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退職後の近況記録(1月~2月現在)

昨年は数々のナイストライをさせて頂き、そして、もろくも打ち崩されるという七転八倒を繰り広げ、そして今に至ります。
関わって頂いた友人達、元同僚達、企業の方々、関係者の方々、
本当にお世話になりました。

その中で、離れていったもの、人、時間、場所、
色々と移ろい変わりゆく時期なのかなと考え、憂い、また、歩き出し。
でも、実は周りが動いてるのではなく、自分が動いているのだ、と改めて電車の車窓をぼーっと眺めながら想像していたり。

誰しもそうなのかもしれませんが、自分のメンタルが整っている時とそうでない時で、他者への気遣いや心配り、要はヒトへの興味の度合いが極端に変わる人間だなと、最近はよく自分のことをそう感じます。

それって当たり前なのかもしれませんが、この振り幅が自分にとって苦痛を感じるときが多いです。
“悪人”とまでは言えないですが、“冷たい人間”だと思う事も多く。

よくこんな人間に、今まで関わってくれている人がいるんだなと心から感謝、というか、驚くというか。どこからの目線なのかわかりませんが。

前回のnote:「袂を分かつということ」でも書きましたが、こんな自分勝手な奴にでも関わってくれている人達こそ、大切にしなければいけないのだと毎日思い知る日々です。

ヒトの目線を気にし過ぎる人間だと自己評価しながら、その時自分の『目に入ってない』ヒトは無意識に冷遇する、してしまう。
心に闇が跳梁跋扈しているのかとも思います。
要は自己中心性が強い、わがままな自分ですが、感謝を忘れずに過ごしていこうと思いますので、どうか皆様、今後ともご愛顧ください。

なんかネガティブな前振りになりました。お許しください。
ただ、今後の所信表明をしようとしただけなのですが・・・
やっぱり肉体的にも精神的にも健康であることが重要ですね。

<最近のトライ(&エラー)>

①“メディカル・アグリゲーター”の立ち上げ
プロフィールにも書いた通り、メディカル・アグリゲーターというサービス、というか、同じ志を備える仲間を集める「ルイーダの酒場」(ドラクエ3)をイメージしたプラットフォームを想定したようなHPを作ってみました。

詳しくはHPをみて頂ければお分かりになると思いますが、僕がなりたいのは「アグリゲーター」という存在です。
一般社会ではこの役割が活躍しつつありますが、医療業界にも同じように職種間の壁をもろともせず、有機的にアプローチ出来る役割が必ず必要になってくると信じています。

その方法の一つが、そのような事業を行っている会社で能力を高めるという為に就活をしているのですが、これがなかなか進行しないのであれば、もう自分でやっちゃえ、という気分で看護師向けのサービスを考案しました。
んで、実験は元の職場でさせて頂けないかと考えて、決裁権のある幹部の方と正月にお話しさせて頂きました。
あくまで、
「間接業務に特化した看護師のアウトソーシング」
であり、
「自分という看護師を一人雇い入れるのと実質的には変わらない」
ことをアピールし、
「結果的に整理出来ない業務がはかどる現場と、実践で経験を積ませてくれた自分と両方WinWin」
であることをご理解して頂けて、検討して頂きましたが、
結果的には契約に至ることが出来ませんでした。

医療専門職は基本雇用契約で結ばれてきたもので、これを「委託」するなどといったことはまだまだ受け入れられない風土があります。
加えて、実績も経験も乏しい僕では、それを振り向かせる説得力はまだなかったということになります。

独りよがりになってもいけないので、これからも自分の信念を貫くことと並行して、自分の力を高めるように頑張っていきたいと思っています。
こんなことでは負けない。
そんなことで崩れるようでは退職までした意味がないのだ。
いつかきっとわかってもらえる時が来る。その日まで頑張ろう。
自分がこれからフリーランスでやっていくのかはまだわかりませんが、このようなサービスが当たり前になれば、もっと看護師の働き方に多様性が生まれるきっかけにもなればいいなと思っています。

②医療経営コンサル:書類選考⇒1次面接+筆記試験合格
まさに、ついさっき判明しました。
思い起こせば4月より、コンサル面接2件+広告会社面接1件+病院面接1件+書類選考20件程度落選した僕にとって、いわば初勝利であり、感極まりました。
面接直後から、手応えはあったので、
「これは!」
と感じてはいましたが、東京の前例があるので高鳴る胸を抑えて。

まだこれから2次面接(恐らく最終)があるので、めったなことは言いたくなかったし、ここに書いて不採用になっても見せる顔がないからどうしようと考えましたが、有言実行で自分にプレッシャーをかけるためにも書きました。

あれですね、
面接前って不思議な気分で、会社付近にいると道行く人が全て自分がこれから行く社員に見えたりして、自然と襟を正したり、背筋がピンと伸びたり。当に人目を気にする僕ならではかも知れませんが。

とりあえず、4月に退職した時よりも業界研究や周辺の知識、少しばかりの教養や体験、そして落選した就職活動全てからの気づきなど、総合的に捉えた自分の考えが少しずつでもより深く掘り下げされて形になってきたのだと自覚しています。
そして、それが伝わってマッチしたということなのかな。
会社の事業内容や方針も、僕にすごく合っていると感じました。



故・松下幸之助さんは言いました。
「学ぶ心さえあれば、万物すべてこれ我が師である。語らぬ石、流れる雲、つまりはこの広い宇宙、この人間の長い歴史、どんなに小さい事にでも、どんなに古い事にでも、宇宙の摂理、自然の理法が密かに脈づいているのである」
人生無駄なことなど何もない。


自戒を込めて、本当に看護師って純粋培養で育っていくために、医療や看護以外の知識、見識、教養に乏しく、世間知らずやさんが多いと僕も思いました。(もちろんそうじゃない方もいます)

齢38にもなると性格矯正は難しく、次の面接までに出来ることも相手に合わせることじゃなく、自分を正しく伝えられること。


とにかく、頑張ろう。

いつも読んでくださって感謝します。 医療業界のアグリゲーターになれるように頑張ります。