コーヒーの奥深さ②

2024年1月から手挽きコーヒーにハマり始めた話を書いた。

それからも、色んな店で、色んなコーヒー豆を買っては、豆を挽く粗さを調整し、入れるお湯の温度を測り、淹れ方も少し変えながら、味の変化を楽しみつつ。自分の好きな味はどれなんだろーなー、と探求している。

そんな中たまたま息子を連れて行った図書館で見つけて借りた本。



これがめちゃ面白かった。

昔は、コーヒー好きな人は、不健康な生活をしてる人(例えばタバコも好きとか)が多く、またコーヒーに含まれるカフェインが人によっては耐性が少ないため、コーヒーは飲み過ぎは良くない。むしろ健康に悪い、といったイメージがあったが。

最新の研究では、良い豆を使ったコーヒーは、むしろ健康に良いし、ダイエットにも良いし、いい事尽くしだ、という研究論文をベースに。コーヒーの効能、そしてコーヒー豆の選び方や淹れ方、レシピ等を多角的に紹介した本。

コーヒーラバーズダイエット、という単語もあるらしい。「コーヒーで痩せる」なんてにわかに信じ難い。笑

この本の著者いわく、コーヒーに含まれるフェノール(聞き馴染みのある言葉ではポリフェノール)という成分が、とても身体に良いことが分かっていて、最新の研究結果によれば、高フェノールのコーヒーを毎日飲む習慣のある人とそうでない人では、病気になる確率が倍半分も違う、というからビックリだ。

では高フェノールのコーヒー豆ってどこの店で買えるの?というのは、残念ながら書いてなかったが。著者いわく、ケニアとかエチオピアとか東アフリカのコーヒー豆は、過酷な環境下で育っており、それによりフェノールが高く入ってることが多いみたい。(あくまで傾向値として。農園にもよるはず)

そして、コーヒー豆は当たり前だけど焙煎度が大事で。

世界では深煎りが主流だけど、豆本来の甘みとか風味を活かす&その高フェノール成分を殺さないためには、朝煎りか中煎りが良いみたい。

ちなみになぜ深煎りが主流なのか、というと、昔コーヒー豆を船で大量に運ぶ際に、生豆が腐ってしまい、カビて臭いので、その臭みを飛ばすために深くローストして、苦いコーヒー豆が世界に出回り、それがスタンダードになってしまった、という事らしい。

でも本来はコーヒー豆というのは、産地によって、甘みや酸味など風味が豊かなものなので、深煎りというのは、コーヒー愛好家にとっては、嫌煙されがちらしい。

あとは、年度によって、農作物なので出来が違ったりするので。近くのコーヒー専門店で焙煎士と仲良くなって、今のオススメは?とか色々聞いてみてね、と書いてあった。

あとあと、高フェノールのコーヒーはえてして、味も美味しいらしいので。健康にも良いし、味も良いので、一石二鳥。

ちなみにカフェイン耐性が少ない人は、今はデカフェで美味しいコーヒーも多くあるので、そちらを飲むと良いらしい。デカフェでもフェノールは取れるので。

ちなみにちなみに、高フェノールがとれる食材としてコーヒー以外には、ブルーベリー、ダークチョコレート、紅茶、緑茶、赤ワインとかがあり。フェノールにも色々種類があり、コーヒーで取れないフェノールもあるので、合わせて摂取するとより良いみたい。

今朝は、コーヒー好きの友人が勧めてくれた幻のコーヒー(といってもネットで買える。笑)のトラジャコーヒー(中挽き)を買ってみた。

美味しかった。

気がする。笑

(妻が美味い、と言ってた。笑)

好きなコーヒーの味を見つける旅は、長くなりそうだし、長くなっていい。

色んな焙煎士が挽く、色んな地域の豆を、焙煎士おすすめの方法で手挽きして淹れてみて、自分の好きな味見つけたいなー。

コーヒーは奥深くて、オモシロイ!

それでいて一杯100円程度とコスパが良い。

いい趣味見つけた。笑

以上



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