【”NPO×エンタメ”に挑むイベントプロデューサー寺嶋美穂さん】未来ラボメンバーインタビュー①

「誰かの心に火をつけたい」

そう話す彼女の目標は、“NPOをエンタメ化”すること。

イベントプロデューサーである寺嶋美穂さんは、熱い志を胸に、なんと美容師から起業家になり、今はNPO未来ラボのメンバーとしても活躍している。

彼女さんの第一印象は、関西出身なだけにとてもノリがよく、パワーに満ち溢れた人である。
一体、彼女の原動力は何なのだろう。その想いに触れてみた。

「まずは自分が背中をみせること」。その想いが起業の道へ。

ーーいつもパワフルな美穂さんですが、今はどんなお仕事をされていますか?

寺嶋:「人と人を出会わせてイノベーションを起こす」というモットーで、関西・関東を中心に様々な事業を展開してます。イベントの企画・運営、婚活プロデュース、地域を巻き込むイベント、人材教育などの、幅広くトータルプロデュースを行っています。

出会う人や環境で、人って大きく変わる。でもそのことを自覚していない人が多いし、同じ環境、同じ場所に居続けて行動しないことってすごく多いと思う。私自身も行動することによって生き方を変えてきた人の一人なので、それをシェアできたらいいなと思っているの。

簡単にいうと、“ただのおせっかいオバサン”です。「あんたとあんた、きっと気が合うから〜!」みたいなのが大げさになっちゃって、事業になったんよ(笑)。本当に人が好きなんだよね。

(公式HP「MUSUBU」)

ーー「人が好き」って素敵ですね!でもなぜ起業しようと思ったのですか?そのきっかけがあれば教えてください。

寺島:もともとは美容師をやりながら、プライベートで婚活イベントを企画していたの。それと同時に英語の講師もしてたんよね。特に想いもなくやり始めたんだけど、子どもたちと接している中で“夢をもっていない子どもたちが多い”ということに気がついて、すごく愕然とした。それはおそらく、彼らがこうなりたいというロールモデルに出逢ってないからだと思う。だからまずは自分が背中を見せることだと思って起業したんよね。

ーー子どもたちにはどんなことを伝えたいと思ったのですか?

寺島:子どもたちに、挑戦すれば何でもできるんだということを知ってほしい。子どもたちにとって身近な大人がそれを伝えていくためには、まず大人から変えていく必要があると思った。

それで、婚活イベントをやってきた経験を活かして、それを仕事にしていこうと。というのも、子どもたちにとって身近な大人はお母さんで、影響を受けやすいと思うのよね。だから、素敵なお母さんや女性が周りに溢れていけば「私もあんな大人になりたい」ってなるんじゃないかなと思った。

(寺嶋さんが企画したイベントにて)

初めて知ったNPOの世界

ーーNPOとは無縁な美穂さんではありますが、未来ラボに入ったきっかけは何ですか?

寺嶋:私が尊敬する起業家さんが、認定NPO法人DxP代表でNPO未来ラボを立ち上げた今井紀明さんをセミナーに呼んでいて、そこで今井さんに出逢った。それがきっかけで意気投合し、未来ラボのことを知って入ったの。本当に失礼ながら、NPOのことも全然知らないし、今井さんも、D×Pのことも知らなかった。

ーー意外なつながりがきっかけだったんですね!未来ラボに入ってみて、どう感じましたか?

寺嶋:たくさんの若者に出逢って、日本の社会をよくしようと思っている人たちがこんなにいることにとても感動している。本当に知らない世界に足を踏み入れたから、例えて言うなら、日本にしか住んでしかなかったのに突然ヨーロッパにきたみたいな感覚(笑)。

ーー2019年5月に「NPO未来ラボフェス」という大きなイベントを実施予定ですが、その先陣を切ったのは美穂さんですよね?なぜ自分がやろうと思ったのですが?

寺嶋:理由は2つある。1つ目はもともと1万人以上の人が集まるフェスがしたかった。そのために2019年には1000名規模のイベントをするって前から決めていたんだよね。

そして、2つ目はNPOをエンタメ化したいと思って。
未来ラボに参加してから自分の役割をずっと考えていた。定例会で他のメンバーの話をきいて感じたことは、一般の巻き込みが少ないってこと。だから、一般の人にも届くコンテンツをつくって、NPOをもっとエンターテイメントにしていくかが重要だと思ったんだよね。
人は、本当に面白いものに対しての欲望に火がついたら、お金がないとか時間がないとか関係なく参加するんだよね。だから、最高にはっちゃける場をつくりたい。

今井さんとの面白いエピソードがひとつあって。
フェスについて話をしていたときに、「200人とか300人、集められるかな?」って今井さんが言ってきたのよね。私は、普段からイベントで参加者を数百人集めているから、「今井さんのイベントで、しかもゲストも豪華なのだから1000人集めますよ。1000人規模のイベントじゃないならやめます」って返したの。そしたら、今井さんが「じゃあできるかも」ってなって。(笑)

どうすれば人が集まるのかということが分かっているから700〜800人はいけるけど、それを1000人にするのはハードルが高い。でも、このフェスに関わった人たち全員にとってwinになる仕組みを私は作りたい。そのためにも人を集めんといけない。

今は、NPOをエンタメ化することによって、今井さんやNPOの人たちにも 何か貢献できるんじゃないかなって思っている。

誰かの心に火をつけて才能を芽吹かせる

---ひとりの起業家として、また、NPO未来ラボのメンバーとして、どんな社会をつくっていきたいと思っていますか?

寺嶋:私が社会をつくってやるぜ!というより、私が誰かの心に火をつけて、その人たちが成長して、社会をつくっていくというイメージかな。その人たちが自分のテリトリーの中で楽しんでいればいいし、すごい活動をして社会がよくなっていけばいい。そういう人たちが増えるように種まきや才能の目が芽吹くようなシステムをつくっていきたい。

(NPO未来ラボ関西メンバーと)

インタビュー中、彼女が発する言葉ひとつひとつに熱量を感じ、ワクワクがずっと止まらなかった。

彼女が挑戦しようとしてる「NPO×エンタメ」は、NPOに新しい未来を切り開いていくに違いない。

彼女が描く夢が叶う瞬間に私も立ち会いたいと胸が熱くなった。
そう、気づくと私も彼女に心に火をつけられた一人になっていたのだ。

文章:おっちー

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