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寝られるって幸せ


癌になったから気付いたこと。
それは眠りにつけるって幸せだと言うこと
寝る行為は当たり前じゃなかったこと。


結婚後まもなく癌が発覚。
癌になり多くの治療を経験しました。
そして今も生きていることに感謝。
癌の治療も5年となり、私の経験を1つの記録として残していきたいと思うようになりました。
今既にがん患者さんもそうでない人も。
大切な人が癌になった時、自分が癌になった時。
私のここでの呟きがなにかの情報の一つになれば嬉しいなと思っています。


以前はお布団に入ってすぐ寝られました。
なーんにも考えることなく、疲れたー!
って感じでお布団にバタンキュ〜!!!

癌になって辛かったことの1つは
眠たくても、夜寝られなくなったこと。

これには2つの理由があります。
1つは副作用や治療の痛みで寝られないこと
1つは不安な気持ちなどで寝られないこと。

ここでは後者のメンタルで寝られなくなった時の私の夫が提案してきた寝る前のイメージについて書きます。


なんでだろう。
目を瞑ると嫌なイメージが湧いてきます。
眠るのが怖くなる。
明日起きることができるのかな。
明日になったら今より体調悪くなってないかな。
そんなイメージが頭の中に湧いてくると
体までしんどくなってきて寝つきが悪いんです。

今までは治療が終わってしまうと元気になって
睡眠薬を飲まなくても寝られるようになったりしてたけど。
今はずっと治療中なので睡眠薬と上手に付き合って寝るようにしています。

それでもたまに
あーーーー!寝られない!しんどい!
なんで私なん!ただ寝るってことができひんの!

って嫌なイメージが湧いてくる時があります。
そんな時夫が言った一言。
「ひつじを数えてみたら?」

「なにその古典的な無意味な方法。そんなんで寝られへんわ!自分は寝れるからって適当なこと言わんといて!」

怒る私に夫は
「まぁ、まぁ、数えよう。羊が一匹、、、🐑」
そう言って夫が見せてくれたのがこの画像。

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嫌なイメージが吹き飛びました。笑
あーこの人が横にいてくれてよかったなって。
そのあと笑って睡眠薬に力も借りてぐっすり眠りました。

私は無理な時は薬の力を借りてもいいと思ってます。
だけど、出来るだけ寝る前に楽しいこと、楽しかったこと、幸せなイメージを描いて寝るだけで全然変わってきます。

どうしても目を瞑る時嫌なことを考えちゃう時。

自分の中に何か鉄板の笑えるものを持っておくのもいいかもしれない。

夜、眠りにつくということがどれだけ幸せか。

きっと癌になってから気付いた人は私だけじゃないはず。


最後まで読んでくださってありがとうございます!根拠のない自信で人生を楽しんでいます!! 私の経験が少しでも情報の一つになったら嬉しいです。 健康なのが一番!!検診は大事です!!