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(備忘録)2023年を振り返る~南アフリカから日本へ(前半)~

2023年は、なぜか「翔」という漢字を思い描いていた。こちらが年始に描いた「翔」の文字。

こんなに飛び回る一年になるとは、、、
なんとなく予知していたのか⁈

「いやー、ほんとうに忙しい一年だったね、走り抜けたね」と家族とも語り合った2023年末。自分の記録のためにも、2023年を月ごとに振り返ってみたい。まずは、地球2周以上の90,000km移動した前半6月まで。

1月 フランス→南アフリカ→日本→南アフリカ・ヨハネスブルグ→ケープタウンの旅

2022年年末は、南アフリカのヨハネスブルグからフランスのパリへ家族旅行。この旅行は、本当は11月に長男が海外から挑戦した中学受験の合格祝いの予定だったが、なんと驚いたことに不合格という結果だった。

旅行中も勉強して、もう一度、1月にリベンジ受験する!という長男の固い決意の下、私達はフランス旅行を決行した。シャンゼリゼ通りを歩きながら、「なぜ読書は必要か」「友情とは」「地球温暖化防止のために何ができるのか」など語り合いながら、のフランス旅行。

パリやモンサンミッシェル、ディズニーランド、メッシやエムパベが所属していたPSGのサッカー観戦もしたり、フランス旅行を満喫し、大晦日は飛行機の中で新年を迎えた。

2023年1月1日、ヨハネスブルグに到着。

翌2日には、長男、次男と私の3人で、日本に受験帰国。我ながらすごいスケジュール(笑)次男は実家に送り込み、長男と私はホテルで受験対策キャンプ。国際生枠での受験は日本語と英語のエッセイ。どんなテーマが出るか分からない。とにかく思い浮かぶテーマについて日本語と英語でエッセイを書いて書いて直して直して、、、厚さにして3cm分くらい書いた。その間、南アフリカでの経験を振り返りながら、そこから何を感じたのか、学んだのかなど、語り合った。今思えば、とても貴重な親子の時間を過ごすことができた。

受験を終えた後の長男の表情は、やり切った!という清々しい顔!ヨハネスブルグに戻るトランジットのドーハで、合格したことを知った。長男のあの喜びの笑顔は忘れられない。

月末には、南アフリカのケープタウンへ。子どもたちは、初めてのサーフィンやテーブルマウンテンを楽しんだ。

初めてのサーフィン🏄

2月 ヨハネスブルグ→オランダ・アムステルダム

4月から寮生活が決まった長男と4人で過ごせる時間もわずか。2月は私の誕生月ということもあり、まだ行ったことがなかったオランダに行くことに。

真夏のヨハネスブルグから真冬のアムステルダムでは、とても短い旅行だったけど、ゴッホ美術館や風車、チーズなどを楽しみ、ヨハネスブルグで出会ったオランダ人家族とも再会できた。

東京駅が見本にしたというアムステルダム駅
いろんなところで見かけた花自転車。可愛かった❤️
ゴッホ美術館では、ゴッホが生涯を閉じる直前の作品から遡って鑑賞したので、
子どもたちにはちょっとショックだったかも😨

そうこうしているうちに、なんと私達も日本に帰ることになり、、、

慌てて海外引っ越しの準備。でも、気持ちが乗らない。。。だってまだ南アフリカでやり残したことたくさんあるから、、、

少しずつ荷物を減らしながら、友達との時間を大切に過ごした2月。

この頃は、リモートで、長男の中学入学準備もしたり、なんだか忙しすぎて記憶にない。

3月 己書体験会 in 南アフリカ/ナミビア旅行/お別れ会

2022年12月、私は一般社団法人日本己書道場から師範の資格をいただいた。アフリカ大陸で初で唯一の己書師範。いよいよこれからアフリカの人々に日本の文化をお伝えしていく活動をしていこうと思っていた矢先だったのに、日本に帰ることになってしまった(泣)

少しでも、筆ペンで文字を書きながら日本のことを紹介したい、、、そう思い、なんとか2回ほど体験会を開催。アフリカの人々の自由な発想は本当に素晴らしい!とにかく笑いの絶えない楽しい時間だった。

南アフリカの大事な仲間たち
もっとやりたかったなぁ

そして旅行好きな私達。アフリカにいる間に行きたいと思っていた国はたくさんあったけど、絶対行きたい!と思っていたのが、ナミビアのナミブ砂漠。3月の次男の誕生日にかこつけて、なんとか決行!

そして、ナミビアの旅は、これまでの旅行の中でも、最高に素晴らしい旅だった。自然の美しさに感動しっぱなしの旅。砂漠の中での宿泊や、砂漠の中をクワッドバイクで走ったり、小型飛行機ツアーで、空の上から砂漠を眺めたり(子どもたちはパイロット体験で操縦もさせてもらったり)、砂漠のど真ん中でワインと牡蠣を食したり、、、最高のアフリカの思い出になった。

“Big Daddy”往復4時間の砂丘ハイキング。股関節を痛めていた私は下でお留守番。
美しいデッドフレイ
4人で砂丘をレース
壮大な砂丘をクワッドバイク
(四輪バイク)で走る💨
気持ちいい!
サンドサーフィン
砂丘でボディボード
全身砂だらけ
ラクダの高さは2m超え!結構高い!
子どもたち、リアルパイロット体験!
50kmにも及ぶ砂漠
砂丘と海
砂丘ドライブの後のご馳走様
ナミビアは牡蠣が最高!
朝からビュッフェで
牡蠣とシャンパン🥂🦪がある
美しいアフリカの夕陽

引っ越し準備に旅行に、クタクタになりながらも、もうひとつ成し遂げた大仕事は、子どもたちのお別れ会。クラスの全員を招待してペイントボール!ペイントが入った玉を撃ち合う野戦。お父さんたちにも参戦してもらい子どもたちは大喜び!日本に帰ったら、こんなワイルドな遊びなかなかできないぞ!

みんな、6年間、ありがとう😭

もうこれで、悔いを残すことなく日本に帰れる。

4月 南アフリカから日本の北関東へ引っ越し

桜も見頃の4月頭

最後はバタバタと友人たちとお別れし、なんとか150箱ほど荷物を詰め終わった。南アフリカに行った時は、7歳と5歳だった子どもたちも、もう13歳と11歳。学校で制作した作品やらお友だちからいただいたプレゼントやらで、大荷物。

日本に到着して3日後は長男の中学入学式と次男の転校。市役所で転入届出したり、学校の手続きしたり、、、ホテル住まいをしながら、よくやったと思う。

自宅を貸し出し中だったため、新たにマンションを借りることに。次男の学校を決めてから、その学区内にあるマンションを探したら、選択肢がかなり限られていた。後から知ったのだが、この地域は非常に教育レベルが高く人気の地域らしい。

とりあえず、非常に狭いので(南アフリカでは、ベッドルームが4つ、トイレが5つ、プールもあるような家だったので、どんな家でも日本の家は狭いんだけど、笑)、長男は予定通り寮生活を開始。この選択は正しかった。引っ越し作業もままならない状況で、新しい学校生活のリズムを作り上げるのは大変だったから、寮で同級生達に日本の学校生活を教えて貰いながら、リズムを作ることができたのは本当によかった。

さて、私はどうだったかというと、海外引っ越しの準備やら何やらでかなり体に負担がかかっており、もともと煩っていた変形性股関節症が悪化していた。日本に帰ることになったことが判明してすぐに、日本で診てもらえそうな医師を探し出し、メールでコンタクトをとっていた。日本に到着する前から予約を入れてもらい、すぐに受診。子どもたちが夏休みに入ったら、すぐに手術をすることに決めた。この頃は、もう杖を使わないと歩けないくらい悪化していたので、極力人と合わないようにしていた時期でもある。アフリカロスもあり、体調不良もあり、ちょっとブルーな時期だった。

5月 GWは農場でのんびりと     

5月の記憶があまりない(笑)
GWには、ちょっと足を伸ばして農場ステイをしたくらい。あと、次男の運動会があったかな。

シンプルな暮らし
台湾からのウーファーと卵のチェック
かわいいこぶた
毎日新鮮な卵をありがとう
産みたて卵を初めて触った。あったかーい。

6月 引っ越しの挨拶に行ったら、警察呼ばれた!

大事件が起きたのが6月。詳細はこちらをご覧ください(笑)

翌日届いた南アフリカからの荷物には、こんな大切なものたちが入っていました(笑)やっと自分のお気に入りに囲まれた生活ができる。

6月も、なんだかあっという間に過ぎ去っていっちゃった。

南アフリカ旅行中に農場で見つけた
ワイルドビーストのトロフィーと
お友達手作りのイノシシの牙を
持ち手にしたナイフ。
大好きな南アフリカの国花・プロテア


原稿用紙9枚分にも亘る備忘録をお読み頂き、ありがとうございます。後半も続きますので、お楽しみに。







最後までお読みいただき、ありがとうございます。これからも、「いまここ」の私が感じていること、考えていること、活動していることなど、アフリカ、教育、育児、シュタイナー教育、己書などをキーワードに気ままに書き綴っていきます。

フォロー頂ければ嬉しいです。

バイリンガル子育て、南アフリカのシュタイナー学校での子ども達の様子を綴ったブログ(2010~2022)もどうぞご覧下さい。

https://ameblo.jp/my-kids-diary/



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