見出し画像

ダラダラ迷っている時間はムダでしかない。経験・知識にお金をかけることをためらわない

皆さんはなにかオンラインサロンに入っていますか?
あるいは定期的に本屋へ足を運び、本を買って読んだりしていますか?

オンラインサロンや本屋というのは、分かりやすく知識が手に入る場所・物ですよね。しかも、大抵は千円単位の出費で抑えられるというコスパのよさがあります。手っ取り早く何かを勉強するには最高の存在だと思うんですが、こうした少額の投資に対して「どのオンラインサロンに入会すればいいのだろう」「どの本を買えばいいんだろう」と悩んでしまう人がいます。

今日のnoteは、そうやってなかなか一歩を踏み出せない人に「その悩んでいる時間、ぶっちゃけ無駄じゃないですか?」という話をさせてください。

吉野家と松屋とすき家はどこが一番おいしいのか

安い・早い・うまい。そんな三拍子が似合う外食チェーンといえば、牛丼を主力商品にした吉野家と松屋とすき家かなと思います。今、皆さんの家から徒歩圏内にこの3店舗がすべてあると思ってください。果たして、この3店舗はどこが一番美味しいのでしょうか?

突拍子もない質問ですが、ちょっと考えてみてください。あなたはお昼の外食がとても好きで、しかも牛丼を食べたくてしょうがないわけです。タイミングよく、自宅のそばには3つの牛丼チェーンがあります。果たして、どこの牛丼がもっとも皆さんの牛丼欲を満たせるのでしょうか?

多くの人は、スマホでGoogleマップなどを開き、3店舗それぞれの評価・クチコミを調べるかもしれません。各店舗の定番メニューや限定メニューをチェックすれば、より具体的に店舗で食べられる牛丼メニューを知ることができるでしょう。こういうリサーチの時間って、なんだかんだ楽しいものですよね。

そして、いろいろと情報を見た上で、皆さんは「今日は吉野家に行こう」と思い出かけるかもしれません。あるいは、結局どこの情報を見てもよくわからなかったので、「とりあえず家を出て、どの店に入るか歩きながら考えよう」と思うかもしれません。

どの行動をとっても、間違いではないと思います。ただ、間違いなく言えることが1つあります。それは、「結局、自分にとって一番おいしい牛丼がどこかは食べてみないとわからない」です

本当に自分の行きつけの牛丼チェーンを決めたいのなら、別々の日に牛丼チェーンを食べ比べてみて、どこがおいしいかを決めてしまえばいいのです。幸い、どの牛丼チェーンも並盛牛丼一杯の値段は数百円。味比べをして「損をした!」というレベルではないと思います。

気になったら買う、気になったら入会すると決めてしまおう

本やオンラインサロンなども、この牛丼と同じではないでしょうか。確かに、レビューサイトや公式サイトで事前に情報収集することはとても大切です。ですが、リサーチの時間は一定時間で購入する・しないを決定したほうが絶対に人生を有意義に過ごせます。なぜなら、吟味に吟味を重ねている時間、あなたは何もしていないからです。

そこまで気になるのなら、買って読んでみればいいんです。ちょっと自分に違うなと思ったら、本棚にしまっておけばいい。もう読まないと思ったら、ブックオフなどに売ってしまえばいいでしょう。オンラインサロンも大抵はサブスクリプションモデルなので、違うと思えばすぐ解約・退会してしまえば大した出費にはなりません。

本を買って読まなかった。オンラインサロンに入ったけれど得られるものは少なかった。この結果だけを見ると、その行動は失敗に感じられるかもしれません。ですが、少なくとも「この本は今の私が求めているものではなかった」「このオンラインサロンは私とは合わなかった」という経験だけは手に入っているのです。

その経験を活かせれば、もっと今のあなたに合う情報が紹介されている物事に出会うチャンスが増えると思いませんか?毎月本を探しはするけれど、結局買わないままの人と、毎月1冊本を買って数ページ〜数章読んで飽きてしまう人を比べてみてください。本1冊を読み切れていないものの、確実に後者の人のほうが知識は蓄積されています。

出費の上限だけ決めてどんどん自分にお金を使っていこう

これは本・オンラインサロンだけに限りません。誰か人と会う、ビジネスの話を聞く、イベントに参加するなど、お金がかかりそうな行動すべてに当てはまります。もちろん、収入と支出のバランスでお金をかけられる量に限りはあるでしょう。

それなら、自分の収入を考慮しつつ「月◯万円までは知識・ビジネス・出会いに惜しみなくお金を使う」と決めちゃってください。その金額の範囲内であれば、買うか悩んだもの、行くか迷っているものには「GO」を選択してしまいましょう。

もちろん、事前のリサーチで「なし」と判断したものには、行かなくてもいいと思います。その行動をためらう理由がお金であるのなら、あれこれ理屈をつけずにお金を出してみてください。そこで得られる知識以上に、そうやって「素早く判断する」という経験を重ねることが、ビジネスや人生によいものをもたらしてくれると思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?