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スマホ教室大増殖計画②

前回に引き続き、「スマホ教室」の未来について書いていこうと思います。

今回は、「高齢者」だけでなく、地域や若者との絡め方、効果について書いていきます。


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高齢者×若者〜分断をさせない〜


これを読んでくださっている方は、
・ご高齢ですか?
・若者ですか?

ご高齢の方は、「普段若者と接する機会」はどれくらいありますか?
若者の方は、「普段ご高齢の方と接する機会」はどれくらいありますか?

最近、自社他社などの新入社員研修をさせていただいているのですが、施設研修で送迎の同乗などを実施していると、
「ここに住んでるんですね!」
「こんなところに〇〇さんが・・」
「普通のマンションなんですね・・」
と、ご高齢の方の生活環境を見て驚くケースが増えています。

一体どこに住んでると思ってるのか・・w
と思ってしまいますが、

普段、朝起きて、急いで会社に向かい、オフィスや現場で仕事をし、仕事終わりに軽く飲んで帰る。
といったような生活スタイルだと、ご高齢の方と接する機会なんか、あるわけがありません。

ご高齢の生活はというと、朝5時6時には起きて活動を始めています。
用事という用事は午前中のうちにほとんど済ませ、お昼を軽めに取ると、のんびり買い物に行き、夕方5時には夕食。
夜7時にはお風呂に入り、9時には就寝。

全員が全員では、もちろんないですが、
こうして考えてみると、
ご高齢の方と若者が、日常生活で交わることはほとんどないことになります。


では、スマホ教室を開催すること、そしてその先にある「高齢者がスマホを使いこなせるようになる」状態になると、どんなことが起きるのでしょう?

例えば、僕のSNSを引き合いに出すと、

・一日3〜4件は、ご高齢者の方とLINEをします。
(グループや個人、様々)
・Facebookに70代後半の方からコメントがあります。
・たまの仕事終わりに、ご高齢の方とスマホ教室を開催しながら、お茶をして、地域のことを教えてもらったり、近所の方を紹介してもらえます。

上2つは、オンラインでの繋がりです。

わざわざ休日を削って「〇〇体操教室」や「〇〇祭り」に頻繁に足を運ぶことなく、「繋がり」を感じられます。

また、三番目の「スマホ教室開催」は、一見”お金にならない”し、”時間がかかる”し、”話に付き合わなければいけない”ように見えますが、
めちゃくちゃいいことあります。

「地域のことや繋がり」などを教えてもらえる。ということです。
普段、平日は一日仕事、休日は嫁や友達や同僚と遊ぶ、といった生活をしていると、地域活動に参加しにくいため、地域とのつながりはおろか、情報すら入ってきません。

地域のつながりや情報がないことの弊害としては、
・子供同士のつながり
・非常災害時の相互協力
・生活上の非常事態の際に、頼れる

などが挙げられます。

皆さんは普段、地域とのつながりを意識していますか?

スマホ教室だと、比較的気兼ねなく地域とのつながりを作れますよ!


スマホ教室の始め方


繋がりもなく、場所もない・・・

そんな状況で、そうやってスマホ教室を開催するの!?

誰でもできる開催方法をご紹介します。

まず、チラシを作ります。

文字は黒と赤だけ。

「日時」と「”スマホ教室!!”的なタイトル」を太文字赤で書きます。

持ち物と場所を記入して、印刷!!

近所の地域包括支援センターに持って行きます。

「置いといてください!」とお願います。
(料金が無料ならば、ほぼ受け取ってくれます)

次に、場所!(チラシの作成と前後しますが)

行政が持っている、公民館や区民館や寄り合い所を探しましょう。

多分あるはずです。(約500円〜約1000円で貸し出し)


ここまで行ったら、誰か来るまでひたすら待ちましょう。
(ほんとは、近所の人などに営業したほうがいいですが、結構しんどいですよw)


これやって、二、三回待てば、「誰か」きます。

多分きます。


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次回は、「もっと先の未来」について、今感じていることを書いていきます。

「スマホ」はあくまで、【今・現代】の話です。

次の時代に向けて、高齢者・テクノロジー・若者・地域・社会がどのように変化して行くのかについて書きます!




終わり!!




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