現代語訳『古今和歌集』(159)

【 原文 】
こぞの夏鳴きふるしてしほととぎすそれかあらぬか声の変らぬ (159)

【 現代語訳 】
去年の夏、ほととぎすの鳴き声を何度も耳にし、すっかり聞き慣れてしまった。今年も声が変わらないのはあのときのお前なのか、それとも違う鳥なのか。


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