Mitsume

LFC, PSVに関して発信します。試合や移籍、クラブの動向などその時々に感じたことを…

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LFC, PSVに関して発信します。試合や移籍、クラブの動向などその時々に感じたことを書きたいと思います。

最近の記事

【現地観戦】スタジアムに行く意義 (PSV vs フェイエノールト)

PSV 2-2 Feyenoord 4’ Tillman (1-0), 22’ Minteh (1-1), 61’Gimenez (1-2), 71’ Til (2-2) 士気高く試合に入ることができたか、最初のプレーからイケイケのPSV。 すると、ティルマンが個人技でハンツコを躱して抜け出し、シュート。1-0。 しかし、PSVのディフェンスラインも大ポカをしでかす雰囲気満載。 嫌な予感の通り、ボスカリが落下点を見誤ってヒメネスに独走されるも、ベニテスがファインセーブで尻

    • 【現地観戦】UEFA CL Round16 1st Leg PSV vs ボルシア・ドルトムント

      PSV 1-1 Borussia Dortmund 24’ Malen(0-1), 56’ Luuk de Jong (PK, 1-1) アイントホーフェン、現地で観てきました。 数年に一度しかないうえに、来季以後のグループリーグの仕組み上、PSVのようなチームにはチャンスがまた一段と小さくなるCLの決勝トーナメントの舞台。 迷うことなくフィリップス・スタディオンに足を運び、観客席から大好きなチーム、そして選手たちの奮闘を見届けました。 ピッチ脇、前半はバカヨコが、後

      • ヘンドがエールディヴィジにやって来る

        半年で終わった“偉大なプロジェクトの一員としての挑戦“ あれだけ理屈を並べてこの顛末は、フィットするしない以前にまずめちゃくちゃ馬鹿にされるだろうなと真っ先に感じた、ジョーダン・ヘンダーソンのアヤックス行きHere we go。 あの言い分を真面目に本心から言っているとは信じてないし、仮に本気で言ってるなら救いようのないアホというのが、夏のThe Athleticに載った独占インタビューに対する反応の多くだったように思います。 その決断をLGBTQコミュニティへの裏切り

        • PSVの2023年 振り返り②(23-24シーズン選手編)

          前回の記事に続いて、今回は23-24シーズンのここまでで印象的に残った選手について。 前半戦MVP: イェルディ・スハウテン(MF、オランダ代表) リーグ16戦全勝を牽引したFW陣から誰かを取り上げるべきと思う傍ら、彼らのセンセーショナルぶりはスタッツを見れば明らかだし、バカヨコなんてもう強豪クラブたちのレーダー上にいることもあり、SNS上にも山ほど動画があるし… というわけで、PSVの魅力をより多く伝えたいという自身の欲求も満たすようで恐縮ながら、この金髪の賢人の素晴

        【現地観戦】スタジアムに行く意義 (PSV vs フェイエノールト)

          PSVの2023年 振り返り①(チーム編)

          22/23後半戦 シャビ・シモンスとファンニステルローイ 2022年の終わりは、大エース、コーディ・ガクポの心温まる、皆が彼に望んだ華やかな旅立ちの喜びと、取り残される寂しさを抱えた。 私はリバプールFCのファンであり、PSVのファンなので、彼がリバプールにやってきたことを(噂になっていた他のクラブは余計に苦労しそうだったのもあり)大変喜んだ。 彼がいなくなることは時間の問題だったし、夏にルーク・デヨングが帰還し、ヨングでの出場はもはや役不足となっていたホープのヨハン・

          PSVの2023年 振り返り①(チーム編)

          UEFA CL 第5節 セビージャ vs PSV

          セビージャ 2-3 PSV 24´ Ramos (1-0), 46’ En-Nesyri (2-0), 65’ Ocampos 🟥, 67’ Saibari (2-1), 81’ Gudelj (OG, 2-2), 92’ Pepi (2-3) 試合の印象 リーグで復帰したノア・ランが捻挫で再び離脱。 悪すぎるサンチェス・ピスファンの芝の影響か、セビージャのバックス、特にアクーニャからのボールが精度を欠き、ひたすらPSVが回収、ショートカウンターでバカヨコで襲う序盤。決

          UEFA CL 第5節 セビージャ vs PSV

          UEFA CL 第4節 PSV vs RCランス

          PSV 1-0 RCランス 12’ Luuk de Jong (1-0) 試合の印象 直近2節でチームへの貢献が目立つティルが先発に名を連ねるサプライズ。 まずはこれが効いて、攻めては相手のタックルをものともしないゲイン、守ってはてぜが釣り出されたことでできる背後のスペース、無謀にも前に出てでラマーリョ捕まえ損ねたボールをスハウテンとバランスを取りながらカバー。 加えてルークやバカヨコが帰陣にも奔走してくれたおかげで、直近数試合でもかなり安定して守ることができました。

          UEFA CL 第4節 PSV vs RCランス

          いちコアテスファンの歩み -Sporting C.P. 現地観戦までの12年-

          はじまり 僕は、ジェラードに胸をそのミドルシュートで打ち抜かれ、トーレスに心踊り、その傍で走り続けるディルク・カイトが大好きでたまらないという、まぁ同じチームのファンなら珍しさはない、1人のリバプールファンの少年だった。 大好きなクラブがどん底に落ち、順位表どころか利子で首が回らなくなり、破産とノンリーグ行きもチラついた先のオーナー交代、その最初の狼煙としてリバプールへやってきたルイス・スアレス。 直ぐに大活躍し、皆の注目を掻っ攫い、トーレスがチェルシーで移籍後鳴かず飛

          いちコアテスファンの歩み -Sporting C.P. 現地観戦までの12年-

          PSVの今季最初のトッパーの振り返りと現地観戦記

          PSV 5-2 アヤックス 10` van den Boomen (0-1), 20` Lozano (1-1), 40` Brobbey (1-2), 49` Luuk de Jong (2-2), 52` Saibari (3-2), 60` Lozano (4-2), 72` Lozano (5-2) 試合の印象: 終わってみれば試合中の出来事のほとんどはPSVの集中力の問題に集約される試合でした。 試合を通じてアヤックスの出来は問題ではなく、前半のPSVが酷すぎま

          PSVの今季最初のトッパーの振り返りと現地観戦記

          週末のトッパー(1位vs17位)に向けて

          アヤックスが、降格圏に転落するほどの大不振の最中にいます。 フェイエノールトならまだしも、あのアヤックスがというのは正直PSVのファンになってから見たことがありませんし、正直想像したこともありませんでした。 ライバルチームのファンとして思うのは、彼らは昨日今日でこの状況に陥ったのではなく、昨季からの迷走がタディッチとクラーセンの退団により事態がさらに悪いほうへ加速した印象です。 今となっては、その候補者に対する疑問符だけでなく、獲得過程での黒い話まで出てきてしまったミスリ

          週末のトッパー(1位vs17位)に向けて

          UEFA CL 第3節 RCランスvsPSV

          RCランス 1-1 PSV 54` Bakayoko (0-1), 65` Wahi (1-1) 試合の印象 試合内容は、ここまでCLの3試合で一番良い試合を戦ったと思いますが、一歩及ばず引き分け。スタメンに連なった選手たちの調子の差が激しく、特にテゼ、ティルマン、フィーエマンの3人はもう少しやれる選手のはずです。 とにかく今日はボスカリの獅子奮迅の大活躍でしのぎきりました。ありとあらゆる場所をカバーリングし、その前で締めるスハウテンとともにとても頼りになりました。この

          UEFA CL 第3節 RCランスvsPSV

          PSVの定番チャント、メロディ5選

          PSVの試合中にフィリップス・スタディオンに響く定番のチャントはいくつもありますが、その中から試合中に何度も耳にするであろうものを紹介します。 雰囲気を感じ取るだけでも楽しいですが、中身を知るともっと楽しめること間違いなしなので、ぜひ試合中に耳を傾けてみてください。 1.Voor de kleuren, de club en de stad Succes is niet alles in het leven. Liefde gaat verder dan dat. Dus

          PSVの定番チャント、メロディ5選

          UEFA CL 第2節 PSVvsセビージャ

          PSV 2-2 セビージャ 68` Gudelj (0-1), 86` Luuk de Jong (PK, 1-1), 87` En-Nesyri (1-2), 95` Teze (2-2) 試合の印象 負けなかっただけマシな試合で、創出されたチャンスの質、2失点目に表れる集中力のなさなど、PSVは勝ちに値するチームとは言えない出来でした。 ペドロサの幻の先制点(あれがハンド判定になるのは酷すぎると対戦相手ながら思う)、エンネシリの大チャンス逸、接触があったとはいえやは

          UEFA CL 第2節 PSVvsセビージャ

          スパーズ戦から一夜明けて

          VARへの信用を失墜させる致命的なミス 僕はVARという仕組み自体には大変意義を感じている。 ファンや選手、監督がその瞬間その瞬間の激昂で誤審と罵倒することに対する最大のカウンターであり、ピッチにいる審判団の後ろ盾になれる、彼らが裁定を下すことへの恐れを軽くすることができる、彼らの威厳を守ることもできる、そういったものだと信じているから。 誰の発言、表現したものか引用を示せず申し訳ないが、VARは審判たちにとっての命綱である、という表現が好きだ。 平時にはありがたみは別に

          スパーズ戦から一夜明けて

          UEFA CL グループB PSVとは何者か?

          CLの開幕が目前になり、いよいよ本戦に挑むという実感が湧いてきました。今回は、対戦するチームのファンの方々に向けて、PSVがどんなチームか、強みや弱み、要注目選手を紹介します。 PSVとはどんなクラブ? PSVのPは、世界的電機メーカーのPhilips(日本では電動歯ブラシ、シェーバー、AED、医療専門機器で有名)、SVは、ドイツのハンブルガーSV、SVダルムシュタッドなど同じく、スポーツクラブを表すSVです。先日、PSVとPhilipsは世界で最長の、スポーツチームに対

          UEFA CL グループB PSVとは何者か?

          The Athleticのヘンダーソンの独占取材を読んで

          冷ややかな視線や批判を集めて然るべきインタビューだったと思います。 読み終えた今、、、強いて表せば、失望が7割、同情が2割、尊重1割という具合ですが、複雑な思いです。 リバプールのアームバンドの魔力 クロップとの会話で出場機会が限定的であると悟り、他にもクラブが自分を必要としていると感じられなかった、EUROも目指したいから移籍を決断したといった下りは、ヘンドがキャプテンを巻き始めたとき、散々批判にさらされ人知れず第2のどん底にいたというキャプテン1年目の彼を支えてくれ

          The Athleticのヘンダーソンの独占取材を読んで