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成功する新卒採用の鉄則|【第二章】ソーシャルメディアの活用と採用要件の調整

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ソーシャルメディアを活用する

第一章でも述べましたが、近年SNSを活用した採用活動が活発に行われております。

東海ビジネスサービス株式会社が2023年3月に行った「人事担当から見た採用の課題」の調査によると、採用活動でSNSを活用している企業は59.6%にも及んだ。

SNS採用は「ソーシャルリクルーティング」とも呼ばれており、採用費用が発生しないことも魅力的な部分である。

また、自社の情報を発信することで、共感できる人材(=価値観が合う人材)を獲得しやすいと考える。

SNSの運用は特に20代が得意としており、新卒採用者をSNSの運用担当として、人事の補佐業務として活用することで質の良い広報活動ができるでしょう。

ソーシャルメディアでの採用活動

ソーシャルメディアを活用することで、企業は新卒者に対して自社のブランドや価値観を効果的に伝えることができます。

また、ソーシャルメディアを通じて、企業は新卒者に対して直接コミュニケーションを取ることができ、新卒者の関心や期待を理解することができます。

さらに、企業は新卒者に対して自社の職場環境や文化を視覚的に示すことができ、新卒者が自分がどのような職場で働きたいかを決定する上で重要な要素となります。

ソーシャルメディアの活用方法

ソーシャルメディアを活用するためには、まず企業が自社のブランド価値観を明確に定義することが重要です。

また、新卒者とのコミュニケーションを促進するために、企業はソーシャルメディア上での活動を頻繁に更新し、新卒者からのコメントや質問に対して迅速に反応することが重要です。

新卒者と直接コミュニケーションを取ることで、新卒者の関心や期待を理解することができます。

これにより、企業は新卒者が自社を選ぶ理由をより具体的に理解し、新卒者のニーズに合わせた採用戦略を立てることができます。

SNSの運用が苦手な人は、若手社員に業務を委嘱するのがよいでしょう。

筆者も効率よくSNSを運用していく中で、より即効性を出せる社員を起用しておりました。

委嘱した社員に対ししっかりと評価を行うことで、双方にとってメリットが生まれ、トータル的に会社の活性化にもつながるでしょう。

まとめ

  • ソーシャルメディアは新卒者の採用において非常に有効なツール

  • ソーシャルメディアを活用することで新卒者に対して自社のブランドや価値観を効果的に伝えることが可能

  • 新卒者と直接コミュニケーションを取ることで新卒者のニーズに合わせた採用戦略を立てることが可能

採用要件を調整する

新卒者は職務経歴もなく、専門的なスキルを持っていない可能性があります。そのため、新卒者を採用するためには、採用要件を調整することが必要になります。

新卒者が持っている可能性のあるスキルや経験に焦点を当て、それをどのように役立てることができるかを考えてみてください。

採用要件の調整の重要性

先程「新卒者は職務経歴もなく、専門的なスキルを持っていない可能性があある」と伝えましたが、決して価値のない候補者であるという意味ではありません。

新卒者は、新しいことを学ぶ意欲があり、新鮮な視点を持っています。彼らは、組織に新しいアイデアをもたらし、組織の成長に貢献する可能性が十分にあります。

その中で、経験豊富な候補者を採用するときと同じ要件を新卒者に適用すると、多くの新卒者が採用プロセスで落ちてしまう可能性があります。

そのため、新卒者の採用要件を調整し、新卒者が持っている可能性のあるスキルや経験に焦点を当てることが重要です。

しかし、どの部分に焦点を当てればよいのか?これは非常に難しい部分になります。

次項では、その調整方法について解説していきます。

採用要件の調整方法

採用要件を調整するには、まず新卒者のスキル・経験を理解する必要があります。

新卒者は大学で学んだ知識、インターンシップ、アルバイトで得た経験を持っています。中には留学経験や個人事業主として活動していた人材もいるでしょう。これらのスキルや経験は、組織にとって価値がある可能性があります。

次に、新卒者が持っているスキルや経験をどのように役立てることができるかを考えてみてください。

新卒者が持っているスキルや経験は、「組織のニーズにどのように適応するのか?」「 スキルや経験は組織のどの部分を強化するのか?」これらを考えることで、新卒者の採用要件を調整することができます。

また、新卒者が持っている特性や価値観にも焦点を当てることが重要です。

新卒者は組織の文化に適合し、組織の価値観を体現する可能性があります。そのため、新卒者の採用要件を調整する際には、新卒者が持っている特性や価値観にも焦点を当てることが重要です。

新卒者は、専門的なスキルや知識が不足している可能性が考えられます。
採用後も、必要なスキルや知識を教えるために、質の高い教育を行う必要があります。

時間や労力はかかりますが、新卒者は組織にとって価値あるメンバーとなり、組織は新鮮な才能と新しい視点を得ることができるでしょう。

まとめ

  • 新卒者の採用は組織にとって重要な投資

  • 新卒者は新鮮な視点と新しいアイデアをもたらし、組織の成長に貢献する可能性がある

  • 新卒採用には、採用要件を調整することが必要

  • 新卒者のスキルや経験に焦点を当て、どのように役立てることができるかを考えることが重要


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筆者:横田 智也(よこた ともや)
株式会社Mixum 取締役|大学を卒業後、商社にて法人営業に従事。新規営業所の立上げに携わり、顧客ゼロ、赤字の状態から3年目で黒字化に成功。その後、ベンチャー企業へ転職。人事部長として採用、社員研修などに携わる。座右の銘「涙を流して食したことのない人に、人生の味は分からない」

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