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コネも営業力も“ゼロ”だったけど、フリーランスになった理由。

先日、収録したPodcast【自由大学の放課後ラジオ~Study for Life~】 にて、『食後のお皿はすてきな抽象画(小山嶺子さん)』が公開されました。




自由大学・学長(自分の本をつくる方法教授)の深井次郎さんと、わたし、小山嶺子です。


自由大学は、わたしにとって、報告の場。なるべく良い報告をお土産にしたいけれど、迷いや悩みを抱えているときにも、自由大学・学長(自分の本をつくる方法教授)の深井次郎さんのお話が聞きたくなります。

でも、今回はちょっと特別。

いつもは深井さんのお話を聴いて学ぶばかりなのですが、今回は自由大学を受講してから数年分の成長を振り返りながら、フードアーティストとして日夜、奮闘しているわたし、小山嶺子のお話を聴いていただきました。

聞いてみると、深井さんの声はもちろん、(我ながら)わたしの声も聞きやすくて楽しかった!笑

深井さんは、いつも、広い心でアドバイスしてくださったり、ほっとするほど褒めてくださるので…終始、楽しかったです。

何かを始めたい方が多い自由大学のPodcastなので、フリーランスになるときの心境もお話ししています。

このPodcastが、あなたの背中を押すきっかけになると嬉しいです。

収録後の一コマ、楽しそう。


コネも営業力も“ゼロ”だったけど、フリーランスになった理由。

深井さん:「独立して、フリーランスになった時の心境ってどうだったの?夢いっぱいって感じか?やばい死ぬって思った?笑」

嶺子:「やばい死ぬ!の方です!笑」

ラジオ内のトークより

フリーランスになる前は、アルバイトをしながら、片手間で出張料理をしていました。

ですが、ある時、初めてフリーランスで活躍している方に出会って、「今の自分のままじゃ、恥ずかしい」って思ったんです。

その方に、「どこに行けば君に会えるの?」と聞かれたときに、答えられなかった。しっかり我が道を生きている人に、バイト感丸出しの制服姿を見られるのが嫌で、職場の名前を答えるのを躊躇いました。

“何者かになりたい”という若者らしい青臭さを抱いていながらも本気で向き合えていない自分を直視して…なんてダサいんだ、と痛感したんです。

「だったら、もっと本気でやれよ」と、心の声が聞こえました。

同時に、

「堂々と名乗って、彼らの仲間に入りたい」

そう思ったことをきっかけに、一念発起、フリーランスに転身しました。

それまで散々、「まだ、わたしには無理だよ」と言っていたのに、既に一歩先を歩いている人に出会えた。

それだけで、一歩を踏み出すには十分な理由でした。

でも、やっぱり不安しかなかった。


意を決して、アルバイト先の店長に「バイトを辞めて自分で頑張ってみます!」と宣言してみたものの・・・当時、バイトを辞めてフリーランスになることが不安で怖くてたまりませんでした。

お恥ずかしながら、バイト先の常連さんの前で大泣きしたことを覚えています。

別の常連さんには、「君はまだここで学ぶべきことがあるだろう⁈」と優しさたっぷりに怒られたりもしました。(あくまで常連さんなりの愛情表現です)

だって、コネも営業力も、本当に何もなかったんです。

それでも、「わたし、フリーランスになる!」と、宣言することから始めました。

宣言したからと言って、すぐに仕事が得られたわけではありません。コネなし、営業経験なし、おまけに繊細さん(HSS型HSP)のわたしにとって、フリーランスの道は、茨の道でした。

それでも、あれから7年ほどが経ちました。現在は、フリーランスのフードアーティストとしてなんとかやっています(笑)

フリーランスを続けるコツ


全くもって順風満帆とはいきませんが、続けてきたというだけで、第一章はクリアなのかもしれません。

2024年のわたしは、新米フリーランスの修行期間をようやく終えたような心境で、「今後はどうやってフードアートを広めていけば良いのか?」と、日夜、頭を悩ませています。

きっと、ここからが本当のスタート。経験豊富で正規のルートでフリーランスになった人とは違い、軌道にの乗るまで随分と時間がかかっています。

でも、あの時の選択に間違いはなかった、100%そう思っています。

思った時が転機の時。

だって、あの時、フリーランスに転身しなければ、軌道に乗るまでは、もっともっと遅い道のりになってしまうと思います。

紆余曲折ありますが、おかげさまで、思う存分に生きている気がします。

あの時のように“既に一歩先を歩いている人に出会い続ける”ことが、フリーランスを続けるコツだと思っています。

あとは、「会社員ができるか?」と考えること。

考えて10秒もしないうちに、「とてもじゃないけど、会社勤めの方のように真っ当に働けるわけがない!」と思うので・・・こっちのルートでやるしかないのです(笑)

Podcastを通して、これまでの経緯をお話ししたり、過去に書いた文章を振り返ると頑張っていたんだなぁと励みになります。

今日のこの文章もまた、未来の励みになるのかな。

何より、同じくフリーランスで奮闘中の方や“何者かになりたい”あなたに届いたら、嬉しいです。一緒に頑張りましょうね。

ラジオをお聞きいただいたら、ぜひ、【自由に生きるための道具箱ORDINALY(オーディナリー)】の小山嶺子のフリーランス奮闘記を読んでみてください。2018年(当時28歳)に全力で書いていたエッセイです。

●お店を持たずにレストランをひらく方法(2018/05/04)
●営業経験なしフリーランス1年生が自分の仕事をつくった方法 (2018/06/10)
●さみしがり屋フリーランスが孤独と向き合う方法(2018/08/29)
●出張料理人が教える 簡単だけど喜ばれるパーティー料理4つの心得(2018/12/13)

自由に生きるための道具箱ORDINALY(オーディナリー)】の小山嶺子のエッセイ


フリーランスのフードアーティストの奮闘記は、Instagramからご覧ください。


今年から、Instagramを毎日更新しています。フードアーティストの舞台裏、料理×アートの制作過程・料理の知識を投稿しています。

『なるべく赤裸々に綴ること』を心がけているので、よかったら見にきてくださいね。最近、赤裸々すぎて、こんなに曝け出して良いのだろうか心配になってきました(笑)

食でストーリーを伝えるフードアート/食後アート/映画から連想する料理cinemanma/エッセイ/デザイン/講義/他
テーマ▶︎ 空腹を満たすためだけではなく、心に栄養を。

@cinemanma.minekの Instagramプロフィールより


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それでは、今日はここまでです。明日もいい一日にしましょうね。

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Live, Love, Laugh, and Be…HAPPY.
2024/02/25 
小山嶺子(シネマンマ)


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