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ごめんね、この人なんでも言うよ?

これはあたしがこないだ息子の事で学校にバトル!?しに行った時のゆる~い記録です。

息子は定時制の高校2年生。中学3年生後半から不登校になり、病院に行くと軽い鬱病と診断された。

今はまたまた痩せて体重が46㎏しかない。

高校一年の時に持ち直してなんとか単位ギリギリでも通えていたのだが、担任の先生が入院の為、代わりの先生になる。

その代わりの先生が怒鳴るタイプの男の先生。ちょっといい歳らしい。

わかる。この年代は言うことをきかないとすぐに怒鳴って言うことをきかせようとする。

ハッキリいって今の時代にはついていってないタイプの先生。

この先生から受ける怒鳴りとプレッシャーのせいで息子はまた学校に行けなくなっていた。

弱いと言うなら言えばいい。誰だって怒鳴られていい気はしないだろう?しかもうちの息子は鬱病だ。鬱病になっても弱くない人間なんているのなら教えて欲しい。

そして、その代理の担任から休む度に「息子の単位がもう後がない。」と電話がかかってくるので、今後の事もあるし、ちょっと相談したいと学校に電話をした。それは次のあたしのお休みに実行された。

入院していた担任の先生が帰ってきていたので、その先生とお話しすることに。この先生は息子もまあまあ信頼していて、「代わりの先生に怒鳴られて怖い。」とか「友達がその先生に怒られてるのをみるのがつらい」とか相談したと言っていた。

それをふまえての対談。

みっくす(今後はみで表記)「いや~、先生も病み上がりのところ、時間取らせてしまって申し訳ないです~」

担任(今後は担で表記)「いやいや、とんでもない。こちらこそ気にして貰ってありがとうございます~いや、まだリハビリとかはあるんですけどねー…」という終始和やかな雰囲気からそれは始まった。

あたしは臨戦態勢に入るためEVALUATION01と隅っこにかかれたちょっとものものしい黒に炎があがっているようなミニノートを開いてシャーペンを持つ。

担任から息子の単位表のようなものが渡される。

担「これが今の息子さんのものなんですけど…どの教科もだいぶギリギリで…後一日も休まれない状態といいますか…」

み「…あぁ、そうですよね?確認なんですけど、去年に鬱病の診断書を提示していると思うのですが、それは代理の担任の先生にも伝わっていたのですか?」そもそもさ。

担「それは診断書貰ってますね。そして一年生の時にそれは全先生に伝わっていますね。」

み「伝わってるんですね!?伝わってるのに代理の先生は怒鳴ったり、もっと頑張れってプレッシャーをかけたりしたんですね?」

担「………」

み「いや、もちろんね?こちらもね?病気もあるし、どうしてもいい時と悪い時の波があるのでね?でも、それでも一年生の頃は学校に来れてますよね?」

担「…はい。来れてますね。」

み「だから他にも学校に行けない要因がなにかあるんじゃないかと思って、息子に話を聞いてみたら、代わりの担任が…って言うじゃないですか?息子の話だけですからね?全部全部そうではないかもしれないという確認もしたくて、今日相談しに来たんですよ。」

み「その怒鳴ってる先生が要因で学校に行けなくなって、鬱だってわかってるのに単位単位って休むな休むなって言われても…とね?親としては思うわけでして。診断書もあげてるので、もしかしたらなにかそこら辺、緩和でもないけど学校側ではどういう対策をしてくれるのかなと。」

担「学校側では来ること自体が基本となっておりますので、単位が足りなかったら進級までは出来るものの、みんなと一緒に三年課程ではなくて、卒業に四年目が必要になってくる…という事になると思いますが…そこら辺は確認していないので確認しておきます。」

ここらでやっと担任は事態を重くみたのか自分のノートを開き出す。っていうかそれだけ軽くみてたのね。あたしは教頭先生ぐらい付いてくるのかと思ってたけど。まぁ、いいや。

み「学校で今ね?虐待とか厳しくなって来てるじゃないですか?そーゆーので定期的にアンケートとかも保護者に来ますよね?確かそれにも書いてあったと思うのですが…」

担(笑いながら)「あぁ、書いてましたよね、そういえば」

み「そーゆーのって学校側としてはどう受け止めてるのですか?こっちには何も見えてこないんですけど…他の保護者の方からも代わりの先生になってから、学校に行きたくないっていう生徒が増えたって聞いてるのですが…他の保護者からは何もないんですか?」

これに対しては担任もかなり反応しづらかったようで

担「…あぁ~…」と言ったっきり困り顔。

あたしとしてはもし、何もなかったのであれば、そこは「いや、他の保護者の方からは何もありませんね。」の一言でスパっと切れると思うのだが。ということは?

み「まあ?それこそ学校側もすぐに担任を変えるとかそーゆー事は難しかったでしょうから?そこはしょうがないとしても。それで学校に通えなくなってるのなら、問題ですよね?普段はいじめもなく、定時制に入れてほんとに良かった~!と息子も言っておりますので、クラスの人間関係がどうのこうのって事ではないようです。」

と言うと担任はおもむろにいじめ✕とノートに書いていた。そこだけは書くのね。とちょっと呆れた。

み「体重が軽いとはいえ、本人ももう大きいので、こっちも無理やり車に押し込んで連れても来れないので、本人が今日は無理だと言えばやっぱり休ませるしかないですし。」

み「鬱病ですし、本人よく、自分には生きてる価値がない、死にたい、消えたいと調子が悪くなってくると言い始めますし、この状態でもしも…と言うことがあればもちろん親も悲しいですし、学校側でも困りますよね?」

担「…ほう…そうやって言ってるんですね…それは困りますね…」この死にたい、消えたいとかも書いていた。

担「でも鬱病だからとあまり…甘やかしてもないけど…そう言ってしまうと」

ふぅ~ん。甘やかしって言ったな。ちょっと反撃してきたん?

み「あ!だから本人には極力鬱病だからねっては言ってませんよ!そんなん言い聞かせてたら洗脳みたいになってしまいますからね!治るものも治んなくなりますよ!そんなんしてたら。」って笑ってやった。だって事実だもん。

み「ま、だからね?本人もあたしもわからなかったので、本人にも一年延びるかもよ?っていう課程を伝えて。それでいいようならそれだし。学校側にはもう少しだけ学校に来れるようになる緩和処置があれば…と思ったので相談したのですが。それでまた学校側では特にそこまでは…というのであれば教育委員会の方にでもちょっと相談したいと思っていましたので。まず、今日はそこの確認でした。」

担「…いや~、ちょっとそこはこっちも聞いてみないとわからないですね~」

み「そうですよね?」だってそこまで重要視してなかったもんね?「先生方もお忙しいだろうし、そんなに一人の生徒にだけ…ね?目をかけてるわけにもいかないでしょうから。一年延びるうんぬんにかんしては本人の意思もあたしも確認しますので、また何かあったら相談させてくださいね!」

これでまずは終了。言いたいことは大体言った。後は学校側の反応をみるのみ。

最後に担任は「今日話したことは教頭先生の方にも伝えておきますね。」と言ったので。もう少しだけでも良くなる事を祈るばかり。

ほんと、病み上がりに負担かけてごめんね、先生。でも学校ではうちの息子、先生だけが頼りなの。だから相談もしただろうし。

こーゆーのをモンスターペアレントっていうのか?と思いながらも結局あれよね?

子供を信じて守れるのは親しかいないでしょ?子供を守れるなら何でも言うんだ。

これでほんとになにもしないで後で「あの時こうしていれば…」って思ったって遅いもの。そんな後悔はしたくない。

ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました!




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