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たまご、玉子、卵

こんにちは、アラカンのおかんです^^ コロナで経営していたゲストハウスのお客様がほぼゼロに😵日々悪戦苦闘しながらもほっこりしたものを書いていきたいと思っています😄

たまごって魅力的な食べ物だと思いませんか。いろいろな料理に使えるし、たまごそのものも、おいしいですよね。おかんの家でもたまごがなくなると、「たまご買いに行かなくっちゃー」となります。今日はそんなたまごの話です。

コケコッコー

ここは田舎のおばあちゃんの家。おかんが小学生の低学年だった頃におばあちゃんの家でしばらく暮らしていました。玄関を出て道路に出る途中に、にわとり小屋があって、その中にはにわとりが数羽、飼われていてました。朝になると「コケコッコー」と鳴きます。おばあちゃんは、おかんに「たまごを取ってきて」と頼みます。おかんはにわとり小屋に入るのが苦手でした。小屋の戸を開けて足を踏み入れると、にわとりが、いっせいにこちらを見て睨むようで怖かったのです。そしてたまごを取るのは、もっと至難の業でした。恐る恐る手を伸ばし、にわとりの巣のたまごを取るのですが、つつかれそうだったからです。そうやって手に入れたたまごは、朝ごはんになります。まだ暖かいたまごを「卵かけご飯」にするのです。新鮮なたまご、最高ですよね。でもおかんは、その産みたてのたまごが、フレッシュすぎて生々しい感じで、食べるのがいやでした。そしてその時だけは急に食欲のない子になってしまったのです。おばあちゃんは孫に美味しいものを食べさせたかったのにね。

焼き方教えます

時は変わり、ここは築地の場外市場。暮れの頃に母とお正月の買い出しに行った時の話です。午後からは雪がちらつくと予報の通り、チラチラと雪が舞ってます。お店を見て回っていると、厚焼き卵専門店がありました。焼きあがった厚焼き卵がショーケースにずらりと並んでいます。ここで調達しようと選んでいると「厚焼き卵の焼き方教えます」の張り紙が。店員さんに聞くと、何と無料で教えてくれるということです。食べものに関しては探求心旺盛なおかん。「店の厨房に入って、秘伝の焼き方を伝授してくれるなんて、ラッキー」と母と二人で厨房に入っていきました。何台も並ぶガス台。厨房の中では職人さんが中央のテーブルに置かれた大きなボウルに入った卵の液体をお玉ですくい、四角い卵焼き器に流し込んでは焼いています。隅に陣取ったおかんたちは、職人さんに教えてもらいながら、その液体を卵焼き器に流しては巻いていき、それを繰り返します。そうこうするうちに、卵は層を重ね、ふっくらとした厚焼き卵が出来上がりました。「店の卵焼きみたいに上手だね」とお褒めの言葉をいただき、おかんも「えへへ」とまんざらでもない気持ち。そして焼きあがった厚焼き卵はお持ち帰りとなり、肝心のお店の卵焼きは買わずじまいとなったのでした。

オーバーイージーって何?

ところ変わって、ここはサンフランシスコのダイナー。ダイナーは日本のファミリーレストランのような存在で、朝食に行った時のことです。メニューにたまご料理が載っています。が、日本のように写真付きではありません。朝食に定番の目玉焼きはフライドエッグといいます。そしていざ注文しようとすると、これがややこしいのです。紹介すると、サニーサイドアップは日本でもおなじみの片面焼き。オーバーイージーは両面焼き半熟の焼き。オーバーミディアムは両面を中程度に焼き黄身は多少固い。オーバーハードは両面焼きで黄身も固いといった感じです。それに、ポテト料理のハッシュドポテトやソーセージを付けたりします。しかし、注文初心者だったおかんは、メニューを見たとき「なんじゃ、こりゃ」と。何がなんだかさっぱりわかりません。周りで目玉焼き食べている人が賢く見えた瞬間でした。おかんは目玉焼き食べるのも大変な国だなあと思ったのでした。

さいごまでお読みいただきありがとうございました。スキやフォローもしていただけると励みになります。それではまたね。ばいばーい😃

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