私たちの周りはさまざまな病気が取り巻いています。

ガンに心臓病、糖尿病といった生活習慣病をはじめ、アトピーや花粉症、エイズなどの難病は増える一方です。

また、病気とは言わなくても、冷え性、便秘、頭痛、ストレスなどを訴える人は多く、ほとんどの人が何かしら不調を抱えています。

そういった背景から現代は「健康」に関心が寄せられていますが、テレビに出てくる情報や巷に広まる健康法など情報が溢れることでどれが正しいのかが分からなくなってしまいます。

"いったいどんな食事をとれば私たちは健康になれるのでしょう？"

答えは簡単です！
自然の摂理に沿ったもの、気候風土に合ったものに食を戻せば良いのです。

たとえば旬の食材。からだがその季節に順応して、毎日を生き生きと過ごせるように調整する力が自然とそなわっています。旬の食材は、自然本来のいのちがはつらつと輝いています。

その逆が巷に溢れる栄養強化食品です。ビタミンEやC、鉄分やカルシウムが添加されていますが、抽出された薬効成分の寄せ集めに"いのち"の働きは期待できるでしょうか？

一度、皆様にも考えていただきたいポイントです。私が旬の食べ方を季節毎にお伝えしていることにも繋がります。

食はいのちを育み、人間性をつちかっていく原点です。あたりまえの事ですが、食事は生きるためにいのちをいただく行為なのです。
おいしければ良し、数値上の栄養素のつじつまが合ってさえいればなんでも良し、ではいけません。

世界の長寿国といわれながら、日本にはなぜこんなにも寝たきりの老人が多いのでしょうか？なぜ、からだや心の不調を訴える人が多いのでしょうか？

さらには子どもたちのいじめや青少年犯罪などの社会問題も発展し続けています。

これは今の食べものや食べ方がおおいに影響していることは間違いありません。

人の生理は100年単位でしか変わらないといわれる中、日本の食のスタイルは戦後わずか数十年で激変してしまいました。ご飯と野菜中心の食事がパンや肉や乳製品などの欧米食に変わりました。

その結果、生活習慣病や欧米型のガンが増えたことは現代社会における事実です。また、精製された化学薬品で処理された加工食品が増え、甘いお菓子が氾濫したことが精神作用にまで悪影響を及ぼしていることも科学的に立証されています。

今、欧米では動物タンパク質の過剰摂取が健康を害すること、穀物にこそ理想的な栄養バランスがあることが指摘されています。かつての日本の食事です。

食べものは心身を養うと同時に、からだの調子をととのえるという役割を持っています。まずは食べもののの持つ力や働きを知ることが必要です。

現代社会で添加物を全く取らない生活も可能ですが、難しい人もいるでしょう。そんな方は害になるものをうまくデトックスをする知識も必要ですね。

次回はからだに必要な栄養素はしっかり取り入れて、不要なものは出す「デトックス」についてお話しします。

本日もコラムをお読みいただきありがとうございました。

参考文献『からだの自然治癒力をひきだす食事と手当て　大森一慧　著』

ISHII-Holistic-Earthでは自律神経失調症への手当てなど体の不調に対するしてzoomにてオンラインセミナーなども行なっております。

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私自身、食育インストラクター、リフレクソロジスト、アロマ講師、サロン経営の中で色々なアイテムに経験を通して出会い、現在も出会い続けています。
今、発信させていただいている内容は、何でもやり過ぎ注意であり、無理なく続けられること、そしてストレスにならないことです。
「続けるを楽しむ♪」の心で毎日を過ごしていただきたいです。
まずは自分の心と身体の声に耳を傾けていく事が大切です。
そして発信の中から今、自分にとって役立つ事があれば、お試しチャレンジされてみてください。
内側、外側両方からアプローチで年齢に負けない身体づくり、またホルモンのバランスも変化します。
身体を気遣い自身の心にも目を向けて、大切な人への優しさに繋げて頂きたいと思い発信しています。
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