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【なぜ勉強をするのか?】世界の歴史を学ぶ理由

私は世界の歴史を「現在・未来に干渉するもの」と考えています。さらに、過去の海外の情勢や状況を知ることにより、同じ過ちを繰り返さない為にあると思います。温故知新の概念もあるでしょう。

また、過去の人々は「戦争」「争い」を経て技術の発展や文明開化、法律の改定を行いました。

特に18世紀~19世紀に起こった産業革命が文明の発展に繋がりますよね。このような「文明の進化」を学ぶことが世界の歴史を知るメリットと考えられます。

加えて、世界の歴史は1つの統計データとなり得ます。なぜなら、SARS・MERSは新型コロナウイルス蔓延期間の予測材料に応用できるからです。近代的な世界の歴史は、医療にも関与しますよね。

例えば、WHO(世界保健機関)は歴史の病例・感染速度・感染経路をもとに「COVID-19」の対策を検討したことでしょう。つまり、世界の歴史を把握することにより、過去・現在・未来の予想も可能となるはずです。

そして、世界の歴史・各国の環境を学ぶことで、他国の生き方や思想を知ることができます。

宗教や国特有の制度、国の治安や生活環境。言語の違い。考え方や教育方法の相違。「日本史のみでは学べない」部分が必ず存在します。

例を挙げると、インドのカースト制度。生まれ育った家庭により「スードラ(奴隷民)」という地位が与えられるケースがあります。

平等を重要視する日本人としては理不尽に思えることですが、現地民にとっては当たり前のことです。

しかし、世界の歴史や各国の思想を学ぶことにより「現地民がなぜ受け入れているのか」という点を知ることができます。彼らがカースト制度を受け入れる大きな理由は「輪廻転生という思想があるから」というものです。

国境を越えた先の思想は把握しづらいかもしれません。けれども、歴史を知ることで彼らの考え方が理解できる可能性があります。そして「温故知新」という言葉の通り、昔の事から新しい知識・知見を得ることもできます。

最終的に、歴史の失敗例・成功例を知ることにより、現代の文明の進化に繋がります。「世界の歴史」という膨大な統計データも存在します。

過去の事例を学び、現代・未来へ活かしていく。使い方によっては、世界の歴史が遠い未来まで影響を及ぼすこともあると考えています。

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