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想像力豊かな人は、目標や計画を立てない方がいいかも。

今回も、"自由に生きるためのヒント"というテーマで、想像力のあるアイディアマンは、目標や計画を立てない方がいいかもというお話です。

想像力のあるアイディアマンは、目標や計画を立てない方がいい

学校の勉強や部活でも、社会人の仕事でも、"目標を立ててしっかり計画を立てることが重要"という風潮があるじゃないですか。ビジネスメソッドのPDCAがまさにそうですよね。

でも、そういった"ゴールから逆算して計画する"というやり方は、アイディアが浮かぶタイプの人にとっては逆効果な気がするんです。

目標や計画は義務感を生み、心が死ぬ

というのもPDCAって確かもともと"工場の機械の効率化"のために作られたメソッドだったかと。つまり人間のモチベーションが入ってないんですよ。なので、モチベーションのケアを別で考えておかないと心が折れてしまうと。

企業なんかだと目標達成の報酬を用意したり、上司が部下にモチベーションが上がるような言葉がけをしたりした心が折れないようにすると。
でも自分はそれがすごい嫌いだったんですよ。で、このnoteの読者さんのほとんどの方も自分と同じように、飴と鞭で頑張れないタイプだと思うんですね。ぶら下がったニンジンに興味がないといいますか。

例えば"給料アップ目指して頑張れ!"と言われると嫌な気分になって萎えますし、上司から"最近どう?順調?"と声をかけられたら、"うわ、この人は目標達成にしか興味ないぞ!!監視してきやがった!!"と思うわけです。で、周りからは"あいつひねくれてんなぁ"と言われるおまけつきという。笑

なんというか、プランを立てた瞬間に自分の中で計画すべてが義務に変わってしまうんですね。計画通りに実行する"自動化"に対して、自分が目標達成のための機械になってしまう感じがして。"余計なことはしちゃいけない" "よそ見したり、横道にそれちゃいけない"というのが窮屈で仕方ないんです。

"お金が欲しい!!"  ”出世したい!!"などといった、ゴールや報酬を大事にしている生き方の人ならPDCAでいいと思うんですよ。最短距離で報酬に近づけるので。

でも自分のように"ゴールより、道中の方が大切だ!!"という人間にとっては、自由に止まったり方向転換したりスピードを変えたりできないことって息苦しすぎて心が死んじゃうんです。

自分はギアをニュートラルにしていたい人間で、PDCAは無理やりアクセルを踏ませると。でも心は拒否するので無意識にブレーキ踏むんですね。でも仕事なので計画通りやらなきゃいけないので、ブレーキを踏みながらアクセルを踏むと。これはもう、心がぶっ壊れるにきまってるじゃないですか。笑

だから目標や計画は立てない方がいいと。

目標や計画を取っ払うと、アイディアや行動が止まらなくなる

逆に目標や計画を無くして、ギアをニュートラルに入れた途端に、命令や強制をされなくても勝手にアイディアや行動が止まらなくなるんですね。

関心を持ったことに、いちいち立ち止まったり横道に逸れてよくなるので、"これってなんなんだろう?"  "こうやったらどうなるんだろう?"と、好奇心に従って動けるようになるんです。

思い返すと、部活も自主練の時の方が練習時間が伸びたり、引退してチームを離れた後の方が競技に熱中したりしていたり。学校を卒業した今の方が勉強をしていたりと。このnoteの読者さんはそんな感じじゃないですかね?

で、この生き方をし始めると、これまでの"余計なことを考えずに、目の前のことに集中しなきゃ!!" "目先の結果、最優先!!"と考えていた時間がいかに苦痛だったかが分かるようになります。

短期的には損するが、長期的には得をする=投資

で、この生き方のデメリットは"時間軸がなくなる"ということです。
受験や部活に置き換えると、"高校3年間のうちに結果を出す"ということができなくなるんですね。

それは当たり前で、だって勉強や練習の最中に。"ここはテスト範囲には関係ないけど気になるなぁ"とか"結果に繋がるか根拠はないけど、誰もやったことのない練習をやってみよう"とするんですから。笑 "3年間"みたいな短いスパンだと確実に損をするんですね。周りに比べて結果が出ないと。

でも誰もやっていないことに挑戦する時間なので、その時間が発明を生むんですよ。エジソンが電球を発明しようとしたり、ファーブルが昆虫を観察している時間と同じですね。

あれって受験戦争とか出世争いとは無縁の世界じゃないですか。おそらく10年以上は1円の稼ぎにもならないですし、周りに変人扱いされるし。
でも、その時間で発明したものとか、身につけたノウハウって誰も持っていないものなので、10年後には自分だけの財産になっていると。つまり投資なんです。

"皆がやっていることを自分も頑張る"って投資としては微妙なんですよね。
今はまだ"言われたことを頑張れば、受験や就活で勝てる"という文化が残っていますが、実際には誰でもできるようなことなんてAIに奪われちゃいますし、今の学生が定年するまで残っている大企業なんてほぼ皆無でしょうし。受験や就活にすべてを投資するのは果たして合理的なのかどうかと。

まとめ

なので、目標や計画を立てて窮屈になっているというのなら、いっそのこと何も決めずに好奇心に従って過ごしてみるのものもいいかもしれません。

短期的なデメリットはあれど、長期的なリターンがかなり大きいと。

ということで今回は、想像力のあるアイディアマンは、目標や計画を立てない方がいいというお話をしてみました。

ではまた次回!

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