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自己紹介

海藤 美也子(カイドウミヤコ)です。

現在、小売店専門のコンサルタントとして活動しています。
具体的な仕事内容は、
・接客や売場作り、コミュニケーション、
 チームビルディングなどの企業研修
・VMDコンサルティング
・レンタル上司(プロジェクトマネジメント・MG/SV育成)

仕事の詳細は、また別の機会にお伝えするとして、
主に研修とコンサルティングをミックスしながら
クライアントの課題に応じて、店舗力向上・人材力アップの
サポートをしています。

会社員を卒業してフリーになったのが2012年。
そして会社を立ち上げたのが2014年。
今日までがむしゃらに突っ走って来ました。

社会に出たての頃は、何をやってもうまくいかず、
落ちこぼれだったし、コンプレックスの塊でした。
頼られたり、認められるより、馬鹿にされることのほうが多かった20代。

肩書もブランド知名度もない、そんなアパレル販売員時代に
売上が上がるプロセスは科学的で、
すべては偶然ではなく必然!ということに気づき、
そこからトップセールスの記録を作りながら
人材育成や店舗マネジメントに没頭してきました。

すべてのスキルを後天的に身につけてきた私だからこそ
伝えられることがあると信じ、日々活動しています。

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プロフィール

茨城県出身、1980年生まれ。
両親は幼い頃に離婚していたので、
母と一つ上の兄の3人家族でした。

18歳で上京し、それからずっと東京にいて、
就職、独立、結婚。
現在は夫と義母と私の3人で暮らしています。

好きなこと:
早起き、美容、ファッション、身体づくり、気の合う仲間とお酒を飲むこと、自己啓発系の情報収集、80年代アイドルの動画を見ること、BTS鑑賞(ジミンペン)、ひとりの時間

得意なこと:
習字、資料作成、人前で話すこと、人の話を聞くこと、結婚式2次会の司会(笑)

苦手なこと:
早起き(好きだけど苦手)、料理、自分の話をすること、力仕事、急ぐこと、生産性のない時間

そして、少し長くなりますが、あまり語ってこなかった
わたしの経歴を書いていこうと思います。

どうかお付き合いください~。

経歴① 短大~OL時代

●短大時代
勉強より遊びに夢中
髪にエクステを付けたり、金髪にもしたりして、
自慢のツヤ髪がボロボロになる。
就活は誰よりも早く初めて、クラスで1番に内定をもらう。

●ジェーシービー時代
営業部門に配属
新人研修で飛び込みのローラー営業を経験
結果は散々で、時間切れ寸前で
レストランのオーナーに必死に頼みこみ、加盟店契約1件獲得!
あの時のオーナーの困惑した顔と
その後の優しい笑顔が今でも忘れられない。涙

2年目にして異例の部署異動
債権回収部門のオペレーションセンターのトレーナーになる。

着任早々、部内マニュアルの新コンテンツ作りを任される。

やる気もスキルもない当時の私、
何も進まないままキャパオーバーとなり、
期限ギリギリで先輩トレーナーから呼び出される。

スキルが無いなりに人の何倍も時間を使うこと、
分からないことは恥を捨てて聞くこと、などなど、
強くも、今思うととても温かい鼓舞激励をうける。

その後、期限を大幅に過ぎてしまったものの
なんとかマニュアルをリリース。

仕事のモチベーションが高くなかった私に対して、
「やり遂げる」という体験をしてほしかったと、先輩より後日談。

無理と思うことでもまずはやってみる。
努力は裏切らない、など、味わったことのない充実感を味わう。

その他、マニュアル作成のノウハウ、
研修実施スキル、社員教育の極意、
仕事への向き合い方、人として大切なマインドなどを教わる。

同部署の計数担当に着任。
トレーナーの仕事にようやく慣れてきたころ、
同部署の計数担当へと異動になる。

またも異動!!

着任早々、外部のExcelとAccessの上級者講習を受講し、短期間でPCスキルを徹底的に落とし込まれる。

その後、社内データベースとにらめっこの日々がスタート。

朝作成して部内に発信する日報に、毎日ミスが見つかる。
何度やっても、ミスが続く・・・

部内から冷ややかな目で見られる私に、
同僚や先輩、遠く離れた大阪支社の先輩からも
毎日のように励ましやアドバイスのメールが届く。

ポンコツでしかなかった私に、
みんなが優しくしてくれて、
仕事を通して色んなことを教えてもらう。
この頃を思い出すだけで、いまでも胸が熱くなる。

人として周りに育て直してもらったのがこの頃。

一方で、感謝の気持ちは持ちつつも、
いつまでも周りに貢献できない自分の至らなさに、
逃げ出したくなる。

私にはもっと向いている仕事があるはず!
もっとやりたいことを追求する人生にしよう!なんて・・
必死に自分に言い聞かせて、退職を決意。

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経歴② アパレル販売員 新人~サブ時代

●アパレル販売員 新人時代
生意気にも今度は小さな会社で働いてみようと、
店舗数が1店舗の小さなブランドにアルバイトとして入社。

時給850円
前職との収入の違いに一瞬怯むも、
必ず結果を出して出世する!と満を持して応募する。

もう24歳ですが、まだ大丈夫ですか?と
面接で聞いたのが懐かしい。

年下の先輩もいる中で、鼻息荒く初日を迎える。

入社して半年
いつまで経っても接客の要領を掴めず、
何をどうしても売れない日々。
鳴り物入りで入社したものの、
私より後に入った後輩にも売上を抜かれる始末。
そのうち、店頭で販売するよりストック整理を好んでやるように。

まだまだ小さなブランドで全てが発展途上だった事もあり、
顧客情報をデータ化したり、
ストックを改造して作業効率を上げたりと、
先輩たちの言動を先回りしてキャッチしながら
バックヤードのお困りごと解消に奮闘する。

スタッフの間でも、常に盛り上げ役を買って出る。

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●アパレル販売員 2年目
相変わらず接客では結果が出せないままだったが、
先輩スタッフから少しづつ重宝されるようになる。

接客で貢献できない分、他で頑張るしか無いと毎日必死に動く。

それでも、売れない日々は地獄でしかなかった。

諦めて辞めるか、それとももう一度接客と向き合うか・・

大好きだった前職を辞めてまで入ったアパレル業界。
退職はいろんな言い訳を並べたものの、完全に逃げであったことは自分が一番良く分かる。

同じことは絶対繰り返したくないと、一念発起。

先輩、後輩、競合店、百貨店で徹底的に接客を観察する。
同じ人間なのに、何が違うのか、
自分と比較して違いを見つけては、実践しながら更に分析する。

●接客に目覚めた サブ時代
接客研究が日課になってきた頃、
あることに気づく。

売れている人がやっていることを、私はやっていない
私がやっていることを、売れる人はやっていない

なんと!
「この際、モノマネでいいから、全てをコピーしよう!」
そう、TTP=徹底的にパクる!!

・笑顔の作り方
・話し方(声色、声のトーン)
・相槌の打ち方
・立ち位置(お客様との距離)
・商品の持ち方
・アプローチの言葉
・商品のメリットトーク
・お客様の褒め方
・提案タイミング
・提案方法
・etc・・・

毎日、こっそりモノマネし続けた。

すると、少しづつ以下のような言葉をいただけるように。

「これ全部ください!」
「とてもいい買い物ができました」
「また是非お願いします!お名前なんていうんですか?」

・・・と、これまで聞いたことのなかった言葉が次々と。
嬉しかったな~、有頂天になったな~。

ちょうどその頃、
新店OPENに合わせてサブに昇格、
路面店から商業施設のテナント勤務に。

経歴③ アパレル販売員 店長~MG時代

●がむしゃら 店長時代
新店の売場に慣れてきた頃
前任の店長の退職とともに店長に昇格。

売上は作るもの!をスローガンに、
前のめりで出来ることを探して片っ端から試す毎日。

館で開催される店長会には皆勤賞で参加。
他店の店長と積極的に情報交換をして、
良いと思ったことはどんどん自店舗に取り入れる。

メンバーにも恵まれ、フェアーやセール前は全員で戦略会議。
やればやるほど売上が取れる。

店長として初めて迎えた冬のセールで、フロア単日最高売上を出す。
同年の接客コンテストにも自ら出場し、ブロンズ賞を獲得。

社内でもその功績は高く評価され、成果が自分の自信に繋がってきた頃、
店に一本の電話がかかってくる。

●ヘッドハンティング 勘違いマネージャー時代
まだデビュー間もない新しいブランドから
お声がけをいただき、半年待っていただいた末にMGとして転職。

早速、前職でやってきたことを売場に活かそうと奮闘するも
全く結果に繋がらない。

あれ?お客様の反応が全然ちがう・・・
商品も売りづらい・・・

そんな姿を見た店長達からは、全く受け入れてもらえず、
早々に総スカンをくらう。

アパレル人生、最大の挫折。

この時、今後の私の活動のメインテーマとなる、重要なことに気がつく。

前職で売れていたのは、私の実力ではなく
ディレクターの人気と知名度よる、ブランド力だった・・

私が身に付けてきたもことは、商品と場所、環境が変わっただけで、
何も再現できない見せかけのノウハウだったと痛感する。

ブランドの知名度もない、ファンも付いていな状態で売れてこそ
本物のスキルであり、揺るぎないノウハウになると実感。

マネージャーでありながら、一から店舗運営、接客を学び直すことを決意。

自分のスキルを疑いつつ、結果を行動の基準にして、
身に付けてきた接客も、お客様の立場に立ってアップデート。

接客に付く前後でどんな変化をもたらしたいのか、
顧客満足とは何なのか・・点と点が線になるまでとことん考え抜く。

2年後、担当店舗が全社全ブランド総合で売上伸び率1位となり表彰される。

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接客だけではなく、場所や商品、人に振り回されない
揺るぎない店舗運営ノウハウを蓄積できたと実感できた頃、
本腰を入れて、後進の育成に取り組む。

店長会では、自ら研修を企画して実施。

これが社内で評判を呼び、
他ブランドからも研修のオファーをもらうように。

JCB時代のトレーナーの経験をフル活用して
蓄積してきたノウハウや知識を改めて整理し始める。

経歴④ アパレル販売員 独立

●MGから研修講師へ
その後、販売代行会社に転職し、
MGをしつつ、本格的に研修のカリキュラムを作るようになる。

必要だと思ったスキルは片っ端から学びにも行くように。

そうして社内で実施していた研修が発展して、
社外研修の機会もいただく。

多くの販売員に研修を行う中で、
みんな共通して接客がうまくなりたいと思っているし、
昔の私のように、多くの販売員が接客の手応えを感じられていないことに使命感を抱く。

もっと多くの販売スタッフの魅力を引き出し、
売場を笑顔で溢れる場所にしたい!と思うようになり、
31歳の時に独立を決意。

経歴⑤ まとめ

と、長くなりましたが
私の独立までの経歴はこんな感じです。

落ちこぼれで何者でもなかった私ですが
後から色んな経験や情報に触れたことで、
現在は少なからず何者かにはなれているところです。

このnoteを通して、普段出会わない方々と繋がり、
私の経験や知識、思いなんかをお伝えすることで、
おこがましながら、誰かのお役に立てれば、
こんな嬉しいとことはないと思っています。

これからどうぞよろしくお願いします。

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