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みんな違ってみんないい~フルリモートワークにおける心理的安全性の状態は?~

HITO-Link CRMのチームは、本当に色々なカラーがあって、少しずつ絶妙な混じり合いをして、ちゃんとすてきな色合いを作っている、そんなチームです。

私は諸事情があって、このHITO-Link CRMのチームに1ヶ月半ほどジョインさせていただきました。統括部的には同じ組織内だったとはいえほぼ関わり合いがなく少々緊張して入ったのですが、1週間後には「あれ?私もっと前から一緒に仕事してたっけ?」という状態でした。          (少々オーバーですが。笑)

すぐに打ち解けられる、でもみんなカラーが違うそんなチームの「リモートワークにおける心理的安全性の高さ」についてご紹介したいと思います。

チーム体制の前提条件 
・大企業(4,000名弱)の中の新規事業部門
・少人数(5人)
・コロナによるフルリモート(まったく誰も出社していない)
 ※ちなみに私はこの1か月めちゃくちゃど田舎でリモートワークをさせてもらっていました。

今回は、こちらの本”世界最高のチーム グーグル流「少数の人数」で「最大限の成果」を生み出す方法”を参考にしながら進めてまいります!


1.改めて、「心理的安全性」とは

心理的安全性が高いチームなら、「自己認識・自己開示・自己表現」ができる
           (第1章 世界共通のチームづくりのルールとは)

メンバーを信頼し、チームを信頼することで自ずと自分の役割を認識・開示・表現できるようになります。決してわがままばかりを言い合って、よしとしてしまうような馴れ合いの関係性では決してありません。ミッションを理解し突き進むために信頼感を作り上げていくことこそが心理的安全性に繋がっていきます。

▼心理的安全性が高い状態で得られる効果

✔自分らしく働けるようになるので一人ひとりの思考やビジョンが明確化し、生産性があがる
✔コミュニケーションが増えることで新しいアイディアが生まれやすく、建設的な議論ができるようになる
✔優秀なメンバーの退職リスクを防げる


2.悩みや愚痴もみんなオープンに

「へぇ ~、 知ら なかっ た」「 面白い 人生 だ ね」「 苦労 し た ん だ ね」 といった 会話 になり ます が、 これ は、 いわゆる ファクト( 事実) ベース では なく て、「 価値観 ベース」「 信念 ベース」 の 会話 です。 心理的 安全 性 を 高める ため には こうした 会話、 つまり「 本音」( 愚痴 も 含む) を 言い合う こと が とても 大切 なの です。 どんな 人 で あっ ても「 目 の 前 に いる 人 は いい 人」 と 考える
     (第2章:「愚痴」も「もめごと」もチームにとってよいこと)

リモートワークになり、「目の前でのちょっとした会話」が無くなってしまったことによって、心の内を吐く、本音ベースでの会話が難しい状態にあります。そこで活用しているのが「Slackのtimesチャンネル」です。各々、情報収集していることや、行き詰ったことと、苦しいこと、時にはおかしな話など、人目を気にせず(笑)公開しています。管理者側としてもそこでちょっとした危機を察知することにもつながるかもしれないですね。

▼timesチャンネルはマインドフルネス実践ツール?かも!?
(PdMとエンジニアメンバーのコント)

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3.「さみしい」から始まった雑談を「良質」に

いま の 自分 たち の 固定観念 や 先入観、 偏見、 妄想、 デタラメ――。 そういった もの が 自分 たち の アップデート を 邪魔 し ます。 だから、 常に 壊し 続け た ほう が いい。 その ため に もっとも 有効 なのが、 自分 たち と 異なる 固定観念 や 先入観 などを 持っ て いる 他者 との 対話 なの です。
        (第4章:“一瞬”で差をつける「チーム時間」の使い方)

私がジョインするずっと前からCRMのチームは「コーヒーブレイク」という時間を作っていました。「みんなと話せなくてさみしい…」をきっかけに毎日15分顔を合わせて話す時間を作っていましたが、徐々に慣れてきていわゆるマンネリ状態だったようで、「コーヒーブレイク→夕会」として15分の使い方が変わりました。アジェンダを用意して全員が必ず話す、共有する時間です。「ただフランクに適当に喋って」の時間だとオンライン上故にどうしても人の偏りが生じてしまいます。オンラインだからこそ、ちょっとした雑談が出来ないからこそ、その時間で自分では得られない気づきやアイディアを得ることに繋がる仕組みが必要です。
ちょっとした時間かもしれないですが、自己開示、自己表現力が徐々に備わってくる場としてもいいかもしれません。

▼夕会中

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アジェンダの中に「ちょっと聞いてよ案件」と題してちょっとした発見や悩みなどを共有する時間をとっているのですが、がみんなまあネタを持ってる持ってる(笑)
ちなみに私はちょっと前におすすめの洗顔を紹介したのですが、その場で即購入してくれた二人がいたのでめちゃめちゃにうれしかったという裏話(笑)

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4.フルリモートワークにおける心理的安全性の状態は?

要するに、 チーム ミーティング では 話し合う テーマ によって、 ド リーマー 的 な 人 が 活躍 する とき も あれ ば、 リアリスト 的 な 人 や クリティック 的 な 人 が 貢献 する とき も ある わけ です。 メンバー の マインド セット の 多様 性 が、 チーム の 集合 知 を 高め て くれる
       (第5章:「最小の人数」で「最大の成果」を生み出す方法)

”リモートワークだからこそ”、心理的安全性がより高い状態に保たれているかもしれません。そんなリモートワークでの日常必須の取り組みがこちらです。

✔Slackで生存確認(おはよう、おひる、おつ、お菓子買いにいく…etc
✔毎日必ず顔を合わせて状況共有
✔Timesチャンネルで情報共有、独り言、愚痴爆発

オーバーすぎるくらいのコミュニケーション量をとっています。これは、リモートワークだから可視化するためだけに、というよりも、自発的な行動、発信力を高められる状態に繋がる一つの仕組みづくりかもしれません。また、冒頭お話しましたがチームメンバーのカラー本当に多様です。オンラインコミュニケーションだからこそ、建設的に物事を進めていくにあたって各自得意な分野にてファシリテーションして進めていける体制を作ることにも意識されています。こうした一つひとつの仕組みが一つのチームブランドになっていくでしょう。

(補足)会社全体としてもリモートワークに対するバックアップをたくさんしていただいているので感謝しかありません。
ちょっとした雑談やFace to Faceによる会話での効果も多くあると思われるので、これからはリモートワークがベースとなったら新しい働き方が生まれてくるかもしれません。


5.さいごに


HITO-Link CRMチームのミッション

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こんな形でチームミッションがSlack上で常に掲げられています。
(暑苦しいくらいの元気でパワフルなPdM塚本より)

まだまだ試行錯誤中の若い集まりで、壁にぶち当たっては考え、修正し、行動する、そんなチームです。

しかし、お客さまのことを一人ひとりが真剣に考え、プロダクトを作っていき、もっともっと強く、愛される、そんなチームになっていくのではないか思っています。

ぜひ、応援のほどよろしくお願いいたします!!

HITO-Link CRMのプロダクトもぜひ!応援のほどよろしくお願いします。もしご興味ございましたらいつでもご相談ください!

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HITO-Link CRMチームでは毎週ブログが更新されていく予定です~!

来週もお楽しみに♪


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