現代語訳『古今和歌集』(500)

【 原文 】
夏なれば宿にふすぶる蚊遣火《かやりび》のいつまでわが身下燃えをせむ (500)

【 現代語訳 】
夏になると家で焚く蚊遣火《かやりび》のように、わたしはいつまで恋の火を燃やし続けるのだろうか。


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