見出し画像

色々歩いてみたらしい~大阪旅行②~

【大阪旅行①の続き】

宗達の絵を見ている時に外から聞こえてきた、何やら楽しそうな賑やかな声。耳をすませば……あ、これ祭り囃子だ!

美術館の敷地内から見えた"だんじり"

偶然にも今日は和泉市の"だんじり祭"だったそうで。雨の中、勢いよく山車が町中を走っておりました。
初めて訪れた町で、初めて見る祭……だんじり祭ってこういう感じなのですね、迫力すごい。(相変わらずの語彙力のなさ)
一番驚いたのは、結構な車通りがある道を、例えば「何時から何時まで通行止め」とかせずに「迂回にご協力ください」で山車がバイパスを駆け抜けていく様。これが町の一体感というやつなんだろうか……?🤔 すごいな、関西。

お散歩しつつお祭りを見ながら歩いていれば、午後4時というタイムトラップ。だからと言って、まだ帰りたくないのが旅先の心情。
という訳で、やって来ました。大阪府にあるもうひとつの政令指定都市!堺!!

堺といえば……大仙陵古墳!

正面(拝殿)から

ただ広い。ただこんもりした緑が広がっておりました。全体像が見えなさすぎて逆に面白い。とても、森。ただただ、森。

仁徳天皇陵の説明

それはそうと、もう大仙(陵)古墳って言い方はなくなってしまったのですね……仁徳天皇陵かぁ。慣れぬ。

仁徳天皇陵をグルっとほぼ一周して、次に目指すは堺市役所。展望室からなら、古墳のイメージ、つかめるんじゃない? という思いつき。はてさて、上手いこといくかしら?

展望室から見た仁徳天皇陵

……日没っ!! それでも大きいことが分かる存在感!!
まぁ、日が高くても同じ感想を抱きそうですけれども。
夜景がきれいだったので私的には満足😌

ミャクミャク様に別れを告げて、お散歩は続くよ、もう少し🚶🚶🚶

展望室で発見したミャクミャク様

三国ヶ丘駅を降り立ったときから、ちょっとしたお散歩プランがありまして。
【とりあえず、海がみたい】
そう、これが海なし県民の悲しき性でございます。ちょうどそちら方面に幾つか見たい物があるので、堺駅まで歩いてみることに。

                                      🚶
                                      🚶

まずはこちら。
与謝野晶子の生家跡。

小学生の時分に読んだ漫画の伝記くらいのことしか知りません。鉄幹さんをめぐって登美子さんと火花散らしてらしたのは、ここで生活していた頃ですか、と遠い記憶の中から漫画の1ページが思い起こされました。帰ったら読み返そう。

                                      🚶

与謝野晶子の生家跡から程近く、茶人・千利休の邸宅跡が次なる目的地。

千利休といえば、キュルルンという感じの、とても可愛い字(ひらがな)を書かれる御仁というイメージが定着しております。他に感想はないのか……🤦
もう一度、「このよ」の箱書が見たいのですが、この願望はいつになったら叶うのか……。
ちなみに、すぐ近くにスターバックスがあったので抹茶ラテを飲みました。飲むしかないよね、だって利休の家(のすぐそば)にあるスタバだもの。

ホット抹茶ラテと相棒のふぅちゃん

                                      🚶
                                      🚶
                                      🚶

やって来ました旧港付近まで。
最後の目的地がこちらの「堺事件の地」の石碑。

戊辰戦争の裏で起きた土佐藩による攘夷事件の現場がこちらということで。この事件の最後、土佐藩士の切腹辺りがなかなかになかなかで、見物のフランス人にトラウマを植え付けたとか植え付けていないとか。ちなみにこの場所、吉村寅太郎率いる天誅組が上陸した地でもあるんだとか。幕末好きにはおすすめポイント……なのかしら?

大阪編はこれまで。
……あ、武野紹鷗のとこ行き忘れた

旧港付近


2023.10.08