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創造性とアイデアあふれる社会を、音楽で実現する。 #2 出会いのおかげで、力が湧いてきた。

今年度、青森県庁主催の地域課題解決のための起業セミナー”next AOMORI”に参加しています。
課題に感じるあれこれが、頭の中で散らかって行動に移せない癖があるので、ワークショップやチームワークの力を借りて思考を整理しアップデートしています。

この記事は、#1に続き、next AOMORI 受講生の仲間やモデレーターの方々、そして、現在や未来に私の活動を応援してくれる人たちと、いまの状況や気持ちをシェアするために執筆しています。
今回は、今月行われた合宿を振り返りつつ、いま考えていることを、綴っていきますね。


next AOMORI 3期生のパワーに勇気づけられる

11月4日に、青森市で合宿が行われました。
合宿といっても、宿泊が伴うものではなく、これまでの中間発表をする、というもの。
着々と実績を積んで順調な人もいれば、やっとテーマが決まったという人も。

それぞれの思いを、応援しあう。

10人のメンバーが、一人5分の持ち時間で、地域課題への思いやこれまでの取り組みを発表しました。

・ 青森県にプロ自転車チームを作りたい ▶ 青森県の魅力を発信
・ 循環資源プロバイダーとして、人、物、資源を繋ぎ新たな価値を創造する
・ 津軽で、神社仏閣を中心とした地域循環社会の構築 
・ 八戸市で、こどもたちの夢を育む事業「君はどう生きたい?」
・ 挑戦する人を応援し合う文化をつくるために、場(BAR)をつくる
・ すべての中学生が、あたりまえに自分の意志で ワクワクして進路選択
・ 西北五圏内で、福祉職3領域の横のつながりをつくる
・ 黒石市の交通問題を解決する
・ 旅や暮らしの魅力を発信する

next AOMORI 合宿

驚くようなカミングアウトをしたメンバーもいたし、淡々と、実績を報告したメンバーもいました。
いずれにせよ、「青森県をよくしたい!」という思いに溢れていて、その日は肌寒かったけどその部屋は熱気に包まれたようでした。

行き詰まっても、この人たちと一緒なら、乗り越えられそう。
そう勇気づけられた合宿でした。きっとみんなも思いは一緒だよね。

打ち上げで「やめたひと」大集合

打ち上げ会場は、テーブルが2つに別れたんですけど、「前職やめてすっきりしたー!さー、次なにやろうかな」という気分のメンバーが偶然、多数を占めました。
私もそのうちの一人。
テーブルにいた県庁職員に、「君もやめちまえ〜」の悪ノリ喝采(笑)
話し出すと出てくる出てくる面白いネタの宝庫の職員さんを弄り倒しました。
大学に勤めていたら、きっと出会わなかっただろう(いや、勤めている立場からは性格上避けて通っていただろう)人たちと温かい関係で出会えていることに気づきました。
ほんと、身軽になって今幸せ。
ひとつ手放すと、価値の高い新しいものがひとつ手に入る。
nextAOMORIとの出会いに感謝。ありがとう。

就活もする。創業に向けた勉強もする。

WEBマーケティング&WEBデザインの修行がもうすぐ修了

これまで、Web広告代理店の各部署の仕事を一通り体験するような形で学んできましたが、12月で終わりです。
イラレとフォトショ、DW(HTML,CSS)を一通りやってみて、その後最終課題・自分のHP立ち上げに取り組み始めました。
FigmaSTUDIOを使ってみます。

就活もします。

本当に勤めたい、と思う会社だけに絞って、就活します。
複業OK、フルリモートOK、青森に住んでてもOK、思考の散らかり受け入れ態勢有り、という条件で探す。あるんかいそんな会社。ありました。この人と働きたいという人にも出会いました。履歴書書いてます。受かりますように!!(祈)

創業セミナーでの出会い

創業するなら、この人に会ってみたい。と胸に秘めてた方々と出会えました♡
今度ランチしてきます。
あと、日本政策金融公庫の創業相談ウィークのイベントにも参加。
女性創業家の先輩方のお話を聞いたり、自身の状況をお話させていただいたりする過程で、このまま突き進んでいきたい、と力が湧きました。

試しにつぶやいてみた。「アソンデクラシタイ」

ある人がXで「遊んで暮らしたい」が家庭での合言葉だと呟いているのをみて、私も試しに周囲でつぶやいてみた。
すると、「あら、私遊んでいるわよ」という方が意外にも多い。
気持ちと日々の選択の問題だな、と思う。
遊んで暮らす、というのは、仕事をしないで怠けるという意味ではないです。
好きなことだけを選択して生活するという意味でもないです。
それは、役割を果たす場所で、遊び心を発揮すること。
どんな場所で役割を果たそうとするのか、どんな人間関係を育んでいくのかがとても大事。

依頼演奏会での気づき

先週、八戸日独協会さんとのご依頼で、演奏会を行ってきました。

とてもよい時間を過ごさせていただきました。
ポジティブな内容は、上記の記事に載せたので、ここには、反省点や気づきを。
今後(いつか)始めようとしている事業にも関連しそうなので、備忘録として載せておきます。

会場との調整(音響環境について)

その週の初めに、会場と打ち合わせを行いました。
絨毯ばりの、広い会場での演奏、ステージの中の人たちに気持ちよく音が聴こえないことが多いのですが、、、そういうことがないよう、気持ちよく演奏できるように工夫しようとしたのです。
結局、開始2時間前に会場入りし、試行錯誤しました。
調整に時間かかりすぎ。
機材は、会場のものを頼らず自前で用意するべきだな。

告知について

今回、周知等は依頼内容にはなかったのですが、私のデザインの練習を兼ね、チラシのデザインをすることに。
チラシデザイン、広報の役割分担は、予算見積もりの段階でしておくべきだな。
連絡調整上、主催者がやるより、こっちでやるほうが簡単なケースが多そうです。


2024年は、忙しくなりそう

この演奏会が終わったあと、立て続けに2件、音楽の仕事につながりそうな話題が舞い込んできました。
まだ形になっていないけど、ざっくりお伝えしてみます。

ある会のパーティーで、演奏してみたらどうだい?

パーティーで、予算もそれなりにある。
なぜ生演奏を導入するのか?そこを詰めていくことで、演奏の価値を高めたい。
ミュージシャンサイドからみると、「ただの賑やかしに使われる」という印象をもつことが多い、こういうはなし。
そんな考え、幸せになれない。
でも実はそうじゃないと思うのだ。
音楽がそこに入ることで、あたたまる人間関係がある。
企画・演出や環境づくりにしっかり力を入れることで、価値を高めていきたい。

来年、CDリリースツアーするから、力を貸して。

横浜・東京で活動するジャズミュージシャンから、ご連絡をいただきました。
これまでツアーのお世話をするときはほぼボランティアだったこういう話。
(今回のご依頼主はこれまでの関係があるからこのままでいくにしても)
今後も無償で引き受けていくか、あるいは価値を載せていくか。
私の使命は、
「青森の複業ミュージシャンをエンパワメントしていくこと」
「創造的な表現を、一人でも多くの人の身近にしていくこと」
そこに力添えをお願いしていこうか。
うむ、あとで考えてみよう。


2024年上半期の大まかな予定

1月:・ 冬休みだよ!絵本とうたのミニコンサート
   ・ パーティー演奏?(依頼受けかけ)
2月:農園カフェでほっこり/生ジャズで過ごす日曜の昼
3月:春休みだよ!絵本とうたのミニコンサート
5月:農園カフェでほっこり/生ジャズですごす日曜の昼
  (ツアー支援)ジャズコネクト復活?
7月:南郷サマージャズフェスティバル

そうそう、「ジャズコネクト実行委員会」(本格ミュージシャンと地元ミュージシャンとのコラボ企画)を復活させるのもアリだな、ジュニア会長に相談に行こう。

次回DAY3は「ロジックモデルをつくる」

事業や組織が最終的に目指す変化・効果(アウトカム)の実現に向けた事業の設計図である「ロジックモデル」を作成します。経済性だけでなく、社会的なインパクトを示すことで、社会課題解決の支援者獲得に役立ちます。

・土岐様ご講演「ロジックモデルの解説・事例紹介について」
・土岐様によるワークショップ
ーロジックモデルの解説
ー事例紹介
ーロジックモデル作成

DAY3の説明

協力者を募るためにも大切なことなので、がんばろう!
ロジックモデルを組み立てる材料になりそうな内容を、お伝えしてみます。

成果(アウトカム)について

ロジックモデルが一般的な事業計画と異なるのは、成果は「社会へのインパクト」を表すというもの。
ゆくゆくは、社会にどんなインパクトを与えたいか。

  • 音楽の場は、「指導者/表現者」「奏でる人/観る人」等のように分断されるものだけではなく、全員がフラットに、対等に、刺激し合いながら表現するという方法もあるということが知られる

  • 発達に課題を抱える子が(できればそうでない子も一緒に、対等に)のびのび表現できる場ができる

  • 必要な情報が、必要な人に届く、情報格差のない社会。触れたい音楽、体験したい音楽が、今より身近になる。(表現活動をする人が、今より情報ツールを使いこなせるようになる。)

  • 生演奏がそこにあることで、コミュニケーション(=人との関係性が深まる過程)が、今より楽しくなる

これらを実現するには、いわゆる音楽と、創造的な音楽とで、どう違うのかを示していけるといいのかもしれないです。
もしかしたら、それを示していくことで、子どもの「非認知能力を伸ばす」「自己肯定感を育む」ってことで教室開設とか、っていう案もある。
「株式会社つなぐ」さんの取り組みが、参考になりそう。


どういう価値を、誰に感じてもらうか?

とはいえ、必要とされるかどうか、今ひとつ自信がもてない。
認知には時間がかかるという前提でやっていかなければならないとも思います。

前回のプレゼンでは、「音楽事務所」ということで銘打たせてもらいましたが、その建前で始めるのがいいかは疑問。
企画、段取り調整、環境設営(音響)、運営、広報、演奏、あとかたづけ、、、やること多いけど、やっぱり「企画・段取り調整」が8割。
しかしそこに価値を感じてもらえるかというと、それも疑問。
それに地方だと、「音楽事務所」=「タレント事務所」とも捉えられやすいから、、、。
同じことやるにしても、世間のニーズに合うこと、人の目に留まる立ち位置。考えると、いろいろ可能性はありますよね。

  • 音楽に特化した広告代理店」だけど企画や運営、演奏までやる。

  • 音楽教室」だけど広告もイベント企画運営もやる。

  • 音楽に特化した「イベント制作会社」だけど、教室も、広告もやる。

  • シェアスタジオ運営」だけど演奏の企画や運営も、ワークショップもやる。

  • 音楽事務所」だけど、所属している音楽家は複業ミュージシャンだし、タレントはいないよ。

初めに何をやるか。世間にどう見せていくか。土曜に考えよう。
同期と先輩のみなさん、お知恵&ご感想いただけるとうれしいです!


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