<終末の人間>とはわたしたちのことなのかもしれない
ニーチェのこの言葉を知っていますか?
この言葉にはじめて触れた時、何とも言葉にしがたいものをニーチェにつきつけられたそんな気がした。
今の時代は、まさに虫けら同然の人間ばかりになってしまっているのかもしれない。ぬくぬくとした場所に逃げ込みというのは、自分を誰も否定しない、言ってみれば、自分ワールドの事。この自分ワールドの中で暮らしていれば、誰とも接触することはなく、ただ自分だけが幸せでいられる。
ニーチェは、この自分ワールドの中に自分に都合の良い人間を引き入れて、そのものとからだをこすりつけて生きているものに対して猛烈なバッシングをしているようにも思う。
なにもかもあきらめ、とりあえずで生きているわたしたちにとってはとても耳の痛い言葉だ。
私はこの言葉を聞くと何か自分の背筋がピンと張るような気がする。
そして、その耳には常に「生ぬるい生き方しているんじゃねえ!」とそう言われている気がする。
あーだ、こうだといっていないで、ちゃんと自分と向き合って生きてみろ!もっと強烈に生きてみろ!生きることはそんなに生ぬるいことじゃない。
あーだのこうだの言っているうちに、時間なんてものはどんどんと過ぎていく。ならば、今自分がどう生きるかをもっと真剣に考える。まだまだあきらめるのは早い。もっと自分の人生に食らいつけ、そして、負けるな。引くな。こうニーチェはわたしたちに言っている気が私にはする。
だからこそ、いつもこの言葉で自分を律しながら、クライアントさん真剣勝負でその都度向き合わせて頂いている。
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