最近の古着ブームもあり、ミリタリーファッションも今後注目されていくと思うのですが、ミリタリーアイテムをお洒落に着こなすのは実はなかなか難易度高く、いつも通り、レディース、メンズと分けて説明しますね。

○レディース
レディースはメンズほどミリタリーな服を着こなすのは難しくなく、本物のミリタリー服でも意外に着こなせます。

上のコートは、とある古着屋で購入した本物ミリタリーなフロッグコートですが、妻だと違和感ないです。(自身だと、違和感大ありですが、後で説明します)

理由は、もともと男性向けの服なので、女性が着ると自然におしゃれ感が増すんです。

ちなみに、本物ミリタリーな服と言えば上野の中田商店ですが、女性が着ると素敵だな～、と思える服は実は多いです。ただ、ファッションとして展示されていないので、良いアイテムを選ぶには相当な目利き力が必要で、また、店構えが女性だけで入るにはなかなか勇気のいる店なので、洋服狂以外はあまりおススメしないです…

よって、ミリタリーな服を探すのであれば、少し値段は上がりますが、中目黒あたりの古着屋で、きちんとファッションアイテムとして展示したあるお店で探すのが良いです。

一点、レディースは難しくないからと言って、そのまま着てしまうとさすがにメンズライク過ぎるので、フェミニンさが出るアイテムを加えましょう。上の写真だと、靴や鞄になりますかね。

○メンズ
本物ミリタリーは服は、ほぼほぼお洒落に着こなせないと言っても過言ではないです。自身は、過去さんざん試してみましたが、全部惨敗で、着るとただの軍服好きになってしましました…。

よって、デザイナーがデザインしたミリタリーな服を必ず着ましょう。

今っぽいのはGDGのアルファ インダストリーズとコラボしたアイテムかなと思います。

が、デザイナーがデザインしたとしても、ミリタリーな服のクセは結構強いので、そのままではお洒落になりにくいです。

ちなみに自身はフライジャケット(ブランドはScye)を下のように着ています。

お洒落にするポイントは黄色いビビッドなニットです！
と言いたいところなのですが、実は異なり、スカーフです！

スカーフのドレスっぽさが、フライジャケットの強いクセを打ち消してくれて、お洒落になるのです！

このテクニックを学んだのはANATOMICAのピエール・フルニエさんからなのですが、フルニエさんってTシャツ一枚でもお洒落に見えるんですよね～。

何故お洒落なのかゴリゴリ理系らしくよくよく分析してみると、首巻をしているのです。

ANATOMICAってベースはワークなカテゴライズのブランドですが、このテクニックはミリタリーでも応用可能ではないか？、とミリタリーライクなニットにスカーフを試したところ、非常にうまくいきました！

さすがにピエール・フルニエさんほどこなれた感は出せませんが、そこそこいいところまでいけているような気がします。

というわけで、ミリタリーな服を着る時はいつもスカーフをするように心がけているのですが、スカーフ自体は価格も高くなく取り入れやすいので、皆さま、お試しあれ～。

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