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読書よ、僕をこの世界から引き離してくれ。

読書が好きだ。

最近は特に小説を読むのが好きだ。

自分の体験したことのない世界、体験したことのない心理状態を想像できるところに面白みがある。

現実の鬱屈とした僕の心を、全然違う世界に連れて行ってくれる。

ほんの数十分程度の読書だけど、読書をしている瞬間だけは僕の意識はこの世界にいない感覚。

本ってただの文字の羅列だというのに、これほどまでに人間の意識を惹き込むことができるのか。

そして本は、読む場所を確保しやすい。

スマホさえあれば読める。でも僕はkindlepaperwhiteで読むことが多い。

あの画面の、紙ともデジタルなスクリーンとも言えない不思議な質感が好き。

最近読んでいるのは、ドストエフスキーの「罪と罰」

陰鬱な展開が続くが、主人公の心理状態を追体験していく感覚が心地よい。

といってもまだ1/3くらいしか読んでいないけど。


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