演劇を始めた人はまず、鴻上尚史の本を読もう
みやまるは1年半だけ劇団(正確には大学の演劇部だが、「劇団」と呼ぶ方がどうもしっくりくる)に所属していた。劇団を去った後も、音楽イベントのスタッフや講談に挑戦するなど、「演劇的」な活動は細々とではあるが、今なお続けている。
演劇を始めるにあたって、手あたり次第に図書館で演劇に関連する本を読んだ。周りは高校演劇をやっていた人間ばかりで、小~高校まで演劇部すらない学校を卒業していた自分の、自分なりに周りとの差を埋める努力であった。シェイクスピアから本谷有希子まで結構な冊数、戯