solutions not sides -どちら側ではなく様々な解決策を-
はじめに
前回までにご紹介した、『トラウマ解消ノート+食事改善のススメ』を実践することが、様々な問題を解決するベースになると考えています。
『トラウマ解消ノート+食事改善』を1〜3ヶ月続け、習慣化できた頃に、プラスアルファでおすすめしたい、『運を動かす』『運動』についての記事を書く予定で考えていました。
今までの流れからは少し外れてしまいますが、UK慈善団体『solutions not sides』の存在を知り、この団体の活動を支持するということではなく、『solutions not sides』というスローガンに『気づき』を得たので、今回はそのことについて書いてみたいと思います。
前置きが長くなりますが、最後までお付き合いいただけると嬉しいです。
ロシアとウクライナ
2022年2月、ロシアのウクライナ侵攻が報道されると、『ウクライナ支援』を表明する動きが活発に起こりました。
英国ロイヤルメンバーのほか、ウクライナ出身であるミラ・ジョヴォヴィッチ、アンジェリーナ・ジョリーやジジ&ベラ・ハディッドなど、多数のセレブリティが続々とウクライナへのサポートを表明。
VOGUE、ELLE、Harper's BAZAARのようなファッション誌も、ウクライナ支援一色に染まりました。
この偏った動きに違和感を覚えた方もいたのではないでしょうか?
イスラエルとパレスチナ
2023年10月、パレスチナ・ガザ地区を実効支配する武装組織ハマスによるイスラエルへの攻撃がはじまりました。
アメリカ、フランス、ドイツ、イタリア、イギリスの5カ国首脳はイスラエルに対する『揺るぎない結束した支持』を共同声明として発表。
これでまた一斉に、『イスラエル支持』に世論が傾いてしまうのか?
ソーシャルメディアの反応
日本人にはあまり馴染みのない、親イスラエル・親パレスチナ(≠反ユダヤ主義)。社会問題に積極的に参加することを良しとするハリウッドでも、この問題は容易にコメントしてはいけない。とされていました。
攻撃が激化し、イスラエル、パレスチナ双方の民間人に被害が広がり、静観していたセレブリティたちがSNS上で声明を発表しはじめました。
ウクライナ支持を表明していたセレブリティたちは、今回はイスラエル・パレスチナ双方の罪なき人へ祈りと支持を表明したのです。
X(Twitter)の投稿
この一連の流れに注目していた時、YouTube『かずみの新世界への旅』のかずみさんがX(Twitter)で紹介した、ヴィーガンサラミとソーセージに疑問を投げかけるコメントがありました。
『スーパーの(精肉)売り場を見ただけで嫌な気持ちになると(かずみさんが)言っていたのに、肉っぽい見た目に抵抗がないことに疑問』
注)()内は補足説明として追加しました
かずみさんはロシアへ視察旅行を兼ねていて、広く一般にもヴィーガンを広めたいという視点で活動されているので、ヴィーガンサラミとソーセージを紹介されたという説明がありました。
疑問を投げかけるコメントをされた方は、動物愛護の観点からヴィーガンになられたようで、私自身も保護猫との生活を通じてお肉が食べられなくなったので、『肉っぽい見た目に抵抗がある』気持ちはとてもよく分かります。
solutions not sides -どちら側ではなく、様々な解決策を-
日本のヴィーガン人口はわずか2%です。お肉が好きな人が代替えとして大豆ミートを食生活に取り入れたり、食べる回数を減らしてくれたら、失われていく命を減らすことができる。
思想の異なる肉食主義者と菜食主義者ですが、共感と協力無くして、この世界をより良くすることはできない。菜食主義者同士で思想が違うからと、立ち止まっている場合ではない。
2020年のコロナ騒動から、『ワクチン接種とワクチン未接種』『マスクとノーマスク』『トランプとバイデン』『ロシアとウクライナ』『親イスラエルと親パレスチナ』『肉食主義者と菜食主義者』など、どちらか一方が正しくて、それ以外は認めない、といった極端な二元論で溢れていました。
最近起こった出来事を通して、ヴィーガンに関して『過程や方法や考え方は様々でいい』と思うようになりました。大切なことは『ひとりでも多くの人がお肉を食べなくなること』だから。
それぞれの立場を考慮し、相手を尊重した上で解決策を考え実行する。それでもどうして相容れない時は、そっと離れましょう(笑)。
最後に
本日10月15日は天秤座新月(金環日食)です。天秤座で迎える新月は、自分と社会とのバランスを調整することが大切とされています。
『この世界のすべての生命が幸せを感じ、存在すること』ひとりでも多くの人に届き、集合意識に変容が起こりますように。
Have a nice day!
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