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蜷川実花展に行って少しモヤッとした話

※本記事は一部展示のネタバレ含みます。 東京の虎ノ門にあるTOKYO NODEで開催されている蜷川実花展に行ってきた。 蜷川実花さんといえば、独特な色彩感で写真や映画を作っている方というのが僕の認識である。 展示の内容としては、蜷川氏がよくモチーフとして用いる「花」や情景的な風景を、写真や投影作品、造花などを組み合わせたものとなっている。 TOKYO NODEには大きな吹き抜けの展示室があるみたいで、その空間を全面的にプロジェクションしたダイナミックな展示があった。

退職してフリーランスになろうか迷ったときに一番心に刺さった本

フリーランスになったとしても何をしたらいいのか分からなかった僕は、とりあえず本を読み漁った。 色んな人の人生論から学ぶことはたくさんあった。 だけど、答えを出して行動をするのは結局は自分だということがはっきりとした。 自分のするべきことは何かを一生懸命考えた。 毎日頭が熱くなるほどに考え続けて、なんだか胃も痛くなって、寝るときも布団の中で頭が回転してしまって寝つきが悪くて大変だった。 そんな毎日の中で本を読み続けて出会った本は数知れず。 その中でも一番心の中に残っ

習慣化できた5つのこと。新年始まっちゃったけど2023年振り返る

2023年は継続の年だった。 普段は三日坊主でなんでもやめてしまう僕が色々と新たな習慣を身につけることができた。 一つ目、ドラム これは2022年から続いている新しい趣味。 月1でレッスンに通っていて、課題曲もあるから結構必死に毎週スタジオに通って練習をする。 やっぱり「好き」という原動力は習慣化を少し楽にしてくれる。 というよりもやめるという選択肢がない。 二つ目、英語 2023年の1月1日から始めた英語の勉強。 英語を喋る機会は日常の中でほとんどないのだけれど、y

帰省した。父親の頭が少し寂しくなっていた。

皆さん、2024年もよろしくお願いします。 実家に着いた途端に大きな地震。 被災された方々の安全を心から願っています。 1月2日の朝、アラームもかけずに寝たからか普段より少し遅めに目が覚めた。 母親の作る朝食を食べ、コーヒーを飲んでまったり過ごす。 大きな災害によって不安な空気が世の中を包み込んでいる時は、このような何気ない時間がありがたいものだと感じてしまう。 実家での過ごし方は意外と難しい。 今日は柄にも無く何年かぶりに絵を描いた。 SNSで繋がっている方々

退職してどうしていいか分からなくなった自分がフリーランスという存在を知ったときの心境

退職後、時間の有り余る僕はこの先の人生をどう生きていくのかについて徹底的に考えた。 考えれば考えるほど、お先真っ暗なように思えてくる自分の人生になんとか光を見つけようと狭い部屋の中で日々考えていた。 この小さな6畳の部屋の中でできることと言えば、インターネットの大海原で情報収集をするか、読書で新たな世界を垣間見るかだ。 読書に人生の答えを求めていた僕は、薄々勘づいていた。 読書に答えを求めたところで最終的に行動する決断をするのは自分であると。 いくら本を読んで、ために

「〇〇しなきゃ」思考が自分を苦しめる。

「〇〇しなきゃ」という言葉が常に脳内にある。 家事をしなきゃ。勉強しなきゃ。運動しなきゃ。風呂に入らなきゃ。 人間、生命活動を維持するためには最低限しなければならないことはある。 しかし、それ以外にも自分に必要なものが何かを自覚し、身につけるために「○○しなきゃ」という思考に囚われてしまうことがある。 僕は趣味のドラムやコツコツ勉強している英語などがそれにあたる。 ドラムの練習しなきゃ、英語の勉強やらなきゃ。 あとは、運動不足解消のためにジムの契約もしているので、

飽くなきモーニングへの探求心と失敗と

僕は1日の中で午前中の時間帯に全てを賭けていると言っても過言ではない。 朝の時間が一番大切だ。 その中で重要なのが朝ごはんだ。 平日は出勤前だから自分で作って家で食べる。 休日は、特に予定も入っていなければモーニングを求めて家を出る。 いかにモーニングで充実した時間が過ごせるか、前日の夜からそわそわしている。 今日は、街でも有名なカフェのモーニングに行こうと土曜の夜からウェブサイトを見ては相変わらずそわそわしていた。 朝起きて、オープンの時間に間に合うように家を

読書よ、僕をこの世界から引き離してくれ。

読書が好きだ。 最近は特に小説を読むのが好きだ。 自分の体験したことのない世界、体験したことのない心理状態を想像できるところに面白みがある。 現実の鬱屈とした僕の心を、全然違う世界に連れて行ってくれる。 ほんの数十分程度の読書だけど、読書をしている瞬間だけは僕の意識はこの世界にいない感覚。 本ってただの文字の羅列だというのに、これほどまでに人間の意識を惹き込むことができるのか。 そして本は、読む場所を確保しやすい。 スマホさえあれば読める。でも僕はkindlep

なんだかんだで写真を撮るのが好き。

僕はX(旧Twitter)をやっていて、そこでは主に写真を投稿している。 今のアカウントは3年くらい前に作ったもので、気が向いた時に写真を編集しては投稿している。 写真を撮るのは大体旅行に行ったときくらいで普段からカメラを持ち歩いているわけではない。 というのも、見慣れた風景で撮りたいと思うことがめったにないから。 SNS上で見かけるいい雰囲気の写真を撮っている人は、大体そういう普段の何気ないところに趣を発見して写真に収めている。羨ましい。 実は僕も何度か自分の日常

美味しい朝ごはんで1日が始まる。

ここ2年くらい、毎日朝食を食べる習慣がついた。 メニューは食パン、ベーコン目玉焼き、サラダ、スープ、ヨーグルト そして食後のコーヒー。 めんどくさがりやだからコーヒーはお湯を注ぐだけのやつ。 ひとつ前の会社に勤めているときは6時起きで、7時過ぎには家を出ないといけなかったけど、意外と朝食をとる余裕があった。 朝食を準備して食べ終わったらすぐ身支度をして出発していたけれど。 今の職場は9時に家を出ればよくなり、朝の時間にとても余裕があるのでネットサーフィンしながら朝