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父に感謝する話〜浪人生②〜

志望校が決まるっていうのは本当に大切なことですね。

それからというもの、行きたい大学に向かってひたすら勉強する毎日でした。浪人して改めて分かったことなのですが、高校時代はそもそも勉強方法が間違っていました。勉強量が多いものを真正面からぶつかっていくような力技が得意?だったので、最初から最後までやろうとチャレンジし、その量に圧倒されて結局全部できないというパターンがほとんどでした。いやぁ、もったいない。。

予備校は流石に受験のテクニックがうまかったです。まぁ、そのための学校だから当たり前か(笑)走ることも好きでしたが、分からないことが分かり、頭の中で色々整理できたことはとても大きかったです。勉強も悪くないですね。

浪人生活を長いと感じるか、短いと感じるかはその人の充実度と関係が深いと思っているのですが、僕にとってこの1年間は本当に短かったです。毎日コツコツやってきた勉強はやがて身を結びました。

行きたいと願っていた筑波大学に合格!!浪人生にとって一年越しの合格通知は格別でした。

合格報告をもらったのは電車の中でした。筑波大学にいる高校の先輩が掲示板を見てくれて伝えてくれました。すぐに父に電話しようとした瞬間、ブワーっと想いが溢れてきて号泣。言葉に詰まってしまい電話の声がとぎれてしまったのですが、幸い父にはバレてなかったです。

この浪人期間を含めた19年間。そっといつもそばで支えてくれたのは父だったのかもしれません。恥ずかしいから直接本人の前でなんてとても言えないけど、この人は何があっても僕の味方でいてくれる人だって思ったら、家族特有の安心感がありました。

中高生の時期は我ながら本当に難しかっただろうなと思ってます。迷惑もいっぱいかけたけど。やっぱり頼りになる父でした。

気づけばもう頭は真っ白です。おじいちゃんになってしまったけど、親はいつまでたっても親ですね。

これからもちゃんと孝行しなければと思います。



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