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【11月版】Amazonプライムビデオ最新追加映画情報&視聴映画感想まとめ!

この記事では、「amazonプライムビデオ」の2023年11月の追加映画情報についてのまとめと、今月管理人「みるひ」が視聴した映画についての簡単な感想についてまとめています。※本ページはプロモーションが含まれています。

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【映画星評価基準】
~2.9   う~ん(笑)
3.0~3.4 あまり面白くなかった、あまりおすすめはしない
3.5~3.9 普通に面白かった、
4.0~4.4 かなり面白かった、おすすめできる作品
4.5~5.0 超面白かった、ぜひ観てもらいたい作品

※適宜情報を追加していくため、読むタイミングによっては記事内容が中途半端な状態になっている可能性があります。(11.27編集&情報追加)


2023年11月アマゾンプライムビデオ最新追加情報まとめ(簡単あらすじ+)

日本映画(邦画)追加情報

11月1日(水)
『七人の秘書 THE MOVIE』

ドラマで人気の「七人の秘書」の映画版。表の顔は秘書、裏の顔は仕返し屋の面々が、世の中の理不尽に立ち向かうという物語。今回のターゲットは、地元の名家「九十九ファミリー」。国家とのつながりがあるという。。。。


11月2日(木)
『ナックルガール』Amazon Original

韓国のウェブマンガを実写化したアクションドラマ映画。失踪した妹を救うべく、謎の組織が所有する格闘場にて危険な試合に参加する主人公。この試合で主人公の蘭はグローブの代わりにナックルをはめる。


11月12日(日)
『そして、バトンは渡された』

複雑な家庭で育った2人と両親の嘘と秘密を描いた物語。4回も名字が変わり、義理の父の元で生活をする「優子」。魔性の母親の元で生活する「みぃたん」。それぞの親には秘密があり、その思いが交差する事となる。


11月17日(金)
『花束みたいな恋をした』

偶然から始まる恋を描いたロマンスドラマ映画。京王線、明大前駅で終電をのがした事で出会った2人は、趣味がとても似ていてすぐに恋に落ちる。同棲を始め、何気ない生活を送りながらも現状維持を目標に就活を続ける。


11月24日(金)

『すばらしき世界』
犯罪を犯した者の出所後の人生を描いたドラマ映画。下町で細々と暮らす主人公は、短気な性格と見た目とは裏腹に、優しく真直ぐな男。しかし、彼は過去に刑務所で過ごした元殺人犯だった。社会復帰の様子を若手テレビマンにネタにされそうになるが、逆に思いがけない事実を目撃する事となる。


『蛇イチゴ』
どこにでもいる平凡な家族の少しおかしな所にフォーカスしたドラマ映画。祖父、父、母、長女の4人で平穏に暮らす明智家。しかし、勘当された息子が10年ぶりに帰ってきた事で、家族の秘密と欺瞞が次々と明るみに出る。これにより正義と悪の価値観が逆転して行く事となる。


『ゆれる』
帰郷した事で起きた事件を描いたドラマ映画。東京で写真家として成功した主人公は、母の一周忌で帰郷し家族と再会。そこで兄と幼馴染の3人で近くの渓谷に行くも幼馴染の智恵子が亡くなってしまう。あれは事故か事件か?疑問を持ちながら裁判が始まる。


『ディア・ドクター』
「すばらしき世界」「蛇イチゴ」の西川美和監督が描く僻地医療がテーマのドラマ映画。山あいの小さな村で唯一医者をしている男が突然失踪する。警察の捜査が始まるも、村人は彼の素性について何も知らなかった事が発覚する。


『夢売るふたり』
西川美和監督が描く結婚詐欺がテーマのドラマ映画。東京で小料理屋を営む夫婦だったが、火事により店を失ってしまう。自暴自棄になり酒浸りの旦那は、お店の常連と関係を持ってしまう。それをみた奥さんは、この状況を利用しようと結婚詐欺を思いつく。


『永い言い訳』
西川美和監督による冷めた夫婦と死別後の生活を描いたドラマ映画。人気作家の主人公は、不慮の事故で妻の親友と妻を亡くしてしまう。その時不倫相手と密会していた主人公は、悲劇の人物として世間に対して装う事で追求を逃れる。その後、妻の親友の家族と出会い、思いつきから子どもたちの世話を申し出る事となる。


海外映画(洋画)追加情報

11月2日(木)
『バッドマン 史上最低のスーパーヒーロー』

記憶喪失と役者を描いたコメディーアクション映画。「バットマン」ではなく「バッドマン」の主役に抜擢された主人公は、様々な準備をし映画の撮影に入るも、病院に向かう途中に事故にあってしまい記憶を失ってしまう。


11月3日(金・祝)
『オペレーション・ミンスミート -ナチを欺いた死体-』

実話を元にした、第2次世界大戦中に極秘裏に行われた作戦を描いた戦争映画。ナチスを欺くため、英国諜報部は「オペレーション・ミンスミート」を実行。偽造文書を持つ死体を地中海に流し、偽情報を流す事となる。


『女王陛下のお気に入り』
王室の野望を描いた宮廷ドラマ映画。女王を裏で思い通りに操る女官長のサラと、上流階級から没落した召使いのアビゲイルが、女王の寵愛を受けるべく野望をぶつけ合う事となる。


『ノマドランド』
放浪の旅の中で出会った人々との絆を描いたヒューマンドラマ映画。ネバダ州のとある田舎町の経済崩壊により放浪の旅を始めた主人公(女性)。そんなノマド生活の中、新たな仲間達との出会いが固い絆を育む。


『メイズ・ランナー』
大ベストセラー小説原作のサスペンスアクション映画。3部作の1作目に当たる今作は、高い壁に囲まれた巨大な迷路からの脱出。果たして少年達は、この迷宮の謎を解き明かし脱出する事ができるのか?


『メイズ・ランナー2:砂漠の迷宮』
3部作の2作目にあたるメイズ・ランナー2。自分たちを操作する組織の存在を知り、さらなる驚愕の事実を知ったランナー達は脱出を試みる。しかしそこは全てを灼き尽くす砂漠のような場所だった。。。。


『メイズ・ランナー3:最期の迷宮』
シリーズ興行収入1000億円突破した大ヒット映画の最終章にあたるメイズ・ランナー3。秘密組織に囚われた仲間がラストシティと言われる謎の地域に運ばれてしまい、ウイルス抗体開発の実験台にされそうになるが。。。


11月5日(日)
『ハロウィン THE END』
ハロウィン3部作の3作品目に当たるサスペンスホラー映画。殺人鬼ブギーマンから無事生き延びる事ができた主人公は、孫娘と暮らしながら回顧録を執筆する。そんな平穏な生活のある日、再び恐怖と対峙する事となる。


2023年11月9日(木)
『慌てず騒がず』Amazon Original
あらすじ不明
※未だ見放題に登録されず。

『幸せへのキセキ』
マットデイモン主演の実話に基づいたヒューマンドラマ映画。妻を亡くして半年の主人公は、14歳の息子と7歳の娘と共に引っ越しをする。そこで閉鎖中の動物園を発見し、再オープンを目指す決意をする。


『レッド・スパロー』
小説原作の女スパイを描いたサスペンス映画。事故で夢を絶たれたバレリーナが、ロシアスパイとしての訓練を受けCIAの捜査官に接近する任務につく。共に惹かれ合う2人だったか、国家への忠誠をかけて騙し合いを始める。


2023年11月11日(土)
『スクリーム (2022)』
スクリームシリーズの第5作目に当たるサスペンスホラー映画。田舎町での殺人事件から25年後、新たな殺人鬼がゴーストフェイスマスクで住人を襲う。町の人達は25年前の生還者に助けを求める事となる。


2023年11月12日(日)
『search/#サーチ2』
シリーズ2作目に当たるサスペンススリラー映画。SNSや検索エンジンなどのネットの情報を元に、旅行中に消息不明になった母を探す娘ジェーン。しかし、憶測情報ばかりで逆に情報に翻弄される事となる。


2023年11月17日(金)
『エラゴン遺志を継ぐ者』
17歳の少年のアクションファンタジー作品。ドラゴン乗りになった若い少年が、産まれたばかりのドラゴンと共に、敵討ちに救出、反乱軍に参加するといった壮大な冒険に挑む。


『60セカンズ』
どんな車でも盗む事ができる凄腕主人公のアクション映画。超高級車を盗むプロの窃盗団が、仲間と共に最大の挑戦に立ち向かう。ターゲットは50台の超高級車、タイムリミットはわずか24時間。果たして成功させることができるのか?


『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』
少年とトラの壮絶な遭難を描いた感動アドベンチャー作品。インドの動物園を営む一家で育った16歳の少年パイは、一家でカナダへの移住中、嵐で船が沈没してしまう。家族で唯一、一命を取り留めるも救命ボートにはベンガルトラが乗っていた。そこから227日の壮絶な冒険が始まる。


『マキシンズ・ベイビー:タイラー・ペリーの軌跡』Amazon Original
アメリカで最も成功を収めるマルチタレントのこれまでを描いたドキュメンタリー映画。これまで順風満帆にやって来たように見える彼だが、実は幼少期にトラウマを抱えており、この痛みを希望に変えてきたからこそ現在の彼があるという。


11月18日(土)
『ドリームプラン』
実話に基づく不可能に挑戦した父とウィリアムズ姉妹のドラマ映画。テニス未経験の父が娘達が生まれる前に考えた計画の元、最高のテニスプレイヤーを目指して娘達を訓練し、世界の頂点に上り詰めるまでの感動物語。


11月19日(日)
『Meg ザ・モンスター』
ジェイソン・ステイサム主演の海洋パニックアクション映画。未知の海溝で消息を絶った潜水艇を救出するため、潜水のプロが救出に向かうも、そこでジョーズの3倍以上の巨大ザメと遭遇してしまう。果たしてこの危機をどのように乗り切るのか!?


11月24日(金)
『いまを生きる』
破天荒な新任教師と学生達を描いた感動ドラマ映画。舞台は1959年の名門進学校。新任英語教師とした新しくやって来た先生が、授業を通して詩の美しさや人生について教える中で生徒たちが魅了されていく。そんな生徒たちが、かつてあった詩に関する同好会を復活させる事となる。


『エクソダス 神と王』
「グラディエーター」や「ブレードランナー」などの大作を手がける巨匠リドリー・スコット監督の超大作。紀元前1300年の古代エジプトが舞台。王子ラムセスと育ったモーゼは、自身の出生の秘密を知り国外に追放される。その後、彼は啓示を受けエジプトに戻り、40万人の奴隷を解放しようとする。


『シンデレラマン』
順風満帆のボクサーの逆風を描いたスポーツドラマ映画。奥さんと子供の3人で順風満帆の生活を送っていたボクサーのジム。1929年に右手を負傷したことで引退するも、時代が大恐慌という事で日雇い労働者まで成り下がってしまう。そんな時、かつてのマネージャーの声掛けにより、一夜限りの試合話が舞い込む。


『はみだしエルフが町にやって来た!』Amazon Original
協力してクリスマスのピンチを救うファンタジーコメディ映画。おもちゃよりも少し変わった危険な道具を作る事が好きなエルフの「トリップ」と、小さな村に住む人見知りの少年「エリア」は、偶然出会うも最初は反りが合わず反発しっぱなし。そんな時、無慈悲でクリスマスを台無しにするビジネスマンが現れた事で、2人は協力して立ち向かう事となる。


『ミッション・トゥ・マーズ』
火星探索とその救出を描いたサスペンス映画。西暦2020年に人類初の火星到着に成功したマーズ1号は、4人のクルーと共に大発見をするも謎の事故により3人のクルーを失う。唯一生き残ったルークだったが、謎のメッセージを残し失踪する。そんな中、仲間の救出と原因究明をかけてマーズ2号が火星に向かう事となる。


『リーグ・オブ・レジェンド/時空を超えた戦い』
「インディ・ジョーンズ」や「ハムナプトラ」を凌ぐレベルの超大作アクションアドベンチャー映画。1899年、英国銀行が謎の軍団に襲撃され古い海上都市の図面だけが盗まれる。このままでは世界大戦が勃発するという事で、英国政府は伝説の冒険家アランに依頼をする事となる。


韓国映画追加情報

11月6日(月)
『非常宣言』
飛行機内でのウイルステロを描いたパニックスリラー映画。飛行機恐怖症の主人公は、娘と二人でハワイに向かっていた。しかし、離陸後まもなく1人の乗客が死亡してしまう。そんな中犯行予告動画がUPされていた事に気がつき対応に迫られる。


日本アニメ映画追加情報

11月8日(水)
『グリッドマン ユニバース』
SFアクションアニメ『SSSS.GRIDMAN』の続編映画。かつて世界を作り破壊した少女を助けた主人公達は、平和な世界で日常を過ごしていた。そんなある日。世界のバランスが崩れかけているとかつての仲間と新たな仲間が現れる。


2023年11月に観た簡単映画レビュー(プチ感想まとめ)

ノック 終末の訪問者 (2023)(原題: Knock at the Cabin)(星3.8)

映画の序盤から終盤まで緊張感が続く、手に汗握る作品でした。

内容としては、休暇中の3人の家族の元に謎の4人組が訪れる。その理由は「この世界の終末を回避する事」。3人の家族は訳が分からないまま、世界を救う選択を迫られる事となる。というものです。

映画を観ていて、

・なぜこの家族が選ばれたのか?
・なぜ選択すると終末を免れるのか?
・なぜ選択をさせようと思ったのか?

について明確な理由がなかったので、少し疑問点が残るストーリーでした。(神のみぞ知るといった所でしょうか?)

とはいえ、物語はかなり緊迫感があり最後まで楽しむことができたので、個人的には面白い映画でした。

アマゾン評価は3.2と高くないですが、スリリングな映画に興味がある方は、チェックしてみると良いですよ。


七人の秘書 THE MOVIE (2022)(星3.3)

ラーメンが食べたくなる作品でした。

内容としては、名家と名高い「九十九ファミリー」の次男と結婚する事となるも、結婚式でトラブルが発生してしまう。そのトラブルにより依頼が入り、九十九ファミリーの調査を始める事となる。というものです。

ドラマシリーズを前に一、二話観た程度の記憶で視聴しました。

アクションシーンは少しムズムズするし、悪役も絶対的な悪とは思えない感じで感情移入しにくかったので、もう少し徹底的な悪だと良かったのかなと。

また、それぞれのやろうとしている事が、やり方は悪いにしても方向性は間違ってないと感じてしまい、何とも言えなかったです。

最終的に雇用を生み出し、その地域の経済が活性化するのであれば、やり方次第では良い方向に行ったのではないのかなと思ってしまいました。

それを言い出したら物語にならないんですけどね。

もしかすると、ドラマをしっかり観てから観ると違う感想をもったかもしれないので、観るタイミングを間違えたかもしれません。


ナックルガール(2023)(星3.8)

ハラハラするし悲しくなるし、感情が揺れ動いた面白い作品でした。

内容としては、女子ボクシングで活躍し始めた主人公の元に、突然、妹の訃報の知らせが届く。その死を不審に思った主人公は独自で調査を始める。というものです。

原作未読で視聴しました。

観る前は、

「2時間内で原作を収めるとなると、少しストーリーが軽くならないかな?」

と不安だったのですが、全然そんなこともなく、また特に疑問点も残る事なく最後まで楽しむことができました。

内容がアンダーグランドな感じで、直接的な描写はないグロシーンや、観客の欲望渦巻く熱狂などかなり見応えがありました。

さらにアクションシーンも特に違和感なく面白かったです。ハッカーの子もめちゃくちゃ強いのは少しアレですが、原作が漫画なのでそこはご愛嬌という事で。

韓国のウェブ漫画原作でストーリーも面白く、仮想通貨なども含む現代版の闇といった感じで、Amazonオリジナルの中では当たり作品だと思うので、興味がある方はチェックしてみると良いですよ。

ちなみに「人生もボクシングもペース配分できないやつはただの素人」というセリフは、何にでも通ずる良い言葉だなと感じました。


オペレーション・ミンスミート -ナチを欺いた死体-(2021)(原題:Operation Mincemeat)(星3.5)

比較的淡々とした映画で、人命がなかなか覚えられず理解に苦しんだ作品でした。

内容としては、第二次世界大戦中に行われた、死体に偽の情報を持たせて海に流すという「ミンスミート作戦」実行までの様々な工作とその後を描いたもの、でした。

実話に基づいた内容で、劇的な感じの映画ではないですか、作戦を実行するまでの

・どうやって立案されたのか?
・騙すための細かなシナリオ作り
・実行に必要なアイテムの調達

などといった、作戦本部の作戦を完成させていく過程を垣間見ることができ、その中での様々な苦悩を感じ取る事ができる内容でした。

一番感心したのは

「相手国の過去の失敗を逆手に取った作戦」

といった、相手の心理をうまくついた所から全てが始まっているところに驚かされました。

こういった、表沙汰にされてない作戦というのは一体どれだけあるんですかね?

戦争や歴史にはあまり明るくないですが、かなり勉強になった内容でした。

面白いと形容できる類の映画ではないですが、極秘裏に行われた作戦の裏側に興味がある方はチェックしてみると良いかもしれません


非常宣言(2020)(原題:비상선언/EMERGENCY DECLARATION)(星3.9)

次から次に噴出する問題にヤキモキしながら最後まで視聴した作品でした。

内容としては、ウイルステロを起こすべくハワイ行きの飛行機に乗り込んだ実行犯。そこには飛行機恐怖症の主人公とその娘が乗り合わせていた。その頃地上では、前日にアップされたテロ予告動画の情報が広がりつつあった。というものです。

飛行機の密室で起きたバイオテロという事で、緊迫感がすごく、ゾッとするし、絶望感が半端じゃないしと、観ていてかなり辛いものがありました。

また、ウイルスの感染力と致死率がかなり高く

「実験を繰り返す事で、こういった殺人ウイルスを作る事ができるのであれば、とんでもない事だな」

と思うと同時に、現実世界で収まりつつあるコロ助の事が脳裏をよぎりました。

ちょこちょこ傷口や吐血といったグロシーンがあるので、人によってはムズムズするかと思います。(自分はめちゃくちゃムズムズしました(笑))

パニック系の映画ということもあって、かなりハラハラドキドキ、時には絶望感を味わえる作品になっているので、そういった映画が好きな方にはぴったりかもしれません。

ちなみに、この映画のバイオテロの裏には別の人物が隠れているような気がします。真実は闇の中なんですけどね。。。。


MEG ザ・モンスター(2018)(原題:The Meg)(星3.6)

かなり前に観た記憶がありつつ二度目の視聴で、深海と未知の生物のダブルの恐怖が襲う作品でした。

あらすじとしては、仲間の救出にて謎の生物に襲われ、非情な決断を強いられた主人公。その5年後、再び謎の生物に襲われた探索隊を助けるべく、深海に向かうこととなる。というものです。

超巨大ザメという事で、ジョーズと比較されがちな作品だと思いますが、少し違う緊迫感で面白かったです。

ジョーズの方は、音楽でより一層恐怖を煽るので、音楽の演出の違いはかなり大きいかと思います。

また、主演のジェイソンステイサムが、元飛び込みの選手ということもあって、飛び込みシーンや海での演技が完璧で良かったです。

恋愛シーンも少し挟まりますが、緊迫感がただ続くよりも緩急があって良かったんじゃないかと感じました。

何より女の子が賢く、良い感じに間を取り持とうとする役なので、緊迫映画の癒し役で良かったです。

過去の記憶との比較であれですが、ジョーズほどのドキドキ感はないと思いますが、あまりのデカさにかるく絶望できるので、サメ系の映画が好きな方はチェックして損はないかと思います。

ちなみに、ワンちゃんがラストにしれっと登場した時はホッとしました(笑)


ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日(2013)(原題:Life of Pi)(星3.9)

自然の雄大さと厳しさを教えてくれる作品でした。

あらすじとしては、小説家に過去のお話をするということで、生まれやどういった家庭だったのかを話しつつ、ベンガルトラと漂流した227日の物語を語っていく。というものです。

映画の冒頭は、

・色んな動物が出てきて色合いも綺麗
・叔父さんのキャラが立ってて良い

なんて呑気に視聴してたのですが、漂流が始まってからというもの

「トラは賢くて可愛いけど、恐ろしくなかなかに残酷で、だけど生きるってこういうことだよな」

なんて自然の恐ろしさを感じさせる内容でした。

現代社会だと生き物の命が見えにくく、綺麗に商品化されているため、久々に生々しいものを観たなと言った感想です。

また、神に祈ってるシーンはとても残酷で悲しくなったし、主人公がギリギリの状態になっても神に感謝するのは本当にすごいと思いつつも

「厳しいからこそ、そういったものに頼らなくてはいけない状況が生まれる」

と考えると何とも言えない気持ちにもなりました。

あくまでも自然界は、どこまで行っても弱肉強食ですし

「起きた事は起きたこと、意味はない」

と主人公が悟った感じで言うセリフは、

「ほんとうにその通りだよな」

なんて思わされました。

ついつい辛いことや悪い事が起きると色々と理由を探したくなるのが人間だと思うのですが、極限状態を経験してなお、こう言ったセリフを言えるのはすごいなと。

何だか外国などで良くある、教訓を含んだ昔から伝わる壮大な物語を聴いたような感覚に包まれました(イメージだけで、実際に聞いた事はないんですけどね、笑)

トラとの漂流という事で、ただの漂流だけでもきついのに、さらに過酷な漂流を覗き見る事ができるので、興味がある方はチェックしてみると良いと思いますよ。

ミーアキャットを捕食するシーンは、良かったなとなぜだかホッとしました(笑)


テラビシアにかける橋(2008)(原題:BRIDGE TO TERABITHIA)(星3.6)

小説原作の作品で、引っ込み思案な少年と、前向きでポジティブな少し不思議な少女とのちょっとした冒険の物語。

あらすじは、軽いいじめを受けている引っ込み思案の少年と、転校してきた前向きで明るい少女が、自宅の裏にある庭で自分たちの王国を作るために冒険を始める。というものです。

最初は、子供向けの作品なのかなと思っていたのですが、夢や希望だけの作品ではないため、どの年齢層がターゲットなのか分かりにくい作品でした。

とはいえ、映画の後半にかけて感情をしっかりと揺さぶってくるので、ラストは普通に涙ぐむ物語で良かったです。

この映画は、

・現実と想像
・豊かさと貧しさ
・ネガティブとポジティブ
・普通と異端
・信じるものと信じないもの

といった感じで対照的に表現してるものが多く、それ故に現実に引き戻されるシーンがちょこちょこあります。

そのため夢に溢れた作品とまで言えない感じで、そこが少し難しさを感じた点でもありました。

とはいえ、子どもの視点で想像豊かに描かれてるシーンも多いので、

「想像力豊かな子供には、本当にこう言った世界が見えてるのかもな?」

と思わせてくれる作品でもあると思います。

ミルヒ自身は、想像力豊かなタイプの子供ではなかったので、こういった子ども時代だったらこれまた楽しかっただろうななんて想像が膨らみました。

後半には悲しいシーンもありますが、子供から大人までそれぞれが感じるものがある内容だと思うので、興味がある方はチェックしてみると良いかと思います。

ちなみに、ワンちゃんが最高に可愛くて癒しでした。


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