現代語訳『古今和歌集』(495)

【 原文 】
思ひいづるときはの山のいはつつじ言はねばこそあれ恋しきものを (495)

【 現代語訳 】
常磐《ときわ》山の岩つつじのように、言わないために思いが伝わらないのが苦しく切なく、あの人のことをいつも思い出します。


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