあったら毎週通いたくなります。

つい、特徴的な花びらに惚れて、真っ赤なチューリップを買ってしまいました。

「チューリップを日持ちさせるコツを教えてください。」と聞くと、

「水を少なめに入れれば日持ちはするけれど、ぜひ、たっぷり水を入れて、みたことないほど大きな花を咲かせてください。短い生命を楽しんで。」という言葉にグッときてしまいました。そんなアドバイスをしてくださったお花屋さんに会ったことがなかったので、さすが、マリリンのパートナーだ！と納得。

わたしのチューリップも大きな花になりますように。

花びらを手紙に添えて、焼き菓子と一緒に友人にプレゼント。パブロバの素晴らしさを熱弁しました（笑）

これを書いている間もお菓子が食べたくてウズウズ・・・。自分用にtorinosのメレンゲを買ったので、明日は生クリームをかけて食べよう。ふふふ。

torinos、また、すぐに行きたいな。

これからは緊張せずに、みんなのお店を巡ってエネルギーチャージしに行きたいなぁ。「わたし開業したよ！」「俺、この店に移ったよ！」などDMください。嶺子がひょっこり遊びに行きます🐼ふふふん（鼻歌）

※ちなみに、紅茶も、同期のタケちゃんのブランド。淹れたてのロイヤルミルクティーも一切の雑味がなくて、心が軽やかになる後味。めちゃくちゃ美味しかった！

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それでは、今日はここまでです。明日もいい一日にしましょうね。

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2024/02/24 
小山嶺子（シネマンマ）