mirika+mormor

東京でちっちゃなベビーシッター会社をやってます。 ベビー&キッズシッターのmormor…

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東京でちっちゃなベビーシッター会社をやってます。 ベビー&キッズシッターのmormor(モルモル)www.mormor.co.jp モルモルはスウェーデン語で“おばあちゃん”の意。

最近の記事

一番大切な仕事

ある日、産後間もない母親から問い合わせがあった。家庭の事情ですぐにでも働かなければならず、子どもを定期的に預けたいとのことだった。 新規の利用は預ける理由を問わず歓迎したいところだけれど、歓迎するには気がかりな点があった。 経験上、切迫している母親からはメールや電話でのコミュニケーションだけでも様々な兆候が感じられる。 まわりに頼れる人も適切な機関に繋がるための情報もない母親は、藁にもすがる気持ちで問い合わせしてきたのだと思う。何度か電話やメールでやり取りをするうちに困

    • 信頼できるベビーシッター事業者/保育者と出会うには? ~ファミサポ編~

      前回のnoteをたくさんの方にお読みいただきました。 それぞれの立場で“子どもの命を守るためにできること”、“子どもを預けるということ”について、少しでも考えるきっかけになればと願っています。 前回、信頼できるベビーシッター事業者/保育者をみつけてほしいと書きましたが、子どもを預けるにはどんな選択肢があるのか?どのように選べばいいのか? ひとりの母として、事業者として、私自身の経験を踏まえてご紹介したいと思います。 私がこれまでにお世話になった保育サービス1. 認可保育園

      • ベビーシッターわいせつ事件がまた起きてしまった。-いち事業者として感じていること。

        ベビーシッターによる性犯罪のニュースがまた・・・。なんでまた・・・と考え始めたら眠れなくなってきた。”ベビーシッター”と聞いて私の顔を思い浮かべる友人もいるかもしれないし、事件のことなど全く知らずに件のアプリを利用し続けている友人もいるかもしれない。ベビーシッター事業者として、いま私が感じていることを書こうと思う。 こういう何の落ち度もない子どもが被害を受ける事件の報道がされる度、あるいは私の会社内でもなにかトラブルが発生する度、信頼してベビーシッターサービスを利用したご両

        • 北欧スウェーデンの育休パパはかっこよすぎた~つづき~

          スウェーデンのパパ事情、前回までのnoteはコチラ ④家事と料理は標準装備今回、スウェーデンでお会いした男性陣はみなさん家事や料理は朝飯前の方々でした。滞在中、もうすぐ第一子が産まれるというお宅にお呼ばれしたのですが、旦那さんお手製のスウェーデンの伝統料理を振舞ってくれました。 ミンチ肉にキャベツもたっぷり入ってとってもジューシー。アップルベリーソースを付けていただきます。料理してくれた旦那さんいわく、「外食は高い割にたいして美味しくないんだよ~だから基本は自炊だよ、その

        一番大切な仕事

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        • ベビーシッターわいせつ事件がまた起きてしまった。-いち事業者として感じていること。

        • 北欧スウェーデンの育休パパはかっこよすぎた~つづき~

          北欧スウェーデンの育休パパはかっこよすぎた

          2017年の1月、クラウドファンディングで視察渡航費を募り、長年のあこがれの地、スウェーデンのストックホルムに行ってきました。 ※「クラウドファンディングでスウェーデン行き」に至った経緯についてはコチラ。 現地では主に子育て中のファミリーや働くママを訪問して、なぜスウェーデンではママが「当たり前に」「しなやかに」「ハッピーに」働けているのか?ヒントを探りに行ったわけなのですが、私なりの一つの結論は、「これらのキーはパパにある」ということでした。(&国の賢い政策はいわずもが

          北欧スウェーデンの育休パパはかっこよすぎた